ビューティメソッド
2019/06/08

40代はまだ“間に合う”年代!目の下のたるみ・くまの原因と今日からできる改善策は?皮膚科専門医小林智子先生に聞いた!

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40代 肌対策はまだ間に合いますか?

40代…――実はこの年代は“エイジングケアを始める”のに決して手遅れではありません!
確かに、例えば肌のハリなどに関係するコラーゲン線維量は20代と40代を比較すると約半分に減るなど、肌の生理的老化には抗えませんが、そこで諦めず、肌にどう向き合うかで今後の質が確実に変わると言われています。

中でも、見た目年齢を大きく左右すると言われている“目の周り”。
目の下のたるみやクマの有無で、10歳くらい見た目年齢に差が開く、なんてことも!
「気が付くと目の下がプクっとしている」「目の周りだけファンデーションの色が合わない」など、エイジングサインに悩んでいる方の原因と対策を、美肌女医として人気の皮膚科専門医 小林智子先生にお話しを伺いました。

目の下だけ目立ってたるむ原因とは?

40代女子の三大悩みは『シミ・シワ・たるみ』と言われています。
中でも、一気に老けて見え、メイクでも隠しにくいたるみはとても気になるもの。
ところで、目の下のたるみはいったいどのような原因で起きるのでしょうか?

原因【1】 加齢による肌質の低下

加齢とともに年齢によって肌の質は変化し、主に以下のようなことが起きます。

・真皮タンパク質(コラーゲン、エラスチン)の量・質の低下
・皮下脂肪の相対的な増加や変形
・表情筋の機能低下
・骨の萎縮

分かりやすく言うと、通常の肌の構造と比べ

・肌はキメが低下して粗っぽくなり
・肌は薄くなり
・肌の下の脂肪は増え、形もいびつに
・筋肉は委縮し、筋膜もゆるむ
・骨も委縮し、スカスカになる…ということ。

これら全てがたるみの原因になります。

また、肌の表面の表皮が薄くなると、、新陳代謝によって血行が悪くなり、クマもより目立ちやすくなります。

年齢だけでなく普段の生活習慣にも要注意!

原因【2】 表情筋の低下

原因【1】と合わせて、普段の生活習慣が老化を早めているかもしれません。
例えば、喜怒哀楽が少ない、あまり人と会話をしないなど、表情の動きが乏しい方は顔の筋肉の機能が低下しやすく、たるみの原因に。
自分で顔の筋力の対策をするなど、意識することが大切ですね。

原因【3】 閉経による身体の変化と生活習慣

女性は誰もが閉経後、エストロゲンの分泌量が減少し、これによってコラーゲンも減少し、肌のハリツヤも失われます。
また、こんな生活習慣も肌を老けさせる原因に!

・イライラしやすい
・表情が乏しい

・基本朝食は食べない
・野菜が苦手
・間食が好き、中でも甘いものに目がない
・普段運動をほとんどしない
・寝る前にパソコンやスマートフォンなどを30分以上見る
・だいたい毎日、遅寝・遅起き気味

スキンケアだけでは補いきれない、エイジング対策を成功させるカナメは生活習慣です。これらに心当たりのある方は、今すぐ気を付けましょう!

たるみは体内年齢と比例している!

気になる目の下のたるみやクマの改善法はどのようなものがあるのでしょうか?

まずは体内から。
“血管年齢”という言葉を聞いたことはありますか?
血管年齢とは、血管の老化度合いを表す指標で、実はこの血管年齢と見た目年齢は比例すると言われています。

まず、血管のエイジング対策に欠かせないのは、運動と食事。実際、週に5回、エアロバイクなど30分程度の有酸素運動をすることでエストロゲンの代謝が変化したというデータもあります。しかし、特別なことを無理にする必要はナシ!例えば、食後にすぐゴロゴロせず、さっと台所を片付ける。出かけるときもエスカレーターより階段を使うなど、“ちょっとフットワークの軽い私”になればOK。

また、食事の対策としては、大豆(イソフラボン)、発芽野菜(もやしやかいわれなど)、ベリー類、ナッツや赤ワインなどは、エストロゲンと同じように機能する栄養素が含まれています。

納豆や豆腐などを多用し、糖質も低めの和食は世界の食事を見てもエイジング対策向き!
さらに以下のようなことを心がけるといいでしょう。

・野菜を積極的に摂る
・油はオリーブオイルがおすすめ
・白米だけより玄米やもち麦を足すなど
・海藻やきのこで食物繊維を摂取する
・納豆などで菌活も

しかし、流行ではありますが、極端な糖質制限はエイジング対策には向きません!
“ゆる糖質制限”くらいで、常に我慢するのではなく、ガマン:自由な食事を8:2程度で行い、ストレスをためないことも大事ですよ。

スキンケアはどうしたらいい?

