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ご飯とみそ汁のような口紅とは
2012/12/2 01:45
一本目はルージュココシャインのフラート、これ買うつもりはなく、ＢＡのセールスにふらーっと乗ってしまって買ってしまった。
どオレンジのリップ。
で、2本目はルージュココ45番、現在大人気色に躍り出たキャラクテールという色。
ボルドーブラウンというのかな。
で、今月はもう一本シュウウエムラでモンシュウリップの真っ赤を購入し、
先月ボレアルパレットに合わせて買ったサンローランのルージュボリュプテの3番が手元にある。
これもちょっとキャラクテールに似てなくもない色か。ベージュピンクの一種だが、かなり赤身の強い色。
最近はこの3本を行ったり来たり。
というのも今秋の大本命だったディオールのルージュディオールヌード（トレンチとグレージュ2本購入）がぬあんと全く唇に合わず、塗る度に皮がむける。
ルージュディオールでは全くそういうことがなかったのに、どうして？
なんだかがっかりしてしまって、オクラ入りにしている。もったいないから使おうと思っているのだけど、なんとなく恐くてね。
私的なハナシになりますが、とりあえず、リップを選ぶときに気になるのは
「黄味が入りすぎない。」（似合わないので。色が黒く見える。）
「赤味が入りすぎない。」（これも似合わないというか、年より臭く見える。）
「白みが入りすぎない。」（アダモちゃんにならぬよう）
「青みが入りすぎない」（顔色が悪く見える。）
という基準で選んでおります。というのも顔立ちが割に淡いので、負けない色を使うようにしておりおります。あと、口の大きさは割にふつうなんですが、濃い色を付けると顔がしまって見えるのはいいのですが、薄く見えて、なんというかね、意地わるそうな顔になってしまうので、その辺も気を使っております。
ということで割に私好みの色があるなと思っておつきあいしているのはディオールのルージュディオール、ゲランのルージュオートマティック、アルマーニ、ＮＡＲＳなど、割にモード系の色で抑えた色調の色を得意としているメーカーが多いような気がします。
ということで今年の夏ぐらいまではピンクベージュ一辺倒だった。
が、秋から様相がぐわっと変わった。
口紅回帰と言わんばかり、メーカーは割に赤っぽい色を中心としたラインナップに切り替えはじめ、私の好きな色は今は2番手3番手に下がって行っている。ミルキーなトーンではなく、もっと油絵具のようなきちんとした色がラインナップに来ている。
シャネルのおねえさんも秋冬から一気にそうなっていったし、ディオールはヌードというシリーズを出したが、これだって、割にしっかり色がつく、赤身のあるヌード系のような気がする。
ということで、私もゲランのルージュジェレクストレの赤を皮きりに、今まで手を出さなかった色、たとえばですが、ＮＡＲＳのナイアガラ、シャネルのキャラクテールなど、そういうものを普段から使うようになっていった。
私としては今回の秋冬はメイク歴史に残る「転換点」のような気がしてならないくらい、色が変わったような気がする。
が、さすがに最近のラインナップを見て「あーなんかもうちょっとマイルドなピンクとかベージュがほしいかも」と思っている。
毎日メインディッシュばかり食べてもいられませんしね、なんというかご飯とお味噌汁みたいな口紅ですよ。
私の場合、ＮＡＲＳのクルージングとアルマーニの103番あたりがそういう役を担っていたが、最近になってつけてみて「物足りん」って感じになってしまっている。
（どーして？？？）
確かに濃い色ばっかりつけていると、今までの色は物足らない感じがしないでもないんですよね。
ということで、今までの色の路線を残しつつ、
そのうえでちょっと質感が今っぽいものとか探さないといけないのかな。
個人的には現在狙っているのはＮＡＲＳのドルチェヴィータあたりですかね。
あとシャネルのルージュココあたりで何かを探そうかと思っている。
ルージュココ、名前がいつもカッコいいのがたくさんありますよね。私が狙っているのはチンツ（フランス語でインド更紗の意味らしい。）とサリドレ（オレンジのサリーという意味）あたりです。
今はそういうことは全くしておりませんが、大昔は無印のパレットに口紅をカットしたのを入れてドライヤーで風を当てて平らにならして、自分のオリジナルのパレットなどを作っておりました。
気分によって混ぜながら口紅を塗っておりました。
大昔ですが、私は金融系に勤めておりましたが、母の勤め先の近くの支店にしばらく臨時で行くことになり、母と同じ時間に出勤しておりました。
父が私と母を勤め先の近くまで車で落としてくれたのですが、車の中でパレットを使って色をこねながらあーでもないこーでもないやって口紅を塗っていたのを思い出します。
パレットをやっているのは楽しいのですが、いつの間にか自分の色彩感覚がへんになるような気がするのでそのうちやめました。というのも、なんというか、混ぜすぎてよくわからない似たりよったりな色を作りだして自己満足しておしまいというのが多いので、やっぱり私はその辺のセンスはないのかなと思い、今はやっぱり口紅を作ったアーティストさんたちに敬意を表して、あえて混ぜるということはやっておりません。
大昔、工藤静香さんはかなり強烈な化粧で歌番組に出ていたのを覚えています。彼女はいつも紫がかった摩訶不思議リップでテレビに出ていましたね。で、自分でお化粧はやっているということで、まあ、画家さんだから絵を描くように自分の化粧もしていたのでしょうが、やっぱり口紅は自分でその時々混ぜているといっても、手癖があるのかな、いっつも似たようなパーリーな青み紫もしくは赤身ボルドーの唇だったのを覚えています。
ということで、まあ、最近、派手な色の口紅が多いので、ちょっとご飯とみそ汁のような口紅がほしいと思っているかぼちゃでした。
ちょっと前までは味噌汁口紅がちゃんとあったんですけどね、今それが揺らいでいる感じがしますので、また探しに旅に出ようと思います。
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