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色だけに誤魔化されないインパクトさというか、内に秘めたものが感じられる。
ブラウンやベージュ系リップは、今やポーチの中になくてはならないもの。


ランコム

ラプソリュルージュ C76(左)


繊細なゴールドパールがエレガントに煌めき、どこか夕焼けを連想させるコーラルベージュ。
唇の形やフォルムが美しく見えるのは勿論、肌の透明感も底上げし、この色を纏うだけで
顔が数段洗練されて見えます。色白さんにも、日焼けした肌にも抜群に合います。
オレンジでもパッと明るく元気なイメージなのかと聞かれるとまたそれとは違って、
セピア色のニュアンスを帯びたサテンのような美しさ。
この絶妙なカラーのおかげでうるさくならず、むしろ統一感のある整ったメイクに
見せてくれます。
いつもの顔を少しブラッシュアップするだけで、服装まで洒落て見えるから不思議ですね。


ランコム

ラプソリュルージュ C254(中央)


とある撮影現場で、モデルが塗ってメイクルームから出てきた瞬間歓声が上がったのが
このルージュなのだとか。ていうか画像見にく過ぎてすみません。
割とベーシックに見えますが、唇に乗せると途端に化ける色。
一気にこなれ感が増しお洒落な印象になります。
「チークはあえて塗らない事で、この色の持つ雰囲気が生かされ、顔の美人度が増す。」
雑誌に書いてある通りにして正解でした。
ベージュの中にも黄みや赤みが程よくあるので、血色良く見せてくれるのは勿論、
唇本来さえも美しく見せてくれます。わざとらしくない色っぽさも演出してくれちゃったり。
これぞ、美人映え確実ですね。


NARS

パワーマットリップピグメント 2760(右)


マットって難しい印象がありますが、このパワーマットリップピグメントはスーパーマット
なのにしなやかで乾燥を忘れるほど無重力で心地良い使用感。
元の唇の色を無視してインクのように発色するのに、なぜか違和感のないお洒落な色づき。
これだけインパクトが強いのに仕事にもプライベートにも使えるなんて、計算し尽くされている
なと感心せずにはいられません。
自分史上最高のマットリップです。


赤やピンクなど色の濃淡がはっきりしているリップに比べると、
地味な印象を持ってしまうブラウン系。敬遠しがちな方も多いのでは?
ですが、肌の透明感を引き出し媚びない女っぽさを醸し出してくれるのって意外とこういう
沈んだなじみ色だったりします。目鼻立ちをくっきり見せてくれる効果もあるんですよ。


表情にインパクトをもたらし、心に自信をくれるリップたち。
不器用な私には丁度いい。

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