さて、今月はいよいよロンドンオリンピック!
感化されやすい性格なので、ブリティッシュブランド、もしくはブリティッシュ風・・・とか英国がらみのモノが妙に気になる今日このごろデス。
その一つがモルトンブラウン!
モルトンブラウンは、藤村岳さんの記事で知りました。
https://beautist.cosme.net/article/20834
基本的にメンズブランドですが、
「肌に優しい天然原料を使用し、高級ホテルのアメニティにも数多く選ばれている由緒ある英国ブランド」
とあるように、マイルド~な感じもあるので、のれんをくぐってみた次第です。
メンズらしく機能的、でも天然素材中心なので使用感はとっても柔らかなところは素晴らしいです。
ただ、私にとって、全体的にモルトンブラウンの香りは男前すぎるので、似合う似合わないの観点から、使用する商品は少な目です。
今のところ、藤村さんご紹介の「AB+C ボディ ハイドレイティングジェル」と石鹸だけです。
ところがですね~、今年初めに出たフレグランス!
フレグランスはモルトンブラウン初になるそうですが、これが5種類全部、女性が使える非常に柔らかで素敵な香でだったので、紹介と自分目線で恐縮ですが、感想を述べさせていただきますね!!
と言いつつ、先述のとおり、発売は半年前。
何気に塩漬け記事を掘り出してきていて・・・すみません m(_ _)m
ただ、何度かムエットし、言葉で表現できるようになったのは最近です。
コレクション名は「ナビゲーション スルー セント」。
「“フレグランスの起源となったスパイスルートをたどる旅”をコンセプトに、スパイスが世界に流通していく過程で重要な役割を果たした、エジプト中国インドネシアイングランドカナダの5カ国をテーマにした、アーティスティックで洗練された香り」
・・・だそうで、以下のウェブマガジンでの紹介をご覧ください↓
http://openers.jp/fashion/mens_cosme_topics/moltonbrown_0302.html
水面が陽に照らされ、キラキラする様を連想させる、非常に素敵なパッケージですね。
でもメンズらしく、寸胴でちょっとゴツイ形は、たのもしさも感じます。
都市名が商品になっているのですが、それぞれの都市の緯度と経度が記されているところなどは、とてもインテリジェント!
「フレグランスに込められたストーリーや香りの世界が、身にまとう人のイマジネーションを大いに刺激してくれる」と紹介されていましたが、ムエット時も大いにそれは感じました!
以下、それぞれの香について、独断と偏見にまみれた感想でございます。
◆ 「イユニュー」(エジプト) ~フローラル・オリエンタル・スパイシー
このコレクションのトップバッターですねー。スパイス誕生の地、エジプト!だったんですね(インドだと思ってた^^;;)
「イユニュー」ってどこ?なんて思ったのですが、古代都市ヘリオポリスですね。
香についてのストーリーがちょっと分かりづらいので、自前な感想しか申し上げれませんが、とにかくフラワーな可憐さと、儀式に使用する精油のオイリーなカンジが溶け合い、とっても神秘的な香でした。
エジプト神話の女神。イシス・・・みたいで素敵です。
また、スパイシーなのに、すごくスッキリと感じるのはジャスミンオイルのせい?
