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あなたの毛穴悩みはどのタイプ?黒ずみ・開き・たるみ...毛穴タイプ別ケア方法

あなたの毛穴悩みはどのタイプ?黒ずみ・開き・たるみ...毛穴タイプ別ケア方法

赤ちゃんみたいに毛穴の目立たないつるつるの肌は、いつだって憧れですよね。今回は、気になる毛穴トラブルの対処法を詳しくご紹介していきます。

まずはおさらい! 代表的な毛穴トラブルとその原因

目立ちやすい毛穴のタイプは、大きく分けて3つあります。

黒ずみ毛穴

Tゾーンや小鼻を中心に、黒い点々ができたように見える「黒ずみ毛穴」。黒く見える原因のひとつは、実は「産毛」にあります。

黒ずみ毛穴の始まりは、毛穴にできた角栓から。角栓とは、ターンオーバー(細胞の生まれ変わり)によってはがれた古い角層(垢)が、皮脂と混ざりあって毛穴に栓をしてしまうもののことを指します。

抜け落ちた産毛は、通常であれば毛穴から外へ出ていきます。ところが毛穴に角栓ができていると、逃げ場を失って角栓に混ざり合ってしまうことが...。白っぽい日本人の肌に、黒い産毛が混ざった角栓ができているので、黒っぽく見えてしまうのです。

開き毛穴

ぽっかり穴が開いたようにも見えてしまう「開き毛穴」。Tゾーンや小鼻に目立ちやすく、毛穴が丸く開いているのが特徴です。主な原因は、皮脂の過剰分泌。余分な皮脂によって毛穴が押し開かれている状態です。

たるみ毛穴

ほおにできやすく、30代から気になり始めることの多い「たるみ毛穴」。本来は丸い形をしている毛穴ですが、肌がたるむと毛穴が縦に伸びてしまうことにより、目だってしまうことがあります。そのため手で肌表面をひっぱり上げると、目立たなくなるのが特徴です。

肌のたるみは、肌(表皮)を支える真皮の不調によるもの。年齢を重ねるとともに、表情筋が衰えて、蓄積された皮下脂肪を支えきれなくなったり、紫外線ダメージによってコラーゲンが変性して弾力やハリがなくなったりすることが主な原因になります。

基本の対策3つをおさえましょう

どんな肌悩みであっても、おさえたい基本の対策は、洗顔・保湿・紫外線対策の3つです。

洗顔

過剰に分泌された皮脂や、古い角層などの汚れを落としましょう。
・洗顔料を手のひらでしっかりと泡立てる
・たっぷりの泡を肌の上で転がすようにやさしく洗う
・すすぎ残しのないよう、水かぬるま湯で丁寧にすすぐ
ことを心がけてくださいね。

保湿

肌が乾燥していると、肌内部を守るために角層が厚くなったり、うるおいを補うために皮脂の分泌が活発になったりすることがあります。

化粧水と乳液で丁寧に保湿して、肌をすこやかに保ちましょう。パッケージに記載されている適量を目安に使いましょう。

肌表面の古い角質を取り除いてくれる「拭き取り化粧水」や、肌を引きしめて毛穴を目立たなくする収れん化粧水でお手入れするのもおすすめです。収れん化粧水は、コットンに適量をとり、肌の上から下へとリズミカルにやさしくパッティングしましょう。ベタつきが気になる時は、さらっとみずみずしい使い心地のアイテムを使うといいですよ。

紫外線対策

紫外線は季節や天候を問わず降り注いでいます。1年を通して、日焼け止めやUVカット効果のある日中用乳液、化粧下地などで対策しましょう。
また紫外線にはUV-AとUV-Bがあります。UV-Aは波長が長く、肌の真皮にまで到達してたるみの原因に。厚い雲や窓ガラスも透過してしまうので、家にいる時やちょっとしたお出かけの時の「うっかり日焼け」に注意してくださいね。
UV-Bは主に屋外での日焼けの原因になる紫外線。肌に急激に作用して、赤みや炎症、乾燥の原因になることがあります。

3つの基本の対策をおさえたら、肌悩み別の対処法をご紹介します。

黒ずみ汚れの対処法

角栓が詰まってしまわないように、小鼻やTゾーンなど洗顔は丁寧に行いましょう。ただし、角栓の黒ずみが気になるあまり、無理に押し出すのはNG! 肌を傷つけてしまいますよ。

毛穴汚れをさっぱり取り除く「ホットタオルクレンジング」


いつものクレンジングにプラスして、タオルを使ったケアを取り入れてみましょう。必要なアイテムは、厚みのあるタオル、洗面器、オイルクレンジングです。

1. タオルを折りたたみ、洗面器に入る大きさにする
2. 洗面器に少し熱めのお湯を入れて、タオルを浸す
3. オイルクレンジングで丁寧にメイクをオフする
4. お湯がしたたらない程度に軽くタオルを絞る
5. タオルを口元~ほおにあて、手で軽く押さえる
(耳たぶの下も包み込むとリンパが流れてよりGOOD!)
6. タオルをひっくり返し、次は目元にあてる
7. 親指の付け根をこめかみにあてて、ゆっくり押さえる
8. いつも通り洗顔と保湿を行って完了!

