2020/05/22

パリ。56日間の外出制限。パリジェンヌに愛される「Bien-être」ってなに?

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パリは新緑のシーズンがスタート

こんにちは! お元気ですか?

パリは暖かい日が続き、過ごしやすい日が続いています。晴れている日は何となく機嫌も良くハッピーな気分に、美しい新緑のシーズンがスタートしました。

今回のコラムのテーマは「モチベーションと美容の関係」。パリの街をパトロール中、美しい方を見ると思わず目で追いかけてしまう事は多々ありますし、最近注目されている面白そうなビューティアイテムを見かけるとつい立ち止まって手に取ってしまう。興味あるものに対する、瞬発的に発生するモチベーションたるや。「私もやってみよう!」とすぐに飛びつく性格なのですが、なかなかそれを継続することが難しい…。

美容について深く考えるきっかけになった、56日間の外出制限

しかし、フランスでトータル56日続いた外出制限というできごとは、美容について改めて深く考えるきっかけとなりました。外出制限がはじまった当初は、いままでの様に大好きなパリの街を自由にパトロールできないことや、誰もいない静かな通りに不安と非日常を感じていました。

パリロックダウン中の風景

自分らしくここちよく生きること「Bien-être」

お籠もり生活に少しだけ慣れてきたころ、ウィルスに負けない身体づくりにはどうしたら良いか? 健康でいるためにするべきことは?などいろいろ調べるようになりました。

そこで、出会ったのが「未病=健康=美とすべてつながっている」という日本人トレーナーの方の言葉でした。

この言葉に「なるほど…」と納得しつつ、これはフランスでも良く耳にする「Bien-être(ビヤン・エートル)」という言葉に通じるな、と思ったのです。

辞書によると、「Bien-être」は主に「幸福」等と訳されています。

が、この言葉には、健康的にも美容の観点からも、自身がより良く生き、自分らしく居心地良く生きてゆけるように、自分のために何か時間や費用をかけること、心も体も健やかな状態、という概念的な意味を指すことがあります。

たとえば、薬局には「Bien-être」というコーナーがあり、健康グッズや美容ケアグッズが置いてあったりします。これは、まさに「Bien-être」を体現しているように感じます。

「美と心身の健康がベースではつながっている」という概念を表しているフランス語であるといえます。そんな「Bien-être」のエッセンスのひとつとして、今回はパリジェンヌに人気のブティック「Aroma-Zone」を紹介します!

パリジェンヌに人気のブティック「Aroma-Zone」

「Aroma-Zone」では、精油を使ったプロダクトのDIYのためのすべてがそろっています。新型コロナウイルスの影響をうける前は、店内は男女の性別や年齢問わず様々な客層でいつも大変にぎわっていました。フランスでは、精油を日常生活に取り入れることが人々の日常に浸透していることを物語っているシーンです。

精油やグッズ、ソルト、クレイ…圧巻の品ぞろえ

精油や、さまざまな精油を蒸留するときに抽出できる芳香蒸留水、ソルトやクレイなど、目を見張るような種類の多さで並んでいます。

しかも、どれも良心的な価格で買えるのがとっても魅力的。色々なプロダクトを作るキットも売っています。

環境への配慮も忘れず、詰め替えボトルで購入できる商品も。

自分の作りたいものの相談や、精油の効果なども店員の方にていねいにアドバイスをしてもらえます。

さっそくボディオイルづくりに挑戦!

私もこのおこもり期間中、パリのパトロール仲間でありフランスのアロマテラピー、フィトテラピー、コスメトロジーなど様々な自然療法を学んだアロマトローグである友人の##栗栖智美さん(一般社団法人パリ・フィトアロマ協会代表)##{{https://ameblo.jp/iledesfleursparis/}にアドバイスしてもらったレシピを使って、肌トラブルや免疫強化など今の自分に必要なエッセンスのつまったボディオイルを作ってみました。

「Aroma-Zone」はデリバリーサービスも行なっているので、この期間、大変助けられました。栗栖先生からのアドバイスで、キャリアオイルに対して精油の合計が5%濃度くらいだと、皮膚に塗っても安全とのこと。「よし、しっかり容量を計量するぞ!」と、道具もオーダーしました。

指示通りにキャリアオイルと精油を混ぜます。

蓋をしてよく混ぜたら完成!

パイン、ブラックスプリュース、ローリエの精油はとっても穏やかな香りなのに、やる気や元気を出してくれる効果があるそう。作っている間に、すでに精油のさわやかな香りに包まれ、リラックス。香りを嗅ぐことによって、気持ちが落ち着き、リセットしまたがんばろう、とポジティブにマインドを整えるーー。そして、これはあくまでも私の場合なのですが、このボディオイルを身体に塗ると臓器がよろこんでいるのがわかる(!)という実感があるので、きっと自分が必要としているトリートメントなのだろうと思っています。

私にとっての「Bien-être」

今回の外出制限は、私にとって美容についてだけではなく、自分に必要 (essential)なものは何か、私にとっての「Bien-être」とは何かについて深く考える機会になりました。

そして、外面・内側から美しくなることだけではなく、そもそもの資本である自分の身体が健康であり、マインドが整っていること、そしてそれを保つことが大事なのだ、という当たり前の事に気がついてしまいました。

ウイルスと共存するという政府の判断に従い、以前とはちがう形ではありながらゆっくりと日常を取り戻しつつあるパリ。そして美しい風景は以前と変わらないことにとても癒されております。

パリの現在

また来月のコラムで皆様とお会いできるのを楽しみにしています!

執筆/茂田 栄子
編集/アットコスメ編集部

プロフィール:茂田 栄子

2010年よりパリ在住。コーディネーターをする傍ら興味の赴くままにパリの色々な話題のスポットを探検するのが趣味。ビューティ事情に興味を持ち始めた、14歳思春期女子の母でもある。

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