1162views

かんなづきの、おでかけ6

かんなづきの、おでかけ6

大神神社へはJR桜井線、三輪駅から歩いても10分足らず。シャッター閉まってるけど宝くじ売り場みたいなのが(笑)、この部分じゃないと思うけど、以前は実際にキヨスクがあったらしい。

ICカードも使えるようになってるけど、ぽつんと佇む感じがちょっと寂しげ。
その機械の後ろに、ラッチが残ってる。この中に駅員のおっさんが立ってきっぷに鋏入れたり回収したりしてたんや。こんなにきれいに残ってるのはなかなかないんちゃう?


車窓の東側、あの山が大神神社の御神体、三輪山。東にあるということはつまり、その方角から太陽がのぼるということ。やはり大和の国は「日出づるところの国」やったんやな。


先にも触れたけど、このあたりは歴史ある地、
「ヤマト王権発祥の地」あるいは「記紀万葉の里」を謳ってる。桜井線が「万葉まほろば線」とも呼ばれてるのはそういうことなんや。
この歌、百人一首のなかでもたぶんいちばん有名と思うんやけどね。「ころもほすてふ」は現代にも伝わるいにしえのパワーワード(何)


桜井と奈良の間にあるのが、天理。いわゆる天理教の総本山があって、日本で唯一、宗教団体の名が市の名前に使われてる。
いまは智辯が強すぎるけど(笑)、かつての高校野球の強豪天理高校、天理大学の柔道部は知ってる人もいるんちゃうかな。


さて、桜井線には難読駅名がいくつかある。奈良から3駅連続であるんやけど、そのうちのひとつを。
奈良の隣、京終。これで「きょうばて」て読むんや。言うたら「都の果て」て意味で、京都でいうたら下京区みたいなもんやと思ってもらったらええやろね。ここらへんに住む人マウント取られてへんか心配やわ(何)、奈良の人京都ほど「いかず」やと思ってへんけどね笑
駅舎を改装してカフェも併設、ほかの桜井線の駅とはちょっと雰囲気が違う。


さて、奈良についた。何回かは来たことあるけど、外に出たことは一度もない、見てみたいものがあるから改札を出る。

駅前広場にある、なにやらお寺っぽいのがある。これはJR奈良駅の先代の駅舎、高架化にともなって、いまは観光案内所へと役目を変えてる。
歴史的価値の高さから、近代化産業遺産などにも認定されてる。駅前広場は都会的やけど、この建物があるだけで、奈良はやはり日本を代表する歴史ある街のひとつであると印象づけられる。

ただ、奈良の観光の中心、東大寺やら奈良公園やらは、近鉄の駅からのほうが近いんよね。


奈良の駅ビルでちょっと買い物。柿の葉寿司食べてるんやけどね、葉でくるんでるのは保存食としての側面もあるわけで、そんなこともあってワイはやっぱりこれはおやつやと笑
ほかにもいちごのブッセを。
隣に和歌山とかいうミカンの皮むきすぎて指が黄色い族(何)が住んでるフルーツ王国があるせいで目立たへんけど、奈良も果物栽培はそれなりにやってる。全国シェアで見ると柿は2位やし、梅、はっさくやイチジクも上位。
そして上位には入らへんけど、イチゴもあすかルビーていう品種はとちおとめに味が近くて、しかもあまおう並みの実の大きさ。最近は古都華ていうのが主流になってきてるという。



ちなみに奈良からは大和路線に乗ったわけやけど、残念ながら寝てしまったから車窓のご案内ができん(笑)。見どころも結構あるんで、次の機会で。



最近ちょっと疲れがたまってて、このブログにも遅れが出ておりますやで。季節の変わり目で調子崩しやすい時期やし、あまり無理せずしばらく徐行運転で乗り切っていくやで。
ほな、車庫に入るわ。



ご乗車ありがとうございましたやで。













このブログに関連付けられたワード

このブログを通報する

コメント(0件)

フード&ドリンク カテゴリの最新ブログ

フード&ドリンクのブログをもっとみる