Chapter.1 10年、20年超えのファンが言う「無くてはならない美容液」そのワケは？［＠ｃｏｓｍｅ NIPPON PROJECT］

毎日どこかで新しいコスメが誕生している。そんな中、「名品」と呼ばれるコスメがいくつあるだろう？そもそも名品たるものの定義なんて、あって無いようなもの。一人ひとりに好みもこだわりも違うのだけれど…誰もがうなずく名品がある。今年、誕生から25年を迎えるコスメデコルテの「モイスチュア リポソーム」だ。

「ブランドを代表する名品に成長するなんて当時は誰も思っていなかったんじゃないかな」「誕生して25年。私たちのそばにいてくれました」「売れない日なんてないくらい。私たちの自慢のアイテムです」と、話をする人すべてが笑顔になる、“愛されコスメ”の正体は？今回は、紫の小瓶に詰められたモイスチュア リポソームの知られざるストーリーを紹介します。

「コスメデコルテの中でも断トツですね」と語るのは、松屋銀座店のコスメデコルテ コーナー　サブチーフの櫻井恵理さん。何が断トツかというと、リピート率の高さという。「春や秋はメイクアップアイテムの売上が上位を占める季節なのですが、モイスチュア リポソームの売上は常にTOP3に入るほど安定した人気で、10年、20年愛用してくださっているお客さまも多くいらっしゃいます。毎年、モイスチュア リポソームの限定ボトルを発売しているのですが、そのときは購入するお客様でカウンターが賑わうほど。中には1年分まとめて購入する方もいらっしゃるんですよ」。

また、モイスチュア リポソームの認知度にも目を見張る。「モイスチュア リポソームを使われたことがないお客様でも、このアイテムを知っている方は多く、今は海外から指名買いされる方もいらっしゃいます」と櫻井さん。

店頭では、朝夜の1日2回使用を数日試せるようにサンプルを多めに渡しているという。「この美容液は使えば使うほど、その良さを実感できます。だから、最低3日以上試せるようにお渡ししています」。このサンプル施策は功を奏し、本品を買いに“戻って来る”お客様も多いのだとか。

カウンター越しにお客様とモイスチュア リポソーム談話で盛り上がることもよくあるそう。「長年愛用してくださっているお客様からは、“無くては困る”という声をいただきます。私自身もそうですが、仕事や育児に忙しい現代女性たちの肌悩みに応えてくれる、まさに“お守りコスメ”なんですよね」。

無くてはならない理由…それは使用しているときよりも「使わなくなったとき」の肌状態で実感するといいます。「久しぶりに来店されたお客さまが『モイスチュア リポソームを使わなくなったとたんに肌の調子が悪くなった』とおっしゃっていました。普段はそれほど感じなくても、居なくなって初めて気づく有り難さ。恋人の存在、みたいな感じでしょうか（笑）」。

現に、モイスチュア リポソームの使用を一旦やめたお客様に、再度使ってみたいか否かを尋ねると、約80％近くの方が「使いたい」と答えるそう。モイスチュア リポソームは“忘れられない存在”になるというのは本当なんですね。

モイスチュア リポソーム愛用者の肌悩みの上位は「乾燥」。夕方になると肌がかさつく、つっぱると感じる症状の原因は、肌の水分量が減って潤いが低下している証拠。「モイスチュア リポソームは潤いを深く、長く留めることができるため、乾燥で悩む人には特におすすめなんです。肌コンディションが悪いときは通常よりも多めに使用することをご提案しています」と櫻井さん。彼女が実践するモイスチュア リポソームのお手入れ法を教えてくれた。

「通常は2〜3プッシュが適量なのですが、肌の調子が悪いときは多めに取って顔全体になじませています。その後、乳液＋ローションパック。このコスメの良さは次に使用するアイテムの効果をグッと高めてくれるという役目もあるんです。他には、花粉症の影響やにきび、ゆらぎ肌などの肌悩みにもモイスチュア リポソームをおすすめしています」。

櫻井さん自身も入社してからこの美容液一筋の愛用者。「疲れて帰宅すると、バタンキューなんて日もあるんですけど、モイスチュア リポソームだけは忘れません。私の“お守りコスメ”です」。