思いがけない沼に堕ちるもまた愉し カワウソ閑話
2021/10/23 18:27
まずは香水の世界。
香水をつけなくなってずいぶん経っていたのに、コロナ禍になってからすっかりはまってしまいました。香りを的確に嗅ぎ取り、詩的に表現することができない私はレビュー少なめなんですが、今も自分にびびっとくる香りを求めて、ムエットやサンプルを試す日々です。
先日はついにLE LABOデビューーー。
送料無料キャンペーンをしていた最後の日に店舗にドキドキのtelをして、クラシックコレクションディスカバリーセットを滑り込みでゲット。わーい。
一通り試してみて、どの香りも嫌みがないというか、どんな人にもなじむ設計になっているのがルラボの人気の一因なのかなと感じました。
個人的にバラの香りは化粧品などに使われるものは大丈夫なのに、香水は苦手なものが多いんですけど、ルラボのROSE 31は苦手意識を感じずに肌にのせることができたんですよね。
私は香りの好みがかなりはっきりしていて、好きな香りは
ウッディ系、スパイス系、グルマン系、お茶系、フルーツ(フィグ、ココナツ、南国フルーツ)、加えて酒香
そんな中、特に気に入ったのは、THE NOIR 29
フィグ、シダーウッド、ブラックティーの辺りが私のアンテナに引っかかる組成ですが、渾然となった香りが熟成されたラム酒や赤ワインのような深さがあって、これ好き~となりました。
ついにサンプルデビューしたのは、こちらも。
FUEGUIR 1833
スペイン語を一時期生業としてやっていて、南米には行ったことはないものの、アルゼンチンの方とも仕事をしたことがあるし、好きな音楽も多くて親近感のある国なので、個人的に試してみたかったブランド。香水の名前がスペイン語なのが嬉しい。
欲しいものの在庫がなかったのもあったのですが、注文した中で特に気に入ったのは
Caoba
La Joven Noche
Yrupe
Mbucuruya
Xocoatl
Manglar
私が1番気に入ったのはCaoba。マテ茶のような香りがするのは自分だけなんだろうか・・・
Yrupe、Mbucuruya辺りは南国フルーツ感満載で、甘々なんだけど自分だけで少量を楽しむのには最適。
フエギア独特の香り、というかベースになるムスクぽい香りが合うか合わないかが肝、な気がします。ラテン系やスペイン人に好きそうな人の多い香りだなという印象。私は今一歩及ばず。フルボトルを買うところまで行き着かず、サンプルを楽しみます。
でも、この香りの探索が本当に楽しい。
自分の好みにすとんとはまる香りに出会う快感というか衝撃を経験してしまうと、やめられなくなる・・・
ニッチな香水の世界って「みんなちがってみんないい」を体現したみたいな世界で、自分の好みにぴ・た・っと合う香水が存在するということを知れただけでも人生の大きな収穫だと思ってます。
今もフルボトルを狙っている香りがいくつかあり・・・止まらぬ香水欲・・・
そして、2つめに思わず沼ったのは、K-POPでございました。
アイドルとかには全く縁がなくて、推しとか聞いてもふーんそうなんだーというくらいしか興味がなかったので、はまった自分が1番驚いています。
明日はね、オンラインコンサートなんですよ。といえばどのグループか分かる方には分かってしまいますね。オンラインは慣れているつもりですけど、コンサートはお初。
年を重ねるといろんなところが凝り固まってくるんでね、意識的に新しい世界に首を突っ込んで気持ちを柔らかくしておかないと。
一人でオンコンをどうやって楽しむか、今からにやついてます。
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