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vol.68 Driving in USA 運転について思うこと

vol.68 Driving in USA 運転について思うこと




 今回これといった事柄を紹介するわけではありませんが、vol.50 Our Second Car アメリカで車を買うvol.63 高速で事故...不幸中の幸い。事故処理など諸々など車ネタを書きましたが、私自身の運転について思うことや経験したことを絡めて、細々と綴りたいと思います。


私はアメリカでの生活年数は足掛け5年未満ですが、何を隠そう免許を取ってからはまだ1年半の新人ドライバーです。


ちなみに日本では15年以上ペーパー(優良)ドライバーで、免許を取ったものの一人で運転したことはなかったし、実は運転自体そこまで好きではありませんでした。(なんで取ったんだ?って感じですね、でも周りは18歳になると割とみんな教習所に通い始めていたので、それに影響されたのが大きかったです。)
教習代は高かったですが、免許証は写真付き身分証明として大いに活躍しました。

私は自分は運転が得意ではないと知っていたので、できれば一生避けて通りたい課題でした。
しかし、子供も大きくなってくると色々出かけたくなるし、段々避けられない課題となってきました。
一昨年意を決して免許を取りましたが、我が家はずっと車が一台しかなかったので、そこまで私が積極的に運転するということもなく、上達もしませんでした。なので運転をする時は毎回ドキドキしながら恐怖心との戦いでした。(CDの催眠療法まで試したほど!)
去年の一時期二台持ちになってから、自分で運転して出かける機会も増えたのでようやく慣れ始めたかなという感じです。


ちなみに25歳以上の女性は安全ドライバーだから保険料は安いそうです。恐怖心がある分、慎重になるからなんでしょうね。こちらではアジア人、しかも女性は運転が下手だというスティグマ(半分冗談?)もあるくらいです。


予測不能!高速で思わぬ落下物

中西部の田舎に住んでいるので、かろうじて私でも高速に乗れます。(西海岸側の渋滞の多い高速や、片側5車線など助手席に乗っているだけでも怖いので無理ですが。)
これは冬にいつものスーパーに行く時に高速を走っていた時のことです。制限スピードは70マイルで、雪は降っておらず晴れて道路も凍っていない運転しやすい日でした。
もうすぐで出口というところで、隣車線の前方を走っていた車から雪だか氷の塊が飛んで来ました。幅は30センチくらいあったのを覚えています。フロントガラスにすごい衝撃、そして視界が遮られ一瞬パニックになりました。
ドンと当たった塊はどこかへ飛んで行きましたが、フロントガラスがどうなって入るのか気がきではありませんでした。
一瞬の出来事だったし、出口車線に入ったくらいのところだったので普段通り高速を降りました。そこからはすぐにスーパーなので着いたらとりあえず駐車しましたが、もうずっと心臓がドキドキして、すぐ車から降りれませんでした。とりあえず夫に電話して落ち着いてから、フロントガラスを確認してガラスにヒビは入っていなかったので良かったです。
もし当たりどころが悪くてガラスが割れたら、ハンドル操作を誤っていたら、玉突き事故を起こしていたら。。などなど落ち着いて考えたら段々怒りがこみ上げて来ました。
私が住んでいる地域では冬はほぼ毎日氷点下、雪がよく降るのですが、それをはらわないでそのまま走っている車もよくいます。私が遭遇したケースは、
屋根に乗っていた雪が除去されず氷点下が続き氷になった→それが天気の良い日に溶け出して塊のまま高速の勢いで飛んだ 
こんなところだと思います。本当にいい加減なドライバーが多くて今思い出しても腹立たしいです。


下の動画をご覧ください。まさに私の体験したのとほぼ同じ氷の衝撃です。
違うのは
・真正面から飛んで来ているので、当たる前にもっと時間がある
・スピードは遅いが真正面から来たことで衝撃は何倍にもなり、フロントガラスのひび割れが半端ない
本当恐ろしいです。
車の運転の怖いところは、自分がどんなに気をつけていても巻き込まれることもあるということです。ドライバーの皆さん、こういった事態は冬の運転で無きにしも非ずなので気をつけてください。


大げさですが、たまに出かけるのは命がけだなと思います。公共の交通が発達した都会のように簡単に電車やバスで目的地に連れてってもらえるわけではなく、自分でアクセルを踏まないと前に進めないのですから。


アメリカの親は大変


上記でいかに私が運転を苦手としているか書きましたが、そんな私が訳あって送迎を頼まれてやっています。短期間ですが、友人の子供のサッカーのレッスンの送り迎えを週一回ほどしています。


友人の家まで10分強、練習場まで約15分(たまに場所が変わる。)、1時間の練習の後家に送り届ける、という各短い運転時間ではあるものの、まず他人の子を乗せるということ、普段出かけない夕方ラッシュアワーにかかること、遅れないようにという微妙なプレッシャーを感じながら運転しているのでした。それも最近は慣れてきて、いい経験になっているるなと思いました。





先日レモンシロップのグレープフルーツバージョンをお礼にもらいました




練習場は大きな公園で、息子が遊びたがるので私たちは遊具があるところで遊んで待ちます。他の保護者を観察していると、キャンピングチェアを持ってきて周りで見ていたり、他に子供もいる場合は公園で遊んでいたりします。




サッカーだけでなく、子供の習い事は大抵送迎しなければいけません。近所に住んでいればラッキーですが、アメリカは広いので通常は車で行く距離です。以前知り合いの子にうちで日本語を教えていたことがありますが、お父さんが送ってきて、レッスンの間は他の部屋で待っていました。






日本だとある程度大きくなれば近所なら一人で色々出かけますが、こちらだと大抵は車が必要な場所にあり、あとは誘拐の心配もあるので保護者が付いて行くことが多いです。
なので日本でも小学校から電車に乗って通学する子がいますが、こちらの感覚からするとありえないのです。
州によって年齢は違いますが、一人で家で留守番することも禁じられています(大体ティーネイジャーからOK?)。なので親はベビーシッターを雇うか、一緒に連れて行かなくてはなりません。
アメリカでは親の義務と責任が重いなあと思います。






アメリカで運転あるある

都会ではあまりないでしょうが、田舎や郊外を走っていると見かける痛ましい轢かれた動物たち。Roadkillと言います。春から動物が活発に活動し始めると途端に道路に増え始めます。私がいる地域では主に小動物のリス、ウサギ、アライグマ、スカンク、などが多いです。大抵端っこに避けられているのですが、たまに鹿のRoadkillを見たときは大きいのでおぉっと一瞬動揺してしまいます。運転速度によってはぶつかると自分も命が危ないので要注意です。
教習で黄昏時は目が慣れないので運転は注意する、と教わりましたが、田舎道は夜行性の動物が動き出し始めるのでそれも注意せねばなりません。





というようにアメリカで運転していると色々あります。
私はあいかわらず運転は好きではありませんが、運転をしている自分は好きです。運転を、というか苦手なことを克服している、という点でです。
まだまだ一人で遠出するまでの勇気はありませんが、少しずつこれからも精進したいなと思います。

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