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美容の未来形。ケアはジェンダレス、コスメはセクシャルに

美容の未来形。ケアはジェンダレス、コスメはセクシャルに

THREEの発表会で考えたこと。

女性ホルモンに着目して、大型の新ラインが発表されました。その名も「エミング」(発売は9/13から)。


金沢の八重桜から分離した桜の酵母による酒粕エキスとサトザクラエキス、そして新潟県産のシャクヤクの花エキスなどがそのパワフルな成分。相変わらず、きちんとした理論的な処方とそれに対するエビデンスがすごい。こんなに信用性が高いブランドってレアですよ。

で、これから続々とその詳細はアップされると思います。詳しくはそちらに譲るとして、ボクが昨日の発表会で考えたことは、もう少し包括的なことでした。

というのも、スリーは昨年末に男性用の「ザ ディフィニティブ」というラインがでているんです。こちらはニアウリという植物の成分を配合していて、エミングとは対照的に男性ホルモンに着目したもの。しばらく、使い続けていたのですが、たしかにいい。

画像は公式サイトから

スキンケア(や場合によってはメイク)は、どんどんジェンダレスになっていくけど、コスメ各アイテムはどんどんセクシャルに変化していくのが今後の流れではないのか、と。

ケアすることは男女ともに必須なわけです。紫外線や近赤外線、ブルーライト、それにPM2.5などの大気汚染物質などボクらの周りには、人体に影響を与えるものがいっぱいになっている。

そしてそこには、ホルモンに影響を与えるものも多い。ただでさえ、年齢を重ねるとホルモンのバランスが不安定になってくるもの。それなのに、なかなか対処できない。更年期で一蹴してしまえば簡単だけど、でも何もしなくていいの?というとそれは違うわけです。

今、自分の中で一番興味があるのが「ホルモン」。四十路を過ぎて、それも半ばを迎えて体も心も本当に変化している。ボクは注意深く観察するようにしたけど、忙しく働いている同級生なんかは、仕事に家庭に没頭していてその体の発する信号をうまく捉えていない人も多い。

性差はある。だからこそ、その性差に着目したコスメってのは今後本当に必要なんだ、と実感したわけですよ。今までの女性用のコスメのパッケージを黒にしたり、メントールを多めに配合したりなんて、小手先の本質を考えない変更ではなく。もっと根本的な性差を考慮したコスメ、それが求められるんではないかな。

いや、その線引きは本当に難しい。だって、コスメは医薬品じゃない。だから、ビビッドな変化があってはいけないわけで。ボクの中でもまだ答えは見えません。

ケアする行為はジェンダレス、そしてコスメはセクシャル

それだけは、ボクが強く実感したことなのです。

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