ヘルスケア
2017/07/25

30代から知っておくべき女性ホルモンについて〜その働き・食べ物・漢方との関係・過ごし方〜

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30代も半ばを過ぎるとどんどん減っていく女性ホルモンの仕業で、持ち前の魅力が半減してしまいがち。女性ホルモンであるエストロゲン・プロゲステロンの分泌が減少すると、骨密度が減り、髪や肌は衰え、精神的にも不安定になることも。40代からの女性たちがハツラツと美しくいるために絶対に必要な女性ホルモン。きちんとした知識を持つことで、更年期への不安を払拭し、いつでもベストな状態を保つことができます。常に前向きでハッピーでいて欲しいから、A-Beautyが独自に取材した女性ホルモンの記事をまとめました。ぜひ参考にしてください。

INDEX

女性ホルモンとは?

卵巣から分泌されているホルモンで、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があります。エストロゲンとプロゲステロンはどちらも女性になくてはならないホルモン。バストやヒップ、肌や髪のハリツヤはもちろん、粘膜や骨格、関節、脳などを健康に保つために大切な役割を担っています。

女性ホルモンは脳の視床下部からGnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)というホルモンが分泌されることで下垂体が刺激され、下垂体からFSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体形成ホルモン)というホルモンが分泌されます。これらが卵巣を刺激することで、エストロゲンとプロゲステロンが分泌されるという仕組みになっています。

これらの女性ホルモンは脳にフィードバックして分泌量を調整しており、閉経と同時にどんどん減少していきます。

女性ホルモンが減るとどうなるの?

女性ホルモンは女性の心身の健康を保つさまざまなはたらきを担っており、自律神経のバランスを保ったり、脳血流を増やして脳の機能を活性化することもその一部です。エストロゲンが欠乏すると、肌や髪につやがなくなり、精神的に不安定や記憶力の低下を招くことも。また、更年期の症状を悪化させ、物忘れをおこしたり、骨粗しょう症を引き起こす可能性もあります。

女性ホルモンの低下が引き起こす代表的な症状

・更年期症状
・尿失禁
・腟炎
・性交痛
・骨粗鬆症
・脂質代謝の異常
・動脈硬化
・脳梗塞
・心筋梗塞
・アルツハイマー など

女性ホルモンが減少すると美容にも影響が

エストロゲンは肌の保湿力を維持したり、皮膚の厚みやハリを保ったり、新陳代謝を促進して皮膚の再生を早めたりしてくれます。プロゲステロンは皮脂分泌を促進したり、エストロゲン同様、肌の厚みやハリを保つ働きがあります。
これらのホルモンが急激に低下する更年期には、乾燥、たるみ、くすみ、傷が治りにくいといったよくない症状ばかりが出てくるのです。つまり皮膚は、それまでとは違う非常に不安定な状態に傾き、刺激に弱くなり、肌荒れしやすくなる上に、たるみ、くすみといった見た目の変化ももたらされるのです。

女性ホルモンが減ると、骨粗しょう症になりやすい

エストロゲンは骨が作られたり、壊されたりするバランスに関係しています。骨が新しい細胞に生まれ変わるために働く破骨細胞と、強い骨を形成する骨芽細胞のバランスが保たれていることで強い骨ができます。しかし、エストロゲンの減少でそれらのバランスが崩れると破骨細胞が優位になり、骨強度が弱くなります。エストロゲンが減少する閉経前後の3年間で骨量が10%減少することもあると言われています

骨がたるむと肌がたるむのは必然

骨粗しょう症というと腕や足の骨の中身がスカスカになり折れやすくなるイメージが強いですが、顔の骨(頭蓋骨)の場合は少し違います。骨の中から痩せるのではなく、骨の際や継ぎ目の部分、つまり骨の角に当たる部分から骨密度が低下しはじめます。ドクロのイラストを思い浮かべていただけるとわかりやすいのですが、頭蓋骨には眼球や鼻の軟骨部分に穴が開いています。その穴の縁がどんどん削られるように骨が失われ、穴が広がっていきます。そのため、目が落ち窪んでまぶたがたるみ、ほうれい線やマリオネットラインがくっきりと刻まれてしまうのです。つまり、加齢によってほうれい線が深くなる原因は、顔の土台である骨が痩せることによって地盤沈下を起こしていることにもあるのです

女性ホルモンを正常に分泌させるためにはどうしたらいいの?