顔の皮膚は思っている以上にナイーブで薄いもの。そこで、目の下だけではなく顔全体に言えることですが、年間を通したUVケアと保湿が大事になります。

また、洗顔時に熱めのお湯ですすぐと、肌の自然な油脂分が失われ、シワなど肌ダメージにつながることも。洗顔はソフトに、40度以下のぬるま湯を心がけましょう。

また、目のケアにはやはりアイクリームなどパーツに合ったものが大事。
元々日本人は欧米人に比べ、肌が乾燥しやすい体質。そのためエイジング対策も“+α”の追加ケアが必要になります。
保湿力の高いアイクリームを、100円玉くらいの量を使い、上まぶたは目頭からアイホールを外側に向かって。下まぶたも同様に内側から外側に優しくマッサージしながら、目尻のあたりでちょっと圧をかけて止め、耳の下に流すようにそっと手のひらでなじませるように塗りましょう。
また、ケア時はアイクリームをケチらないこと! 量が少ないと摩擦が増え、肌に負担がかかりますよ。

悩みに適した“原液”を手持ちのコスメに足すのもおすすめです。

悩み別に紹介すると…

・乾燥→セラミドヒアルロン酸コラーゲン
・くま、くすみ→フラーレン・αアルブチン・ビタミンC誘導体
・たるみ→レチノール・EGF・エラスチン

などが手に入りやすくおすすめです。

顔の筋力を上げる体操もおすすめ

身体と同じ、顔にも筋肉があり、筋力があります。この筋力をを鍛えることで、たるみにも効果が。

たった1日3セットでOKの、目の下のたるみに聞く顔筋UP運動を紹介します。

1.口は大きく「お」の形に開き、唇で歯を包み込むように内側に折り返す

2.顔は動かさず、目線だけ斜め上に向ける

3.そのまま人差し指・中指・薬指の3本を頬骨の上にあて、3本の指で下まぶたを下方向にそっと引っ張りながら、目をギュッと閉じる。このとき、指の力に反するように目の下の筋肉に力を入れる

4.目をゆっくり開ける

5. 1~4の動作を10回繰り返す

6. 最後に20秒間目を閉じて、筋肉が伸びるのを感じてください。

入浴中や寝る前など、習慣付けるといいですね。

困ったときの相談先にも クリニックケアの効果

その道のエキスパートである医師が、医学的に適したアドバイスをしてくれるクリニックケア。

口コミケアももちろん効果があるものもありますが、やはりクリニックケアの安心感は大きいもの。例えば、悩み別にこんな診療があります。
たるみには「サーマクール」「ウルトラセル」などといった高周波機器が効果的。高周波は真皮の深いところや筋膜に届くため、真皮のコラーゲンを増やしたり、筋膜のゆるみを改善することで、たるみに効果があります。
また最近では、クリニックは治療というより、メンテナンス的に通う人も増えています。
例えば、効果が半年~1年程度のヒアルロン酸注入ですが、ほうれい線やたるみによってできる目の下のへこみに即効性があり、そろそろかなという時期に通っている方も多いですよ。

エイジング対策は世の中にたくさんあり、それをすべて行うことは難しいもの。
でも気になる箇所に、続けやすいメソッドを取り入れて習慣づけることで、10年後の顔がきっと変わると思います。
A-Beauty読者のみなさんも無理せず、10年後の自分のためにケアしてはいかがでしょうか?

お話を伺ったのは

小林智子先生

小林智子先生

皮膚科医。日本医科大学卒業後、名古屋大学大学院皮膚病態学にてアトピー性皮膚炎について研究。2015年よりNorthwestern大学でポストマスターフェローとしてアトピーなど小児フィフカの臨床研究に従事。食事と健康に関してレシピや情報などを医学的な立場から発信する「ドクターレシピ」の監修を行う。著書に『皮膚科医が実践している 極上肌のつくり方』(彩図社)

美容/ヘルスケア ライター
佐川碧さん
女性に役立つ美容とインナービューティー、ヘルスケアのライターをしております佐川碧です。 特にR30の女性に即使える情報をたくさんアップしたいと思います。みんな@cosmeでもっときれいになっちゃいましょう。

イラスト Okonikk
取材・文 佐川碧

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