2020/05/27

自分のことをイケてると思ってる人もそうでない人も。絶対に見てほしい映画『I Feel Pretty』

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衝撃をうけた映画『I Feel Pretty』

数年前に『I Feel Pretty』という映画を初めて見たとき、驚きました。
「えっ、僕が監督して作ったみたいな映画だ!」って。

※この先、映画のネタバレがあります!

自分の姿カタチに思い悩む主人公のレネ。

ある日、レネはジムで自転車から落ちて頭を打ってしまいます。そのショックで自分が「奇跡の変身をしてしまい、絶世の美女になってしまった」と思い込むようになります。レネ以外の人から見ると実際の姿カタチは何も変わってないのに…(当然ですよね)。

でも、自分を「最高にいい女」と思い込んでしまったレネの一挙一動は、思い悩んでいた頃とはすべてが変わってしまいます。

周りの友人や同僚、街で出会う人たちは、最初は戸惑うのですが、いままでの変わらぬレネと“最高にいい女の振る舞い”のコンビネーションで、レネに不思議な魅力を感じ始めてしまうのです。

その勢いは止まらず、最後にはみんなレネの大ファンになってしまう…。

最高の映画で、見てない人には絶対に見て欲しい映画のひとつです。でも、実際のところ、自分の気持ちが上がるだけでこんなにも変わってしまうのか…って思いますよね。

サラ・ジェシカ・パーカーさんとの出会い

僕も、この映画を見る前にこんな経験がなければそう思っていたかもしれません。
それは、ニューヨークで忙しくなった1997年頃のこと。

サラ・ジェシカ・パーカーさんから、電話がかかってきました。

「今度やる新しいテレビのメイクをやってくれないか?」

ドラマ『SEX and the CITY』のことでした。

サラにはお会いしたこともなかったし、顔も知らなかったので、会いに行きました。初めて会ったサラは、その動作、振る舞い、服、すべてがとってもキュートで魅力的、見とれちゃうほどでした。

でも、いわゆる「美人の法則」からすると、顔のパーツが中心に寄りがちで、鼻の印象も強いし、唇も肉厚というより小さめ。顔のプロポーションも長い感じ。そんなこともプロなので一瞬に分析しちゃったのですが…。

当時の僕は、撮影現場でそのバランスを一生懸命整えようとしました。が、メイクでさりげなくそんな大それた変身なんて、所詮できっこないのです。

ちょっと落ち込みましたが、撮影が始まると、サラが動き出す。そしたらまたあの雰囲気で魅力の魔法をかけてしまうのです。振る舞いだけで人の印象がこれほど変わってしまうのか…と勉強させられた仕事でした。

皆さんもご存知のようにSEX and CITYのなかでも素敵でしたけど、実際に会うと、もっとサラの魅力を感じられて最高なんですよ。

結局そういうのが最高に素敵なんだな、って思っています。

執筆/吉川 康雄
編集/アットコスメ編集部

メイクアップアーティスト・吉川康雄さん

1983年にメイクアップアーティストとして本格的に活動を開始。東京をベースにファッション誌や広告のフィールドで活躍後、1995年に渡米。渡米半年で『VOGUE』のカバー撮影に抜擢され、その後のキャリアを決定づけるファッションエディター、フォトグラファーと出会う。2008年から2019年3月までCHICCA ブランドクリエイターに就任。現在は、ニューヨークを拠点に活躍しながら、美容情報サイト「unmixlove」を立ち上げ、取材や執筆もこなす。著書に「生まれつき美人に見せる」(ダイヤモンド社)、「褒められて嬉しくなる キレイの引き出し方」(宝島社)、「いくつになってもキレイ!になれる」(世界文化社)。

Instagram @yasuoyoshikawa

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