朝気持ちよく目覚めて、夜しっかり寝るという規則正しい生活がすべての基本。そして、栄養バランスのとれた食事、適度な運動、リラックスして過ごす時間を設けることで基本的健康のバランスが整ってきます。ぜひ積極的に摂り入れたいのが、女性ホルモン様の作用のある食物やハーブ・漢方など。これらを毎日の食事やサプリなどで摂取することで、女性ホルモンの欠如による不調が和らぐことがあります。

毎日の食事で、女性ホルモンを増やす!

毎日の食事でも、女性ホルモンを賦活させてくれる力を持つ食べ物があるんです。積極的に摂り入れることで、輝くつやを持つ肌・髪・爪を手に入れ、内側から元気が湧き出る活動的な毎日を過ごしたいですよね。ここには、女性ホルモンをパワーアップさせるためのレシピを紹介します。

更年期の症状を緩和させるハーブや植物

ハーブや漢方に代表されるフィトテラピー(植物療法)は、植物が持つ薬理効果を利用して治療や症状を緩和させる療法。毎日の食材、アロマテラピーや漢方、ホメオパシー、ジェモテラピーなどが含まれ、予防策・治療策のそれぞれに用いることができることが素晴らしい点のひとつ。毎日の食事で元気で上質な細胞をたくわえ、女性ホルモンをアップするには、細胞の炎症の悪化を防ぎながら子宮の老化を防ぎ、子宮環境を整えてエストロゲン・プロゲステロンの分泌を活性化することなのです。

女性ホルモンを整えるために取り入れたい漢方

更年期には、女性ホルモンのバランスを整える漢方薬が使われます。漢方的には、「気・血・水」のバランスを整えるための処方です。
イライラ、頭痛、肩こりなどの症状は“気”のバランスの乱れ。便秘、不眠、疲労感、肌のくすみ、目の下のクマは“血”のバランスの乱れ。めまい、冷え、むくみなどは“水”の乱れと考えて、漢方薬が処方されます。

女性ホルモンと更年期

閉経とともに女性ホルモンのエストロゲンが急激に低下し、更年期に入っていきます。ホットフラッシュや耳鳴りなどの症状だけでなく精神的な影響も受けやすいこの時期。全ての女性の心配事でもあるこの時期を少しでも軽やかに過ごすためには、まず知識をつけて予防することから。更年期についてまとめてみましたので、ぜひご覧ください。

40代・50代だけじゃない! 若年性更年期

ダイエットや過剰な運動による身体的・精神的ストレスなどにより生理不順が続くと、若い人たちでも自律神経の乱れや冷え、ほてり、うつなどの症状がみられます。これが若年性更年期。自律神経の乱れは、女性ホルモンはもちろんからだのすべてのバランスを崩していくのです。女性ホルモンは月経の周期に従って分泌されています。健康な骨格・瑞々しい肌・健康的な精神、これらを保つために必要な女性ホルモンの軸となる月経の不純が続くことが、健やかな身体づくりにどれほど悪影響を及ぼすか、想像に難くないですよね。

女性の美と健康、そして心を司る女性ホルモンは、私たちが健康に生きる上で大切なホルモンです。きちんと向き合い、正しい対処をすることで、より素晴らしく美しい毎日にすることができます。やるかやらないかは私たち次第。憂鬱と感じることもあるかもしれませんが、女性として生まれた以上なくてはならない相棒のようなもの。女性ホルモンと向き合うことは、自分自身と向き合うこと。ぜひ大切な人にするようにご自身を愛してあげてくださいね。

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