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髪の乾燥が気になる!うねりや広がり・パサつきを抑えるために

髪の乾燥が気になる!うねりや広がり・パサつきを抑えるために

髪が乾燥すると見た目がパサついてしまうだけでなく、髪の毛がうねったり広がったりと手に負えない状態になってしまいます。これではなりたいヘアスタイルが決まらず、おしゃれもなかなか楽しめないですよね。今回は髪の毛の乾燥対策についてお話をしていきます。


髪の乾燥の原因は?



髪の毛が乾燥してしまう原因は、驚くほど私たちの身の回りにあふれています。もしかしたら気が付かないうちに、髪の毛の乾燥を促進させているかもしれません。髪の毛を乾燥させる主な原因としては以下のものが挙げられます。

CHECK
  • 自然乾燥
  • ドライヤー、ヘアアイロン
  • カラー、パーマ
  • 紫外線
  • ブラッシング
  • 加齢

どれも特別なものではなく、日常生活を送る上で常にあるものばかりです。とくにドライヤーは毎日のように使いますよね。そもそも髪の毛はなぜ乾燥してしまうのでしょうか。乾燥する仕組みを説明する前に、まずは髪の毛の構造についてお話をしていきましょう。
髪の毛はとても細いので目で見ても1本の糸のようにしか見えませんが、実は3層からなる構造を持っています。中心の芯となる部分が「メデュラ」、この周りを取り囲んでいるのが「コルテックス」、もっとも外側にある部分がよく聞く「キューティクル」です。内側から外側に向けてメデュラ→コルテックス→キューティクルという順番で存在しています。

このうち髪の毛の乾燥に大きく関係しているのがコルテックスとキューティクルです。コルテックスは髪の毛の90%近くを占めており、水分を保持する働きを持っています。キューティクルはこの水分が外に流出しないように覆っているイメージです。

上で挙げたようなドライヤーやヘアカラーなどの影響によってキューティクルが開いたり剥がれたりすると、コルテックスが保持している水分が外に出てしまい、その結果、髪の毛が乾燥してしまいます。

水分が抜けてダメージがいくと傷んでしまった髪の毛を元の状態に戻すことはできません。そのため日頃のお手入れで髪の毛が傷まないようにケアしていくことが大切です。


乾燥を防ぐための正しい髪の洗い方




ではどうすれば、髪の毛の乾燥を防げるのでしょうか。オシャレのためにヘアカラーやパーマはしたいし、ドライヤーを使わないと寝癖がついて大変です。髪の毛の洗い方と、洗った後の正しいお手入れ方法をそれぞれご紹介していきます。


シャンプー
髪の毛の乾燥を防ぐためには、シャンプーの選び方や使い方がとても大切です。一見同じように見えるシャンプーにもいくつか種類があります。以下を参考にして自分に合うものを選んでみましょう。


シャンプーの種類
アミノ酸と石鹸成分をバランスよく配合したシャンプー
保湿力の高いアミノ酸ですっきりと髪の毛を洗ってくれる石鹸成分を配合したものとなります。アミノ酸は髪の毛と同じ成分となるため、肌が弱い方におすすめです。

シリコン配合のシャンプー
シリコンは髪の毛をコーティングして指通りをなめらかにする成分があります。人によってはアレルギーがある方もいるので合わない場合はすぐにシャンプーを変えましょう。

植物性オイル配合のシャンプー
保湿効果があり、紫外線から髪の毛を守ってくれます。紫外線からのダメージが気になる方におすすめです。

乾燥とダメージを防ぐ使い方
髪の毛は水分を含むとキューティクルが開くため、シャンプーでゴシゴシ洗ってしまうと開いたキューティクルを傷つけやすくなります。そのためシャンプーをする際は髪の毛に直接シャンプーを乗せずに、手のひらで軽く泡立ててから洗いましょう。このとき髪の毛を洗うというよりは頭皮をマッサージするように洗うのがコツです。


