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タイ北部原産の黒生姜から抽出した「ブラックジンジャーエキス」が気になりますっ♪

タイ北部原産の黒生姜から抽出した「ブラックジンジャーエキス」が気になりますっ♪

先日、日本化粧品検定協会様にご招待いただいて
丸善製薬主催 「植物エキスセミナー」に参加して
天然原料について学んできました(^o^)

キレイになるための知識を身につけるお勉強会では
コスメの裏面表示に記載されている植物原料など
お化粧品を購入する際に役立つ基礎知識を教えていただきました。
一般消費者だとあまり接する機会がない原料メーカーさん。
丸善製薬さんは、原料メーカーさんとしては老舗で、
天然由来の成分を主に取り扱っているそうです。

私が個人的に愛してやまない植物原料「甘草(かんぞう)」も
広島県尾道市にある丸善製薬さんが創業時から取り扱ってきたものだとわかり
嬉しかったです。
甘草は、漢方薬に配合されている生薬で炎症をおさえる働きがあり、
お化粧品では肌を鎮静させる成分として用いられることがあります。


植物エキスとはなんぞや? という基本知識からはじまったセミナーは
お子さんでもわかるほど丁寧に解説いただきました。

エキス ・・・ Extract / エキストラクト
        溶媒を用いて成分を取り出すことで得られたもの
        
       例えば。。。 私たちが口にしているお茶もそうです。
       水で抽出したお茶とお湯で抽出したお茶。どちらも「水」が溶媒になっているのですが
       溶け出す成分が変わるので、味に違いがでます。
緑茶の茶葉を
熱水抽出すると、カテキンなど(渋み)が出て、水抽出をするとテアニンなど(旨み)がでるなど
成分の性質を利用して取り出し方法を変える必要があるのです。

他に、果汁など溶媒を使わず、
絞ることで得られる物理的処理で搾汁されるものもあります。
レモンをしぼって得られる果汁はレモン果汁エキスとなります。


今市販されているお化粧品でもよく配合されている
美白作用のある 当帰-トウキエキス や
コラーゲンの再生を促すハーブ Lemon balm-メリッサエキス
も大好きな成分です。
どちらもエイジングケアの分野では欠かせない成分なのですが
シミの原因メラノソームを分散して見え方を薄くすることで美白を促す仕組み

劣化したコラーゲンを線維芽細胞内でリサイクルする仕組みが興味深かったです。
Endocytosis(エンドサイトーシス)細胞外の物質を細胞の中に取り込む
ことで劣化コラーゲンが蓄積されていくことを解消して新たなコラーゲンを生み出す
サイクルを作るのだそう。

新たな注目成分としては、UVダメージ(日焼け)の回復を早めたり、
バリア機能を高めてさらに保湿を促す
「パイナップル」エキス

タイ北部で古くから栽培されてきたクラチャイダム(黒生姜)が関節痛の緩和目的で煎じて飲用されて
きたことから注目された
「ブラックジンジャー」エキス
これを摂取すると血中中世脂肪が減少したことからダイエットによい成分として期待されていること。

また、巡りをよくする成分として注目されてるのが
東南アジア原産のヒハツという植物。「ロングペッパー」エキス。
シナモンのような香りで香辛料としても用いられています。

毛細血管のゴースト化を改善し、巡りをよくすることで冷え対策にも良さそうです。


興味深い本もプレゼントしていただいたのでじっくり読んでみたいとおもいます。




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