肌が柔らかくなって毛穴に詰まった汚れが落としやすくなるだけでなく、じんわりとした温かさがリラックスにも! ホッと一息つきたい夜にぴったりのケアですね。

過剰な皮脂の対処法

過剰な皮脂を洗い流すためには洗顔が基本ですが、注意すべきポイントや+αの対策もご紹介します。

ゴシゴシ擦らない、洗いすぎない

過剰な洗顔は、不要な皮脂汚れだけでなく、角層のうるおいまで洗い流してしまうことがあります。すると肌のうるおいバリア機能が働いて、かえって皮脂の過剰分泌を招いてしまうことも。肌の上で泡を転がすように優しく洗い、1日に何度も洗顔しすぎないよう気をつけましょう。

ベタつきが気になる肌を整える化粧水

エリクシール ルフレ バランシング ウォーター
皮脂と水分のバランスを整えて、毛穴が目立たない肌に保ってくれる化粧水。水分たっぷり、表面はベタつかない心地よい使用感です。

d プログラム バランスケア ローション W(医薬部外品)
乾燥するのに、べたついて毛穴が目立つ肌をみずみずしくうるおす薬用化粧水。美肌バリア機能を整え、ふっくらやわらかな美肌に導いてくれます。

皮脂対策のために摂りたい食品

ビタミンB2、ビタミンB6が多く含まれるレバーやバナナがおすすめです。皮をむくだけですぐ食べられるバナナは、朝食をとる時間がない時や間食にぴったりですね。

たるみのケア方法

きめを整えて毛穴を目立たなくするケアを行いましょう。肌が乾燥するときめが粗くなって目立ちやすくなるため、丁寧に保湿することが大切。またハリや弾力をサポートする成分が配合された化粧品を取り入れるのがおすすめです。代表的な成分を2つに絞って紹介しますね。
※年齢に応じたうるおいのお手入れ

ヒアルロン酸

もともと人の体内に存在する成分ですが、美容成分や美容食品にも使われています。保水力が高く、肌のうるおいをキープしてくれます。

資生堂独自成分の『アセチルヒアルロン酸ナトリウム』は、ヒアルロン酸をベースに、肌なじみの良さを高めた成分。「スーパーヒアルロン酸」とも呼ばれています。すぐれた保水力で、角層のうるおいを長時間キープしてくれます。

レチノール

注目され続けているレチノール。肌を柔軟にしてハリのある肌へと導いてくれます。

たるみ対策にはほおのエクササイズも効果的

顔の筋肉「表情筋」をよく動かすと、肌にハリを与えるとともに、いきいきと輝くような表情が得られますよ。TVやスマホを見ながらでも簡単にできるので、繰り返し行ってみてください。

1. 口に空気を含ませてほおを大きく膨らませ、10秒キープします
2. 口の中にほおを吸い込んでへこませ、10秒キープします
3. 口角をしっかり引き上げたにっこり笑顔をつくって、10秒キープします
4. 左の口角を引き上げて10秒キープ。右の口角も同様に行います

たるみ毛穴をカバーするメイク術


スキンケアでは改善できないたるみ毛穴は、ベースメイクによってカバーすることができます。ポイントは、下準備として肌を柔らかくしてからメイクを行うこと。メイク前の保湿というひと手間が、仕上がりを美しくしてくれますよ。

下地は、円を描きながら上方向に向かって伸ばします。ファンデーションは、パフで引き上げながら塗りやすいクッションファンデーションがおすすめ。適度なツヤが出るものは、光の効果による毛穴カバーもできますよ。

ファンデーションを肌にのせたら、パフをぴったりと密着させ、下から上に引き上げながら塗っていきます。小鼻や目元の細かい箇所は、パフを折って使うと塗りやすいですよ

適切なケアで毛穴が目立たない美肌を目指そう

毛穴を目立たなくするためには、まずはきちんと原因を知ることが大切ですね。原因に合った適切なケアを取り入れて、至近距離でも自信がもてる美肌を手に入れましょう。

photo:PIXTA
●当記事は、編集部取材に基づいた情報です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。

出典元:資生堂の総合美容サイト「ワタシプラス」

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