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37歳、アトピー肌のスキンケア

37歳、アトピー肌のスキンケア

前回の記事、たくさんの方に読んでいただいたようで、ありがとうございます。
書いた本人が一番驚いています。

その延長線として読んでいただくのがよろしいかと思いますが、2017年5月1日現在の私(37歳)のスキンケアをご紹介します。
先の記事で述べたように、スキンケアはかなり前から脱(低)エタノールを実施しています。


見ての通り、ヘアケアアイテムと一緒にスキンケアアイテムが入っています。
私のスキンケアはこれが全部です。
多くの公認メンバーさんや一般メンバーさんがたくさんのアイテムをご紹介くださっていますが、皆さん乳液や化粧水、クレンジングなんかも用途や肌状態によって使い分けていらっしゃると思います。
私の場合、何か一つを変えることでどこかが崩れてしまうと回復するまでに非常に時間がかかるうえ、皮膚科にかからないといけなくなるのが面倒怖いので、基礎化粧品は本当に軸になるアイテムを変えることがありません。
結果的に長らく同じメーカー同じブランド、同じアイテムを使うことになる率が高いのですが、肌が慣れてくるとやはり効果を感じにくくなるので、定期的に切り替えるアイテムもあります。
定期的に切り替えるアイテムも、もちろん脱(低)エタノール処方のものを選んでいます。
これもアイテムは決まっています。
現時点で使用しているアイテムをご紹介しますが、同時に切り替えアイテムについても少しふれておきたいと思います。

今回、長めなのでお時間ある時にどうぞ。


さて、洗顔後一番に使用するアイテムはこちら。


【 コスメデコルテ モイスチュアリポソーム 】
言わずと知れた名品ですが、もう15年ぐらいのお付き合いです。
KOSEのモイスチュアエッセンスから始まり、モイスチュアスキンリペアを経てリポソームを使用するに至りました。
リポソームに変えてからは劇的に肌が改善し、どんなに敏感になっているときでもリポソームだけは欠かさず使用します。
洗顔後1番に3プッシュを全顔に、目元の乾燥がひどい時は1プッシュ余分に目元に重ねます。
価格は確かに結構な感じなのですが、それに見合う効果が得られていると思うので続けています。


続いてはこちら。


【 SUQQU モイスチャーリッチマスク 】
通常は顔に広げた後、5分ほどおいてティッシュオフしてから次のステップに進むというアイテムなのですが、私はパール粒(6mm弱)程度を全顔に伸ばしてオフせずそのまま次のステップに進んでいます。
これが入るのと入らないとでは肌のキメ感が違う。
おでこのしわが見え始めたのですが、使っているうちに薄くなってきました。
これを広げてから化粧水に進むと、肌がプリッとして毛穴レスに近づける気がします。
「塗るシートマスク」というよりはこのねっとりした感じが潤い逃さない、という感じです。
この後にシートマスクするともうそれはそれは潤いがっちりおさえましたって感じになります。
先に述べたように、私の使い方は少量を全顔に伸ばすだけの使用なのでコスパは悪くないのですが開封からの経過期間と価格を考えるとつり合いが取れないかなーと思うふしもあるので、今のものを使い切ったら無印良品のオリーブスクワランに戻る予定。
オリーブスクワランとの比較をしてからその次に使うものを決めようと思っています。
コスト面からみるとスクワランがいいかなーと思いますが、冬はリッチマスクの方が間違いないんじゃないかと思っている…。


化粧水はコレ。


【 ビオデルマ イドラビオ モイスチャライジングローション 】
たぶん、使うならサンシビオのローションの方がいいんだろうと思うんですが、全然効果感じられたことがないので、現在はイドラビオのローションを使っています。
香りが気持ちいいので、今ある分がなくなるまではしっかり使います。
公式の使用法にはコットン使用で、と書かれているのですが私は手で付けています。
その理由は後述。
潤ってる感はあるので、それなりに効果はあるんでしょうが、これよりもしっかり潤わせたいと思うならやはりこのポジションにはキュレルの化粧水を使いたい。
しっとり、とてもしっとりのどっちでもいいのですが、私はとてもしっとりをストックしています。
次からは切り替えせずにキュレル一本にする予定。