実はスパイシー系はあまり似合わない私ですが、これなら馴染んでくれそう!と思えました。
これと「リージャン」が購入候補かなーなんて思えました。
◆ 「リージャン」(中国) ~フローラル・ムスキー
5つのうち、一番欲しいかもぉぉ~~と思った香です。
伊勢丹新宿の2F売り場も、「売れてます印?」付いていました。
女性らしい、非常にたおやかな感じ。
シルクとお茶の香をイメージ・・・とありますが、かすかに金木犀のような、アジアンなフラワーノートと、天然?と思うほどやさしいムスクを感じました。
不思議なことに、女性らしいのですが、レディースらしさは無いのですね。
あたかも、男性の目を通して映る女性・・・なんて視点を感じます。
はたまた、京劇の女形・・・みたいな。
この地についてググったら、色々画像出て面白かったです。
http://japanese.cri.cn/chinaabc/chapter22/chapter220105.htm
麗江古城は、中国西南部雲南省麗江ナーシ族自治県に位置し、宋代末から元代初期(紀元13世紀後期)に建設されたもの。
非常に水の豊かな山間の美しい街ですね。
◆ 「シンゴサリ」(インドネシア) ~スパイシー・ウッディ
一番神秘的な香だと思いました。
方向性としては、ゲランのオリエンタルノートのものや、サンローランのオピウム・・・が近いかな~と感じます。
ただ、上記ブランドはフラワーでもって、非常に情熱的な香にしていて、正直西洋のやや固執した東洋への目線を感じ素敵なのですが、その辺に東洋人としては少々違和感は感じます。
しかし、「シンゴサリ」は、その地を訪れ、静かに寄りそう優しさがあり、好感を持ちました。
このあたりが、コンセプトの「旅」をうまく香に盛り込まれていて、調香師の感性と技術の高さを感じました(なんて・・・ちょっと上から目線失礼しました。素人の正直目線でーす)
もう1点、この香が今までのオリエンタルノートとは違うと感じたことは、非常に湿度のある香だということです。
でもむせるようなものではなく、あくまで柔らか。
スパイシーな香はたいてい乾いた、しかもウッディーを合わせるなら、スモーキーさも加わるのに、面白いですね。
◆ 「アプドゥア」(イングランド) ~グリーン・アロマティック
ロンドンオリンピックが近いせいか、今欲しいなぁー・・・なんて思う香りでした。
非常にグリーンを感じる香りですが、よくある青臭さは無いです。
自分的にツボな、ジュニパーの香りが効いていてうれしいです。
ペンハリガンの「ジュニパーシュリンク」と共に、ブリティッシュ色豊かに表現されています。
しかし、ペンハリガンの方は都会の町中、アプドゥア」は広々と芝生広がるイングリッシュガーデン、もしくはゴルフコース?(笑)・・・みたいに、全く異なる風景です。
基本、スッキリと洗練されているのですが、どこかアイルランド民謡のような懐かしさもあります。
◆ 「ロガート」(カナダ) ~ウッディ・フレッシュ
わぉ!! 一番斬新な香でした!!
そもそも、カナダが題材になっている香・・・ってあまりないような気がします。
(私が知らないだけかもですが)
何とメープルシロップの香がするんですよ!!!
メープルシロップだなんて言うと、くまのプーさんみたく、甘くかわいらしいスウィーツなイメージですが、プーさんというより、「熊出没注意」の看板に描かれている熊!
グリズリーかい!!
はたまた、チョッパー(ワンピースより)が変形して強面になったような、何か力強いニュアンスあるんです!!
チョッパーはトナカイだし、何とプーさんもカナダ出身という事実が判明し、カナダ繋がり???
「くまのプーさんはカナダ生まれだった?!!」↓
http://netafull.net/neta2011/038108.html
脱線しつつ、メープルに焦点当てすぎちゃいましたが、力強さを出しているのは、ウッディーノートです。
「カナダの圧倒的な自然の雄大さをイメージ」とあるように、ラストノートは非常に重量感あります。
バルサムモミかな?もみの木の一種かしら^^
それに、メープルの甘く優しい香♪
体は大きいけれど気は優しい!(日本昔話的フレーズ)みたいな香でした。
モルトンブラウンでは、今日からキャンペーンやってます♪
http://www.marunouchi.com/common/JP/shop/detail.cgi?SH_MSH_code=4331
首都圏の方やご旅行でおいでの方は、ご興味あればついでにのぞいてみてください~♪
(おいでやす~江戸)
スカイツリーや上野動物園でパンダの赤ちゃんも誕生したことですし、今東京は特別企画満載ですよ~~
そして私も誘ってぇぇ~~(^^;;)
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