2020/06/23

やらなくても生きていける「美容」だからこそ。美を楽しむ気持ちが一番の美容液

文字サイズ

2020年の上半期新作ベストコスメを発表! いま考えたい「美しさ」

@cosmeベストコスメアワード2020 上半期新作ベストコスメが発表されました。「美しさ」の定義はひとそれぞれ。いま改めて「美しさとは?」について、ビューティハンターとして活躍する高橋果内子さんにうかがいました。

「美」は永遠のテーマ

この記事を読んでくださる方の多くは、美容への関心が高い、美容感度が高い方だと思います。なかには子どもの頃、お母さんがお化粧しているのを見て、「おままごと」の延長でお化粧ごっこをしていた、なんていう筋金入りの美容賢者もいるのではないでしょうか。

私自身が美容に興味を持ち始めたのは、高校卒業の頃なのでだいぶ遅咲き(笑)。ですが、興味を持ち始めてからというもの、お小遣いを貯めてはヘアサロンやエステサロンへ行き、大人になってからはお仕事にするほど「美」への興味は尽きません。

多くの女性にとって「美」は永遠のテーマ。一生の関心事だと思うのですが、ひとりの女性が成長する過程で、「美」への意識は変化していくものだと感じています。

「美」の捉え方は人それぞれですが、多くの場合、若いときは「モテたい、好きな人に振り向いてもらいたい、可愛く見られたい」という外(他人)からの評価が気になっている人が多いと思います。社会人になる頃には、「メイクは社会人としてのたしなみ、清潔感は大切」と、評価の軸が可愛さだけではなく、社会的に考えてどうかという新しい軸が加わります。

そして、徐々に「人からどう見られているか」という受け身的な視点から、「自分はどう見られたいか」という能動的な視点に変化していくのです。

「自分はどう見られたいか」という視点も他人軸のように聞こえるかもしれませんが、“相手にどう思われるかを自分で操作できる”という意識があるかないかは大きな違いです。メイクの技術がまだ備わっていない若いときは、もともとの顔立ちが可愛らしい、キレイな女性が憧れの的だったかもしれません。ですが、大人になるにつれ、「自分をどう見せたいか」という意志を感じる女性の方が魅力的に見えます。

美容面でいえば、年齢とともに「シミやシワが気になる」などのエイジングの悩みは増えるばかり。シミ・シワに対してネガティブな感情をもち、それらを隠すことが義務みたいになっている人が多いようです。しかし、自分磨きを心から楽しめていないうちは、そこから魅力はにじみ出てこない。メイクで単に自分の嫌いなところを隠しているだけでは、魅力的な人にはなれないのです。

逆に、セルフケアを手間ひまかけて楽しんでやっていて、エイジングと仲良く付き合っていこうと自分を磨く努力をしているそのプロセスが、女性としての美しさを醸し出してくれる。そう感じます。

私にとっての「美容」とは

話は変わりますが、2020年春、新型コロナウイルス感染症が世の中を騒がせ、テレワークするようになったり、社会的距離を保つようになったり、私たちの生活や価値観が一変しました。私も自宅にいる時間が長くなり、いろいろなことに思いを馳せました。マスクが買えなくなったあたりから、トイレットペーパーや食料の買い込みに走る人が出てきて…。それをニュースで見るたびに、美容の仕事をしている私ですが、誤解を恐れずにいえば「食料とかに比べれば、美容ってなくても生きていけるな」って感じた瞬間がありました。

そしてその次に沸いた疑問ーー。

「じゃあ、美容って何なの?」

私のなかでの答えは、自分のコンプレックスを隠すだけのものではない、義務でもない。自分の人生を楽しむためのもの、自分で自分を楽しませる「エンターテイメントのひとつだな」と。

決して無理をしない

私自身、40代半ばになり、今年の年末でアラフィフの仲間入り(自分でも信じられませんが…)。好きが高じてこれまで15年、美容のお仕事に関わらせてもらって、本当にありがたいです。仕事柄、これまで人一倍美容について勉強し、人一倍スキンケアとメイクに時間をかけているつもりですが、それは私にとっては大好きな時間。美容が仕事といっても、日頃のお手入れには“義務感”でやっていることはひとつもありません。

「やらなきゃと義務感を感じることは無理してやらない」と決めています。

友達との楽しい食事会があれば暴飲暴食だってします。眠たかったらメイクをオフしないで寝てしまう日だってあります。「えっ? 美容の仕事をしているのに、そんなのあり得ない!」といわれてしまうかもしれませんが、私にとって「○○だから、やらなきゃいけない」と考えることが、一番のストレスなのです。

そのかわり、翌日お肌やカラダに「昨日はごめんね」と謝りながらいつもよりもていねいにスキンケアをしたり栄養バランスのいい食事をとったりする。このバランス感覚を磨くことも「美」につながっていくと信じています。

やらなくても生きていける「美容」だからこそ、常に楽しむ気持ちをもっていたい。楽しく「美」を追い求め続けるその気持ちこそが一番の美容液ではないでしょうか。

執筆/高橋 果内子
編集/アットコスメ編集部

美容評論家/ビューティハンター
高橋果内子さん
OL生活を経て30歳で美容業界に転身。過去のモデル経験や15以上の美容資格を取得した経験から幅広いジャンルの美容情報に精通。年間1000アイテム以上のコスメを試すほどの美容好きで、現在は、自分が実際に体験し“本当に…

@cosmeで関連キーワードの情報を見る

Page Top

ログインして便利に使おう!

A-Beautyメニュー
コスメティクス
ビューティメソッド
ヘルスケア
ニュース
共通メニュー
プレミアム会員登録
プレミアム会員解約
サービス一覧
会社情報
利用規約・ガイドライン
運営会社
ヘルプ
ヘルプ
お問い合わせ
カスタマーサポートブログ
アンケートにご協力ください
PC版@cosmeトップ
アットコスメ宣言安心してご利用いただけるサイト運営を目指して
× CLOSE