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哲学の木

哲学の木

・美しい丘や畑の風景で北海道有数の観光地になっている美瑛町で、写真撮影の名所となっていたポプラの木が、所有者の農家によって伐採されました


・写真撮影などのために無断で畑に入り込む観光客が多かったことなどが原因で、所有者は「残念だが、しかたなかった」と話しています

・美瑛町に広がる緩やかな丘に立つこのポプラの木は、首をかしげて物思いにふけるような姿から「哲学の木」と呼ばれ、観光客や写真の愛好家の人気を集めていました

・3年前には所有者の農家が幹にバツ印を付けるなどしてマナーを守るよう訴えていました。しかし、その後も畑に入る人があとを絶たず農作業の障害になっていたことや、木が古くなって枝が落ちるなど危険になっていたため、伐採を決断したということです

四季折々、素敵な景色を見せてくれる美瑛町。
この「哲学の木」以外にも、
「セブンスターの木」
「ケンとメリーの木」
「親子の木」
そして、少し前話題になった「嵐の木」などがあります。


人気が出るのは、観光としては嬉しいことですが、ルールを守らない一部の方により、
所有者の方たちは大変迷惑をしているとのこと。
農地に勝手に入り作物を荒らしたり、トラクターに勝手に乗ろうとしたり。
また、農作物の病気も心配。
再三警告をしても守られなかったため、今回は苦渋の選択だったようです。
長年眺めてきた木を切ることになり、涙したそう・・・

「嵐の木」は今7本になっているようです。
(マナーを守らないので、2本植えて7本にしてしまったようです)

美しいものを見るのは簡単ですが、それを守っていくことの難しさ。
皆がしているから。自分だけなら大丈夫。
今一度、考えてみたい。
美瑛の美しい景色は、所有者様たちの汗と涙の賜物。

悲しいニュースでした。

*抜粋あり、画像はお借りしました

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