アイケアをここで投入。


【 キュレル アイゾーン美容液(医薬部外品) 】
しっかり目のジェル状美容液です。
今これを使っている一番の理由は、化粧直し用に買って開けたはいいが、化粧直しをしなくなったので使いきるタイミングを見失ったから…。
軽いですがしっかり潤います。
乳液などの油分が入る前に使うように公式にも書いてあるので、このタイミングで正解なのですが乾燥じわなんかには効果を感じられる気がしている。
使い切ったらどうしようかなーと思っているところです。
次はフローフシのアイクリーム使ってみたいなーと思っていて、現在アイケアはジプシー中。


そして、乳液がわりにメタボライザーを使うという贅沢。


【 IPSA メタボライザー スーペリアe 4 】
以前は季節で2番と4番とを使い分けていたのですが、イプサライザーの判定が現在の状況から導き出すものから先天的なモノ的な判定に変わったのをきっかけに、ずっと4番を使っています。
本当はずっと4番を使い続けた方がいいことはわかっていたのですが、夏は重いんよ、4番。
アトピー肌というくくりにいる身としては、おそらくセンシティブを使用するのがいいのだろうと思いますが、スーペリアを使います。
乾燥が激しいということは肌の老化も人より早いはず、というのは私の勝手な思い込みですが、先手先手でエイジングケアをしてきました。
若い時から肌を甘やかしているだのなんだの言われてきましたが、先手を打って始めてきたケアは間違ってなかったと思っています。
メタボライザーはコットン使用で3プッシュですが、私は1プッシュを手で付けています。
乾燥がひどい時は1プッシュ追加。
当然手で。
1プッシュなのでコスパは非常に良いのですが、今あるストックを使い切ったら次はやっぱりキュレル使います。
安くて最も必要な自分に合うセラミドが入ってるのが重要。

さて、ここで化粧水の時にも述べましたが「コットン使用」についての私の見解です。
常々、コットンでつけた方が均一に広がる、とか衛生面でコットンの方がいいだとかいろんな意見が飛び交っていますが、私は「コットン使用による摩擦の方が肌への負担が大きい」と判断してすべて手を使うことにしました。
コットンにたっぷりつけて使用するのがおそらく肌への負担は最小限に済ませられるのかと思いますが、肌が薄い人はどうでしょうか?
その摩擦にも敏感に反応するとしたら?
肌が敏感になるときは、顔や体中がかゆくなったり、洋服がふれるのさえつらい時があります。
そういう時のコットン使用は害以外の何物でもなく、手で包むようにゆっくりと温めながらハンドプレスでなじませていく方が気持ちも落ち着いてケアの効果を感じられるのに気が付いたのです。
コットン使用を否定するつもりは毛頭ありません。
ふき取り化粧水や角質ケア、クレンジングウォーター(ビオデルマのサンシビオH2Oなんかいい例です)などの使用の際はコットン大活躍です。
私も使います。
ただ、オールハンドケアに変えてから手のひらで肌の状態を感じられるようになりましたし、自分の肌の今の状態から何が足りないかも判断しやすくなりました。
そういう側面があると、コットン使用は私にとっては必要ないのかな、と思うようになったので、コットンで化粧水や乳液を広げることをしていません。


話はケアのアイテムに戻って、クリームを二つ。


【 ルルルン プレシャス クリーム 】
ルルルンのシートマスクが潤い感も価格もいいなーと思ってプレシャスから生マスクが出るというので使ってみたら思いのほかよかったので(冬でも耐えたんですわ、私の肌で)、今2個目。
きっと次も買う。
香りは好みがあるかと思いますが、私は苦にならないので気にせず使っています。
見た目はカスタードクリームみたいな感じで、すくった時もプリンみたいなのですが、体温でジュワっと伸び広がる感じです。
仕上がりがつるっとなるのでシリコン系入ってるんだろうか…とは思いますが、これも全然気になりません。
体調次第ですが、調子いい時は朝も夜もこれを使います。
普段は朝だけ。


なんか体調悪いわーという時はこっちのクリーム。


【 KOSE 米肌 肌潤リフトクリーム 】
昨年KOSEのビューティーフェスタでお土産にいただいたものですが、これが思いのほかよくて。
リフトの方じゃなくて青いほうを次買おうかと思っている。
エッセンスなんかはエタノールたっぷりなのはかつてKOSEが出していたスキンリペア(ライスパワーNO11入り)でわかっているし、最近発売になったKOSE ONEもその後継なので私には役に立たないアイテムなのですが、クリームはエタノールたくさん入ってないので使えるなーと思って。
ライスパワーNO11がいいのはわかっているんですが、エタノールに邪魔されて使えないのは本当に残念。
そういう意味で、ライスパワー期待大。
肌が若干敏感寄りになっているときや、乾燥が局所的にひどい時、なんとなく体調良くなくて肌も微妙だなーという時は朝も夜も米肌を使います。
普段は夜だけ。
化粧落とした後や朝の洗顔後が全く違うので一晩でググッと回復してるのを感じます。


