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正しいナチュラルメイクのやり方。ベースメイクからポイントメイクまで徹底解説!

正しいナチュラルメイクのやり方。ベースメイクからポイントメイクまで徹底解説!

「ナチュラルメイク」ってよく聞くけれど、ナチュラルすぎるとすっぴんに見えてしまうし、どうしたら適度なナチュラルメイクになるのか分からない...という人も多いのでは? ナチュラルメイクって、実はポイントを押さえないと難しいうえ、その時のトレンドを反映させることも重要なんです。だからこそ、プロからしっかりハウツーを学ぶのが大事! そこで今回は、ヘアメイクアップアーティストの福池千鶴さんに、2019年版・ナチュラルメイクのやり方を徹底的に教えてもらいました。

ナチュラルメイクの定義って?

薄いメイクやシンプルなメイクをナチュラルメイクだと思っていませんか? ナチュラルメイクとは、「すっぴんのような自然な雰囲気なのに、肌がきれいで血色感があり、目鼻立ちもくっきりしている」メイクのこと。そこで大切になってくるのが、素肌のように見えるけれどアラのない美肌づくりと、メイク感はないのにメリハリのあるポイントメイクの2点。つまりベースメイクは、シミやくすみといった肌トラブルをしっかりカバーしつつ極限まで薄く仕上げること。目元&口元は、陰影や血色感を重視して仕上げることが重要になります。それではさっそく、詳しいポイントを解説しますね。

ナチュラルに見せるベースメイクのHOWTO

薄づきなのにアラのないベースメイクに仕上げるには、下地とコンシーラーで肌トラブルを部分的にカバーすることが大事。ファンデーションで隠そうとすると厚塗りになり、ナチュラルさが減少してしまうので気をつけてくださいね。

ポイント1 下地で肌をトーンアップする



肌全体をトーンアップし色むらなどを補正するためにも、下地は必須。下地で肌の悩みをカバーしておくと、コンシーラーやファンデーションを薄く塗るだけでも肌がキレイに見えるので、ベースメイクをナチュラルに仕上げられます。下地は、透明感を高めてくれるものやテカリ防止効果があるものを選ぶのがおすすめですよ。

アーティストおすすめ下地はこれ!
マキアージュ ドラマティックライティングベース




くすみや色むらをカバーし、時間が経ってもきれいな仕上がりが続きます。顔全体に薄くのばすだけで、立体感のあるメリハリ顔に。

ポイント2 コンシーラーでくすみや肌トラブルをカバー



下地でカバーしきれなかったくすみ、シミなどはコンシーラーでカバーします。特に目の下のクマ、小鼻のわきや口角のくすみをカバーすると、肌の美しさが引き立ちますよ。ただし、目の下は皮ふが薄いので、つけすぎると不自然になってしまうことも。つけすぎに注意しましょう。コンシーラーはなじませやすいリキッド状がおすすめ。肌と同じかワントーン暗めの色を選ぶと、きれいに補正できます。

アーティストおすすめコンシーラーはこれ!
マキアージュ コンシーラーリキッド EX




クマやくすみを自然にカバー。フィット感が高く、よれや薄れなくカバー力が持続します。

ポイント3 リキッドファンデをブラシづけ



薄づきで自然なツヤが出るので、ファンデーションはリキッドがおすすめ。ブラシにリキッドファンデーションをとり、顔の内側から外側に向かって斜め上方向にすべらせるように塗ることで、自然な立体感を演出できます。また、密着感を上げてより自然な仕上がりにするためには、手やスポンジではなくブラシでつけましょう。リキッドは自然なツヤ感が出るものを選ぶと、トレンド感がありつつ素肌っぽく仕上げられますよ。

アーティストおすすめリキッドファンデーションはこれ!
資生堂 シンクロスキン グロー ルミナイジング フリュイドファンデーション




肌となめらかに一体化し、素肌感のある美しい仕上がりを叶え、うるおいに満ちたツヤ肌が続きます。まるで美容液のように肌に広がり、みずみずしく快適な使い心地も◎。

ナチュラルなのにメリハリのあるポイントメイクのHOWTO

色ではなく陰影でメリハリをつけることで、まるでメイクしていないように見えるのに、くっきりした顔立ちに仕上がります。ナチュラルな色味をセレクトし、自然な血色感を演出しましょう。

ポイント1 眉は陰影を意識



いかにも描きました! という印象を弱めるために、眉全体はパウダーアイブロウを使ってふんわりと仕上げましょう。髪の色と近いものを選ぶと、ナチュラルに仕上がるのでおすすめですよ。最近は自然な太眉がトレンドなので、太めに仕上げるのが◎。ただ、パウダーだけで仕上げるとぼんやりしてしまいがちなので、パウダーより濃い色のペンシルアイブロウを使って、眉の中央だけを濃く塗りつぶします。これで陰影がつき、自然なのにメリハリのある眉に仕上がります。

