ヘルスケア
2016/12/26

首の筋肉を鍛えつつ、首こりを予防するエクササイズとは

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前回、首の筋肉を緩める体操を紹介しました。今回はそれに加えて、首の筋肉を鍛えるエクササイズをご紹介します。このエクササイズを考案されたのも松井孝嘉先生。頭部をしっかり支えるための体づくりをして、首こりを予防しましょう。

筋肉の本来の柔軟性を取り戻す

「首の筋肉は、身体の中でも伸び縮みしない筋肉です。しかし、こちらのエクササイズは首のすべての筋肉が伸び縮みするようにプランニングされています」

首をくまなく動かし、こりかたまった筋肉に本来の柔軟性を取り戻していきましょう。同時に、筋肉を鍛えることができるので、首こりの予防にもつながります。

555エクササイズ(首のすべての筋肉を伸び縮みさせるエクササイズ)

① 頭を左右に回す

背もたれのあるイスに深く座り、頭を右からゆっくりと大きな円を描くようなイメージで、360度回します。終わったら左からもゆっくりと回し、これを5往復行います。

② 顔を左右に向ける

体を正面に向けたまま、顔だけゆっくりと右に向けます。この時、左肩を軽く後方へ引き、曲がるところまで曲がるようにします。正面に戻り、これを5回行います。同じく体を正面に向けたまま、今度は左にゆっくりと顔を向けます。体は正面を向けたまま、右肩を軽く後方へ引き、同じように5回行ってください。

③ 頭を後ろに倒す

両手を頭の後ろに回し、後頭部と首の境目で手を組みます。組んだ手を支えにして、ゆっくりと後ろに倒します。次に倒した頭を手で支えながらゆっくりと元の位置に戻します。これを5回行います。

④ 頭を右後ろに倒す

右手を右耳の後ろにあてて、頭を手で支えながらゆっくりと右後ろに倒し、5秒キープ。手で支えながらゆっくりともとに戻します。これを5回繰り返します。

⑤ 頭を左後ろに倒す

今度は左手を左耳の後ろにあて、④と同じように行います。これも5回繰り返します。

⑥ 頭を左右に倒す

右のこめかみの上あたりに、右手の指を2・3本あて、頭を右肩の方に倒し、5秒キープ。頭をおさえている手で支えながら、ゆっくりともとに戻します。これを5回繰り返します。次に左側も同じように行います。

⑦ 頭を左右にひねる

左手を額の左側にあて、手は添えるだけの状態にし、頭をゆっくりと右肩の方に倒します。頭を倒したまま、ゆっくりと左へ回し、右耳を胸骨に近づけます。この時、顔は左上を向いているはず。この状態で5秒キープ。その後、頭を右肩の上に戻し、頭を起こします。(巻き戻しをするように、辿りながらもとに戻す)これを5回。左側も同じように行います。

⑧ 最後は整理運動

① ② ③の運動を③→②→①の順で行い、555エクササイズは終了

出典:東京脳神経センター

いかがでしたでしょうか。全部行っても10分程度しかかかりません。これを1日2~3回、毎日の習慣にしていくと、首の筋肉が丈夫になり、首こり予防になります。ぜひ試してみてください。

東京脳神経センター
松井孝嘉先生

東京脳神経センター理事長。松井病院理事長。医学博士・脳神経外科医。1967年東京大学医学部医学科を卒業し、71年に同大学の文部教官へ。頭頚部外傷・デッドボールを研究し、野球用耳付きヘルメットを開発・実用化。73年に渡米し、アルバートアインシュタイン医科大学にて脳腫瘍・脳血管障害を研究。翌年、ジョージタウン大学にて世界初の全身用CTスキャナの開発に従事し、日本への導入・普及に尽力。78年に「首こり病(頚筋症候群)」を発見し、2005年に診断法と治療法を確立。これが世界で初めて自律神経失調症の治療法となり、それまで治療法がなかった数々の不定愁訴の治療が可能になった。著書には『「首こり」をとれば90%以上完治する』(小学館)、『首は絶対にもんではいけない!』(講談社)などがある。

取材・文:和泉久美子

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