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負の、しゃかいじっけん

負の、しゃかいじっけん

ご乗車ありがとうございますやで。

今年始発のブログでもご案内したと思うけど、ワイは年始から福井に出張に行ってるんや。


日本海側の大雪はニュースでも報じられてるとおりやけど、
土日の大雪でまぁこんな感じ。雪の半身浴+シャワーやないか……


そんななかで雪がやんだこともあって、月曜日から仕事。
がんばれ、ワイもおんなじだけがんばるから笑
現場の雪かきからスタート。そうせんと置いてる部材とか何から何までどこにあるかわからんからね笑
クレーンが座る桟橋上、手すりの高さまで積もってる。軽く1m。
(注:人力はほどほどに、あとはミニユンボで)

44歳184cm高身長女子を目指してる44歳184cm高身長ブサメンのワイ、汗ダラダラかいたわ笑


土日のあいだにも住んでるところの雪かきもしてるし、もう雪さわるのも嫌になってたんやけど、しょうがない。


ちなみにホテル暮らしじゃなくて、部屋を借りて生活してるんやけど、家では……
がんばって出してみようとするけど、やっぱ無理……だいぶ雪を鋤きとったけど、もっと勾配緩くせなあかんのか……



それできょうなんやけど……
徒歩で出勤途中、
あーあ、トラックが交差点で立ち往生。

コンビニでは
おにぎりパンお弁当、全滅。残ってるのはラーメンお菓子ぐらい、それも在庫が尽きたら……



軽く、パンデミックや。



ワイは、あることを思い出した。

たしか9月ぐらいに、これまた福井に出張してて、そのときにご案内したことがあるんやけど、かつてローカル鉄道である「京福電気鉄道」(現・えちぜん鉄道)が、20年前に列車事故を起こしたこと。それが半年のあいだに2回発生して(2000年12月、2001年6月)、列車運行停止、バスによる代行輸送に変えるよう国土交通相に指示されたこと、そして業務改善命令に対して応えるだけの経営体力を持たない京福が鉄道存続をあきらめたことを。

そして……
鉄道利用の通勤通学客は代行バス、あるいはマイカーに転換したけど、2001年冬、雪のシーズンを迎えると沿線各所で大渋滞が発生、バスもダイヤどおりに全く来ない、あるいは積み残しなど、道路交通が機能不全に陥ったということを。

鉄道がなくなっても地域交通は支障ないか、これは「負の社会実験」と呼ばれ、結果、鉄道なくしては地域交通は成り立たないという結論にいたり、公共交通のありかた、存続のさせかたに大きな影響を与えた。

実をいうと、これは「中学生の進学先」にまで影響を与えたという。電車、バスといった公共交通に頼らざるを得ない学生が、交通手段がないために志望校をあきらめる、そんな例もあったそうや。



ワイが住んでる大阪、県境の山あいのところはともかく、平野部は雪が降るのも滅多にない、ほとんどの年でゼロ、そんなところやからニュースで見る大雪もどこかひとごとと思ってた節もある。

でも今回、自然の脅威を目の当たりにした。
インフラが整備されてたり、あるいは災害リスクが少ない……今回は雪やけど……それがどれだけ恵まれてることか。
そんななかで何かあったときの備えを常に考えるのがどれだけ大事かということを思わされた。

いろいろ勉強になった何日間かやったわ。



ところできょう夜に歩いて買い物に出たんやけど……

シャトレーゼ自身が冷凍ケーキになっとるやないか(何)
これ笑い事じゃなくて前の道路の雪みんな押し込まれてるんちゃうの?






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