アーティストおすすめのパウダーアイブロウはこれ!
マキアージュ アイブロースタイリング 3D




立体ファイバー・印象チェンジカラー・彫深パウダー・眉尻すっきりパウダーの4つの効果で、ふんわり立体感のある美形な眉へ仕上がります。

アーティストおすすめのペンシルアイブロウはこれ!
資生堂 ブロウインクトリオ



ペンシルとパウダー2つの質感が1本になったペンシルタイプのアイブロウ。描く、ぼかす、なじませるの3パターンを1本で作れ、自然でキレイな眉に仕上げられます。

ポイント2 シャドウとラインは透け感ブラウンで



アイラインやアイシャドウは一番メイク感が出やすい部分。とはいえここを省いてしまうとメリハリがなくなり、ナチュラルメイクではなく手抜きメイクに見えてしまう可能性も。アイラインは、適度に目元が引きしまって見える薄めの色がおすすめです。

アイシャドウは透け感のある薄めのブラウンを、上まぶた全体にふんわりとなじませます。うっすらと陰影がつき、ナチュラルなのにメリハリのある目元に。赤み系のブラウンを選ぶと、今っぽさもアップしますよ。

アーティストおすすめのアイシャドウはこれ!
マキアージュ ドラマティックスタイリングアイズD BR613




瞳の色になじむとけこみ効果で、目もとの立体感を活かし、自然に大きく見せるアイシャドウ。ほんのり赤みを感じるブラウンも今どき感があって◎。

アイラインはブラウンのペンシルアイライナーでまつ毛のキワを埋めて目元のぼんやり感を払拭。その後、薄いブラウンのリキッドアイライナーで目尻にだけアイラインを描きます。これで深みが出て、ぱっと見は何もメイクしていないように見えるのに、くっきりとした目元に。

アーティストおすすめペンシルアイライナーはこれ!
資生堂 マイクロライナーインク 02




どんな繊細ラインもスルスルと描くことができる極細のペンシルアイライナーです。まるでリキッドのような濃厚発色で、目元をくっきり際立たせます。

アーティストおすすめのリキッドアイライナーはこれ!
マキアージュ シークレットシェーディングライナー




透ける影色効果で、目のキワに影のようになじむリキッドアイライナー。まるでアイラインを引いていないように、自然に目を大きく見せられます。

ポイント3 チークは薄く。ハイライトでなじませる



チークも、入れ方によってはメイク感が出やすいパーツ。自然な血色感を出すには、リキッドやクリームなどの練り系チークを使用するのがおすすめです。色は肌なじみのいいコーラル系がベスト。笑った時に高くなる位置にふんわりと入れましょう。さらに、チークの輪郭部分に青みピンクのハイライトを軽く重ねると、チークが肌になじむだけでなく透明感も高まり、トレンド感のある洗練された肌印象に。

アーティストおすすめのチークはこれ!
資生堂 ミニマリスト ホイップパウダーブラッシュ 07




ムースのようなテクスチャーが肌にとけこむようになじみ、肌の内側から自然にわきでるような血色感を演出します。

アーティストおすすめのハイライトはこれ!
資生堂 インナーグロウ チークパウダー 10




フレッシュな血色感を与え、内側から輝くような立体感を演出。繊細なパールを含んだ青みピンクが肌に透明感をもたらします。

ポイント4 リップは自然な血色とツヤを意識



自然なツヤ感がある落ち着いたコーラルピンクのリップを直塗り。輪郭まできっちり塗ると手抜き感が出ず、ナチュラルかつ品のある印象に仕上がります。

アーティストおすすめリップはこれ!
資生堂 ヴィジョナリー ジェルリップスティック 202




ほんのりツヤのあるクリアな発色が魅力。みずみずしく軽いつけ心地なのに色もちがよく、美しい色みが長時間続きます。

ナチュラルメイクって、ベースメイクからポイントメイクまで、意外としっかり作りこんでいるもの。今回紹介したポイントを意識して、パーフェクトなナチュラルメイクを楽しんでくださいね。

【使用化粧品】
マキアージュ ドラマティックライティングベース
マキアージュ コンシーラーリキッド EX
資生堂 シンクロスキン グロー ルミナイジング フリュイドファンデーション
資生堂 DAIYA FUDE フェイス デュオ
マキアージュ アイブロースタイリング 3D
資生堂 ブロウインクトリオ
マキアージュ ドラマティックスタイリングアイズD BR613
資生堂 マイクロライナーインク 02
マキアージュ シークレットシェーディングライナー
資生堂 ミニマリスト ホイップパウダーブラッシュ 07
資生堂 インナーグロウ チークパウダー 10
資生堂 ヴィジョナリー ジェルリップスティック 202

photo:鈴木花美 model:クレイトン愛

●当記事の情報は、プレゼンターの見解です。また、個人によりその効果は異なります。ご自身の責任においてご利用ください。

出典元:資生堂の総合美容サイト「ワタシプラス」

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