ピンクリップはなりたいイメージにあわせて選ぶのが正解！ 「イエベ」「ブルベ」ピンクリップ入門

ピンクリップは、誰でも1本は持っている王道のモテリップ。でも、メイクのパーソナライズ化が進んだ今、「もともとピンクはブルベ肌に似合う色と言われているから、黄みの強いイエベ肌はピンクを選ばない方がいい？」という疑問の声も。そこで、カラーリストの関口まゆみさんにイエベ・ブルベ別にピンクリップの選び方を教えてもらいました。

“似合うピンク”を知るためには、まず自分の肌色が「イエローベース」と「ブルーベース」のどちらに属するかを把握することからはじめましょう。

イエベさんに似合うピンクは、コーラルピンクやサーモンピンクなどのオレンジが入ったピンク。イエベピンクかブルベピンクか見分けにくい色は、オレンジっぽさを感じる色かどうかがポイントとなります。逆に、イエベさんに難しいピンクは青みの強いピンク。赤紫系のフューシャピンクやローズピンクなどは、口元だけが浮いた感じに見えたり、キツイ印象になりがちです。（関口さん）

ブルベさんに似合うピンクは、青みを含んだローズピンクやパステルピンクです。逆にブルベさんに難しいピンクは、黄みのあるコーラルピンクやサーモンピンクで、オレンジがかったピンク。実際に塗ってみると色が映えず、口元がぼんやりした印象になるのが特徴です。（関口さん）

「ピンクはイエベ肌には似合わないのでは？」の疑問に関口さんが答えてくれました。

「本来、ピンク色とは『イエベさんに似合うコーラルピンクやサーモンピンクも、ブルベさんに似合うピンクも含めた色』になりますが、ピンク色と言えばブルベ寄りのピンクを思い浮かべる方が多いかもしれません。そう、ピンク色の範囲は意外と広いのです！なので、イエベさんに似合うピンクはたくさんあるということです」（関口さん）

「ピンク色は、女性らしいやわらかさや、若々しい印象を与えることができるカラー。そんなピンクをイエベさんが上手に取り入れるには、アイシャドウは肌なじみのいいベージュ〜ブラウン系、ゴールド系を選ぶと◎。

逆にグリーンやブルー系のアイシャドウを使うと互いにメイクの主役となり対立してしまうので、その場合はピンク系ではなく、イエベ肌になじみやすいオレンジ系やベージュ系リップを合わせて口元を控えめに仕上げましょう。

チークの色で迷ったら、コーラルリップにはコーラル系チークなど、リップの色と合せるのが正解。統一感が出て色がより引き立ちます。また、発色の良いリップはベージュ系のリップの上から重ねたり、指でぽんぽんとつけると調整が簡単ですよ」（関口さん）

監修／関口まゆみ
撮影／高嶋佳代
取材・文／中村千夏

人気の単色ブラウンアイシャドウ58個をカラー診断！カラーリスト関口まゆみさん監修のもと【イエベブラウン】と【ブルベブラウン】に分けました。あなたにとって「運命のブラウン」を見つけて♪

＼運命のブラウンを探せ／「イエベ」「ブルベ」アイシャドウ大図鑑＞＞