トリートメント
トリートメントは髪の毛の乾燥を防ぐ上でとても大切な工程となります。シャンプーが終わったら髪の毛の水気をしっかり切りましょう。手で髪の毛を挟むようにギュッとすればOKです。水分が多いとせっかくのトリートメントが髪の毛に浸透しにくくなるので注意。

トリートメントの量は髪の毛の長さに合わせて調節しましょう。トリートメントによって使用目安量は異なりますが、セミロングの方だとさくらんぼ大程度が目安となります。適量を手にとったら毛先を中心に伸ばしてください。

手ぐし、もしくはコームでとかしながら付けると髪の毛1本1本にしっかり馴染ませます。ただし根本にはトリートメントを付けないように注意。髪や頭皮のべたつきや、髪の毛がぺちゃんこになったりしてしまいます。

トリートメントが髪全体に馴染んだらそのまま5分ほど放置しましょう。放置時間に蒸しタオルやシャワーキャップをかぶせてあげると、より浸透力がアップします。トリートメントを洗い流すときは、適度な潤いが残る程度ですすぎをストップするのもポイントです。すすぎ過ぎると潤いも一緒に流れてしまうので注意。


髪を洗った後にすべきこと




ここからはお風呂を上がってからのお手入れ方法をご紹介していきます。髪の毛が濡れている状態のときはキューティクルが開いているので、ここでいかにキューティクルを傷つけずに乾かせるかが大切です。

まず絶対にやってはいけないのが自然乾燥。髪の毛を濡れたまま放置しているとキューティクルが開きっぱなしでよくありません。

軽くブラッシングしたら髪の毛をタオルで挟むように水分を取ります。ある程度の水分が取れたら洗い流さないトリートメントで髪の毛を保護してあげましょう。この一手間を加えるだけでドライヤーの熱から髪の毛を守ることが可能です。

髪の毛を保護したら根元から毛先にかけてドライヤーを当てていきます。毛先から根元に向かってかけてしまうと髪の毛が広がるので注意。ある程度乾いてきたらドライヤーを冷風モードに切り替えて仕上げを行いましょう。最後に冷風を当ててあげることで、キューティクルがキュッと締まるので、髪の毛にツヤが出て乾燥しにくくなります。

また、ボタニストのアウトバスヘアケアアイテムは熱を利用して髪を守るヒートリペア成分を配合しております。
乾かす前に、髪全体になじませて置くことをおすすめします。


アウトバスヘアケアアイテム
ボタニカルヘアオイル

濃密オイルで髪をコーディングしてなめらかでツヤのある髪に仕上げます。



ボタニカルヘアミルク

潤いミルクで髪の内側まで潤して指通りの良いやわらかな髪に仕上げます。



ボタニカルヘアウォーター

オイルinウォーター処方で髪がしっとりとまとまり、スタイリングとケアを同時に叶えます。




髪のスペシャルケアを



どうしても髪の毛の乾燥が気になるときは、とっておきのスペシャルケアを取り入れてみましょう。

髪の毛の内部に補修成分を入れてあげるヘアマスクやヘアパックなどを活用すれば、一歩上の乾燥対策ができます。トリートメントだけでは乾燥が気になる場合は1週間に1回を目安にスペシャルケアも取り入れていきましょう。


まとめ



髪の毛はヘアカラーやパーマだけでなく、ドライヤーやシャンプーなどさまざまな要因が絡み合って乾燥していきます。髪の毛を包んでいるキューティクルが開くと中の水分が抜けやすくなるのです。

そのためキューティクルが開いたりはがれたりしないようにシャンプーやトリートメントを行ない、できるだけ早くキューティクルを閉じてあげることが重要となります。普段何気なく行っていることが髪の毛の乾燥を助長させてしまうこともあるので、ぜひ正しい乾燥対策を行っていきましょう。

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