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デンタルフロスをしないなんて、あり得ない!

デンタルフロスをしないなんて、あり得ない!

デンタルフロス使ってますか?

歯間ケアと日本で言われて久しいですが、その実態はなんと3割程度なのだとか。先日、ライオン・クリニカの発表会で知りました。現在、使用している人が32%、過去は使っていたけどやめた中止者が20%、残りの未使用者が48%なんだそうです(*ライオン調べ n=9214、20~60代、2018)。

個人的な話をしますと、ボクは20歳から使い始めました。これ、わりと早いほうなんじゃないかな? と。初めての海外。バックパック担いでアメリカを放浪していたとき。LAのハリウッドにある1泊15ドルのユースホステル。二段ベッドが並ぶドミトリーで、変なニオイがしみついた部屋でした。長期滞在している先住者が「マリファナだよ」って教えてくれました。あ、もちろんボクはやってませんからね!

そんな環境で、斜め向かいの上の段のフランス人の女の子がフロスをやっていました(安宿です、から男女混合)。「何してるの?」って聞いたら、「デンタルフロスよ。知らないの?」と。ちょっと恥ずかしくて、でも「うん」って答えたら「使っていいわよ」と投げてくれたのが、ボクとデンタルフロスの出合い。

それから、海外っぽくて使っていました。それまで右上の奥歯がよく腫れていたんですが、フロスをするようになってからトラブルがない。ああ、こりゃいいなと使い始めたという昔話。それ以来ですからもう25年くらいなんですね。長いな。

今では、出張の時に歯ブラシはホテルにあるだろうと特段用意しませんが、フロスだけは絶対に持っていきます。しかもバゲージロストのリスクが怖くて、手荷物に入れて。そこまで必要なんです。ユースホステルに泊まっていたボクもなんだか年を取って、エラソーになって、バトラーのいるホテルへ泊まったことがあります。その時は、わざとフロスを持っていきませんでした。で、「フロスがないから用意してね」ってお願いしたんです。イジワル? いいえ、何を持ってきてくれるかな? と楽しみにしていたというのが本音。

大阪だったので(どこのホテルかばれちゃいますね)、日本のメーカーだろうな、と思っていたら案の定、クリニカでした。いつもは、最初にアメリカで買ったリステリンのフロス。一番安くてリーチの半額だったはず。ビンボー学生には精一杯のおしゃれアイテムだったんですよ。

ワックスあり、ミント味。これがボクの定番。今でも自分でハワイに行ったり、アメリカに行く人を見つけては大量に買ってきてもらいます。3ドルしないはず。使いなれたこれが、あの時のなんとも言えない甘酸っぱい思い出とともに、一番の相棒なんです。

真ん中がいつもの相棒。日本じゃ売ってないんです。両隣が新製品。実はスポンジタイプはちょい苦手(汗)なんでも初心者の方は力加減がわからず、歯茎を傷めてしまうこともあるそうで、そういう方はこちらから始めるのがオススメ

とはいえ、いろいろ進化しているデンタルフロス。新製品の“クリニカアドバンテージ なめらかスリムフロス”は2つの素材を組み合わせた複合繊維で、歯間にスッと入るのだとか。キシリトール配合ってのも魅力的です。好みのミントフレバーなのもいい。2018年7月25日発売。

そうそう、フロスが習慣化できないのは、つい引き出しとかに入れちゃって忘れてしまうからというのもあるそう。歯ブラシの横に定位置を作ってあげると視界に入って、習慣化しやすいわけで。そこで、発売当初はオリジナルのフロスホルダーがノベルティとしてついてくるみたい。これ、たしかにいいアイディアですね。

ロールタイプとホルダータイプどちらも定位置が決まれば、忘れない

歯間ケアは命のケア。

今では歯周病菌が体や脳を巡っていろいろと悪さをすることがわかっています。寝たきりの方の口腔ケアを徹底すると症状がよくなった例もあるとか。だとすると、普段からフロスを使って歯間ケアをしない、なんてことあり得ないですよね?



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