顔の“42度洗い”。個人的には「あり」だと思う
2013/1/31 13:54
もう説明するまでもないのだろうが、これはヒートショックなる現象によるもの。50度という温度で素材の細胞の気孔が開き、そこに水分が入ることで新鮮な状態が甦るから。ならば人の肌でも同じことが起こりうるのではないかと思った学者はやっぱりいて、“実験”の結果、“42度洗い”でめざましい美肌効果があるという発表したのだが、もちろん異論を唱える人も多数。
だいたいが、“お肉”は50度なのに、人の肌には熱すぎのギリギリ手前、42度なんて都合がよすぎない? とも思ったし、“熱いお湯で顔を洗ってはいけない”とされた今までの常識と、どう折り合いをつけるのかちょっと戸惑ったが、ともかく試してみた。
まずハッとしたのは、42度のお湯に顔をつけていると、顔の奥の方がギュッとしまってくるような実感がある。だからと言って、もちろんその場で何かが劇的に変わるわけじゃない。でも、何だか肌がパンとして透明感が出る気がしたのは確かなのだ。
単純に、皮ふ温が高まったせいかもしれない。でも考えてみれば、体の皮ふはこれまで毎日ほぼ42度づけにしてきているわけで、ろくにボディケアもしないのに肌アレせずにすんでいるとしたら、ひょっとしてそのせい?
気がつけば、私はこれまでも“熱め”が好きで、知らず知らず42度入浴をやっていた。少なくとも自分には、顔の“42度づけ”も合っているような……。
どちらにしても、食材の50度洗いは、世紀の大発見だった。常識を根本から疑ってみるとすごい発見があるもの……それだけは確かなのである。
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