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唇の特徴から見る、おすすめリップケアの方法!

唇の特徴から見る、おすすめリップケアの方法!

いよいよ冬場も越え、乾燥シーズンを耐え抜いていた私たちの肌。
唇のガサガサ荒れにお悩みの方も多いのではないでしょうか?



ところでリップケア製品とスキンケア製品大きく違うところはどんなところでしょう?

リップケア製品にとても特徴的な点は、ほとんど油性成分からできているということ。
同時に、水溶性成分が少ないとも言えます。


リップケアにおいて大切なのは『とにかく水分を逃さないこと』なのです。



唇はお肌と違ってターンオーバーが異常に早い部位です。
ガサガサ唇の原因は、ターンオーバーにより成熟しきった角質細胞が剥がれずに唇の上に残っているから

実際、正常な唇表面よりも、ガサガサ唇の細胞は少し大きいのです。
これは無理に剥がすと、未熟な角質細胞まで剥がしてしまうため、ますます唇荒れが進行してしまいます。


実は、お肌も唇も、角質細胞は接着剤のような成分でくっつけられていて、
ターンオーバーにより細胞がお肌表面に近づくと(pHが弱酸性になると)、
接着成分を分解する酵素のはたらきにより角質が剥がれていく
のです。


この接着成分分解酵素は、水分が少ないとうまく働くことができません。


唇の乾燥
→接着成分分解酵素の活性低下
→角質細胞の肥厚化
→唇の保湿力低下
→唇の乾燥…
と、悪循環に陥ってしまうのですね(;;)


では、水分を足してあげればいいじゃないか!
となりそうですが、

唇はターンオーバーが早い部位=角質細胞が小さく、水分の蒸散量が多いことに加え、
皮脂腺が殆どないため水分をキープすることが苦手なのです。

また食べたり、喋ったり、表情を表したりと何かとよく動く唇。
ただでさえ付着物がとれやすいのに、唾液と共に容易に取れてしまったりもします。



リップケア化粧品では、落ちにくい油性成分でシールして、水分蒸散を抑制することがとにかく大切なのです。


今日は、アベンヌ 薬用リップケア モイストをご紹介します。

コールドクリーム成分が肌の表面にラップを作り、潤いを守る役割をしてくれるのだそうです。

コールドクリームとは温泉水、ミツロウ、ミネラルオイルのこと。
温泉水はアベンヌお馴染み、ミネラル成分をたっぷり含んだ南仏生まれのミネラルウォーター
ミネラルオイルは皮膚へほとんど侵入せずに、水分蒸散を守ってくれる優れものです。
さらにミツロウは柔らかいテクスチャーで唇への付着力が高いことに加え、乳化能を持つため今回のクリーム処方の大役を担っています。


アベンヌ調べでは、24時間保湿持続データを取得済みとのこと。
ひとぬりでうるおいラップ効果が続くんだとか。


さらに、アベンヌ 薬用リップ モイストは有効成分として抗炎症作用を持つグリチルレチン酸ステアリル配合。
荒れやすい唇に嬉しい成分です(^^)



もう一つの有効成分 酢酸DL-α-トコフェロール(ビタミンE)は、酸化防止剤として多用されており、血行促進効果も期待されています。
ヒマシ油は安定性があまり良くないので、酸化防止剤としても一役買っていそうですね。


その他にも浸透性の高いスクワランや体温で溶けてリッチな感触で唇をカバーするシアバターなど、
心地いいテクスチャーと機能性をバッチリ備えたリップクリーム!


つけ心地は意外とさらっとしているので、着色リップのつきも邪魔しません。
お値段もお手頃♪

リップクリーム選びに迷ったら、是非お試ししてみてください。


twitter: ringringkaoring
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blog: 理系美容家かおりのキレイになる美容科学


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