そして、最後に「何もつけられないぐらい敏感」という日の夜のケアにはコレ。


【 ユースキン プレミアムワセリン 】
※ハピコムドラッグストアグループ専売
フツーの、もう超ド級でフツーのワセリンです。
両方の手で温めて手のひらに伸ばしてハンドプレスで肌になじませます。
夜だけなのは、朝使うとワセリンは日焼けしてシミになっちゃうのです。(軟膏などもお気を付けください)
これでその時肌にある水分は抑え込めます。
あと、剃刀で出血しちゃったところにねじ込んだりします(ボクサーか)。


以上が私のスキンケアの大部分です。

長らく同じアイテムを使っていると、新しいものに目移りしたりすることもありますが結局ここに戻ってくるという不思議。

1歳半でアトピー性皮膚炎の診断を受けてからもう36年ぐらいになるわけですが、かつてはアトピー性皮膚炎は思春期を過ぎればよくなると言われてきました。
ところがよくなるどころか、近年は大人になってから発症する人も多くなり、ケアに悩む人も多いかと思います。

自分にとってのお守りコスメを持っておくことは、アトピー肌の人にとってとっても重要なので、これだけは!というアイテムを必ず探しておくことをお勧めします。
私のお守りコスメはリポソームとワセリンです。
もうどうにもならないと思ったら、この二つだけで数日しのいだりします。
あれこれ手を変え品を変えで肌を混乱させるよりは、常に同じスタイルで守り続けるという方が超乾燥肌やバリア機能の崩れた肌の状態の時には向いているような気がしています。
その状態になりやすい人はできたら肌を混乱させない、刺激を与えないようなケアをする方が自分自身の精神状態にも健やかに作用していいんじゃないかな、と。

アレルギーや肌質を考えると使えないものが多いのは面白くないかもしれないですが、そんな中で自分に合うものを見つけ出す面白さもあるよ、と言いたい。
前回の記事にも書いたシンデレラタイムもたまたま店頭に特集が組まれていたので手に取ったアイテムですし、思いがけないアイテムはたくさん存在します。
隠れた名品を見つけて自分だけのお守りにする楽しみもあるんだ、ってことをぜひ知っていただきたい。

いい成分がたくさん入った高いアイテムをたくさん使う攻めのスキンケアもいいですが、絶対に肌調子を崩さない、守りのスキンケアもたまにはいいのではないでしょうか。

ストレスフルな毎日から肌を守るスキンケア。
あなたを守るナイト(ヒーロー)はどんなアイテムでしょうね?





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コメント(2件)

  • 前記事と合わせて参考になりました。私は洗顔を中心にケア見直ししましたが、次はエタノールですね、やっぱり。敏感肌でなくとも、エタノールが多いのは結局乾燥を助長するように思います。
    次々に新しい商品が発売されますが、イメージに流されず、成分やお値段、自分との相性をしっかり判断してアイテム選びたいですね~

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    2017/5/4 21:17

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    コメントありがとうございます!
    そのうち書こうと思うのですが、エタノールやめたら普通肌や軽い乾燥肌の人はセラミド足さなくてもある程度回復すると思うんですよね…。
    イメージとかうたい文句とかに流されないもの選び、心がけたいです~

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    2017/5/15 22:27
  • こんにちは♪
    子供の頃皮膚科医に「荒れ性肌」診断受けて、大人になったら治るよって言われましたが治ってません(笑)
    肝臓がアレルギー持ちなので、内臓~皮膚全部薄いです。
    スキンケアは冒険しづらいですね。アベンヌとシアバター、キュレルが安全牌。
    ネイルは好きだけど、リムーバーが沁みる~とオフは週一(笑)

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    2017/5/3 09:21

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    コメントありがとうございます!
    大人になったら治るって、何を根拠にって感じですよねぇ。
    スキンケアの冒険は本当に怖い!
    アベンヌとシアバター!安全過ぎる組み合わせですが、紫外線も防げていいかもしれないですね!
    久しぶりにシアバター候補に入れます!

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    2017/5/15 22:22

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