ヘルスケア
2016/12/05

あなたの首は大丈夫!? 「首こり度」チェックリストでセルフ診断

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病院に行っても特に異常がないと言われる、原因不明の不調に悩まされている方。もしかしたら「首こり」が原因かもしれません。世間にはあまり知られていない「首こり病」。医師でも知っている人はほんの一握りだそう。そう教えてくださったのは首コリ病を発見した松井孝嘉先生。先生が作った「首こり度」チェックリストで自分の首の状態をチェックしてみましょう。

首こりを知っている医師は少ない

首こり病になると、さまざまな診療科の症状が1人の人に現れます。しかし、首こり病に関して認識している医師は少ないと先生は言います。

ではどうやって首こりなのかがわかるのでしょうか。

「画像診断が一番いいのですが、首の筋肉の異常は画像では映らないんです。それは自律神経異常で起こる不定愁訴を治せるドクターがほとんどいないことでもわかります。筋肉は硬くなると、石か骨かというくらい硬くなるんですが、その硬くなった筋肉と柔らかい筋肉をCTで調べても、MRで調べても全く差が出ないのが現状です」

「そのため、診断は触診でみるしかないので、現状は触診でみています。そして残念なことに触診で判断できるドクターはほとんどいません」

このような状況が、不調の原因を特定できない理由のようです。
そこで、先生が作ったチェックリストでチェックすると首の状態がわかるようになるそうです。

「首こり度」チェックリスト

今、あなたが抱えている症状はいくつありますか? 当てはまる項目をチェックしてみましょう。

1.□頭が痛い  □頭が重い

2.□首が痛い  □首が張る

3.□肩がこる  □肩が重い

4.□風邪をひきやすい   □風邪気味のことが多い

5.□めまいがある  □天井が回った、外界が回った感じがある

6.□フワフワ感がある  □フラフラする  □足元がなんとなく不安

7.□吐き気がある  □食欲不振  □胃痛・不快感がある  □食べ物を飲みにくい

8.□夜、寝つきが悪い  □夜中、目覚めることが多い

9.□血圧が不安定である  □上の血圧が200前後になる

10.□暖かいところに長くいられない  □寒いところに長くいられない

11.□汗が出やすい  □汗がでない

12.□静かにしているのに心臓がドキドキする  □急に脈が速くなる

13.□目が見えにくい  □像がぼやける

14.□目が疲れやすい  □目が痛い

15.□目がまぶしい  □目を開けていられない

16.□目が乾燥する  □涙が出すぎる

17.□口が渇く、つばが出ない  □つばが多い

18.□微熱が出る  □微熱の原因が不明である

19.□下痢をしやすい  □便秘をしやすい  □腹部症状がある(腹痛など胃腸症状)

20.□すぐ横になりたくなる  □昼間から横になっている

21.□疲れやすい(全身倦怠)  □全身がだるい

22.□何もする気が起きない  □意欲、または気力がない

23.□天候悪化の前日、症状が強くなる  □「自分の天気予報」がよく当たる

24.□気分が落ち込む  □気が滅入りそうだ

25.□ひとつのことに集中できない  □記憶力が低下した

26.□わけもなく不安だ  □いつも不安感がある

27.□イライラしている  □焦燥感がある

28.□根気がない  □仕事や勉強を続けられない

29.□頭がのぼせる  □手足が冷たい  □手足がしびれる

30.□胸部が痛い  □胸部圧迫感がある  □胸がしびれる

「首こり度」診断結果

いくつチェックがつきましたか? チェック数の合計であなたの首の状態がわかります。実はこの30項目は首こりを抱えている患者さんに共通する特徴的な症状だそうです。

〈4個以下の人〉
特に問題なし! 今は問題ないですが、うつむき姿勢には十分気をつけて

ここに該当する人は、10人に1人しかいません。
今のところ、首に大きな問題はないようですが、油断は禁物。うつむき姿勢など、首に負担をかけるような生活習慣には日ごろから十分に気を付けるようにしましょう。

〈5~10個の人〉
まだ軽症! 症状は軽いですが、首こり病予備軍。生活習慣を見直して

7割くらいの人はここに該当します。
それほどつらい症状は感じていなくても、首の筋肉疲労が蓄積されつつある状態。普段、首に負担をかけていませんか? 放っておくとすぐに要治療域に入ります。今のうちに生活習慣を見直し、首こり対策をとりましょう。

〈11~17個の人〉
やや危険な状態! 悪化しないうちに手を打って

首こりが進行し、首の状態はかなり悪くなっています。すでに何らかの症状が出ているのでは? 放置していると、どんどん悪化し。心にまで不調を及ぼします。早急に生活習慣を見直し、首のケアを徹底するとともに、できるだけ早く受診しましょう。

〈18個以上の人〉
重症です! 早急に治療が必要

首の状態が非常に悪化しています。体の不調のみならず、すでに精神症状などの症状が出ていませんか? うつ症状が現れ、さらに悪化すると危険です。すぐに首こり病のわかる病院を受診して治療を開始してください。

出典:『「首こり」をとれば90%以上完治する』(小学館)
   『首は絶対にもんではいけない!』(講談社)

いかがでしたでしょうか? 10個以下であれば、首に負担をかけないように生活習慣を見直したり、ネックリラクゼーションなどのエクササイズを行うことで首の筋肉を正常に保つことができます。10個以上の人は早めに受診することをおすすめします。

東京脳神経センター
松井孝嘉先生

東京脳神経センター理事長。松井病院理事長。医学博士・脳神経外科医。1967年東京大学医学部医学科を卒業し、71年に同大学の文部教官へ。頭頚部外傷・デッドボールを研究し、野球用耳付きヘルメットを開発・実用化。73年に渡米し、アルバートアインシュタイン医科大学にて脳腫瘍・脳血管障害を研究。翌年、ジョージタウン大学にて世界初の全身用CTスキャナの開発に従事し、日本への導入・普及に尽力。78年に「首こり病(頚筋症候群)」を発見し、2005年に診断法と治療法を確立。これが世界で初めて自律神経失調症の治療法となり、それまで治療法がなかった数々の不定愁訴の治療が可能になった。著書には『「首こり」をとれば90%以上完治する』(小学館)、『首は絶対にもんではいけない!』(講談社)などがある。

取材・文:和泉久美子

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