そうだったのか?! アジア人の肌老化
2011/7/4 12:15
世界皮膚科学会(WCD)をのぞきに韓国ソウルへ行ってきた。
世界中の皮膚科医や美容関連の企業が結集し、
美容の最前線を知れるというだけあって会場はものすごい熱気。
なかでも収穫だったのがロレアル リサーチ&イノベーション
スキンケア研究所の2人の研究者の話。
実はこの2人、エイジングを評価するスペシャリストで
皮膚と老化の関係や人種によってどんな違いがあるのか
さまざまな臨床テストを行っているという。
それもエイジングの変化を画像に撮り、機器を使って測定して
年代別に分類するというかなり大掛かりなもの。
人種ごとにまとめた「Skin Aging Atlas」なる本まで出版し、
皮膚科医や美容外科医たちの資料にもなっているらしい。
そこで、我らアジア人の肌について直撃。
これまで取材などで日本人の肌はデリケートだとか
炎症によって色素沈着を起こしやすいといった話はあったけれど
人種別とアジア人の肌のいろんな側面が見えてくる。
まずは女性たちが抱えるエイジングの悩みについて。
人種が違えば気になる肌悩みもまったく変わるようで、
白人はシワ、黒人は色ムラ、アジア人はたるみがトップに。
黒人の色ムラというのはちょっと意外な感じがしたけど、
「均一な肌色」は肌の濃さ(メラニン量)に関係なく
肌の美しさを決める重要な要素になっているという。
ただ人種が違う場合、見た目で年齢を決めるのはむずかしく
たとえば、アジア人と白人の間には年齢のギャップが
20歳近くあるというから驚き。つまり、アジア人は
実年齢より若く、白人は老けて見られやすいってこと。
実際、皮膚の老化兆候を測定してもアジア人の肌は
白人より10歳くらい遅れているという結果も出ているらしい。
やっぱりね~と喜んでいたら、思わぬ爆弾発言が。
「アジア人の肌は確かに若いけれど、50代に入ると
目に見えて“変化”が現れてくる」というのだ。
54歳~58歳で急激に肌がたるみ、ほうれい線がくっきりと目立ち、
フェイスラインがもったりして二重アゴになりやすい。
また、上まぶたがたるみやすく、眉間に横ジワが出来やすいとの指摘も。
年齢がリアルに出てくるあたり何とも恐ろしい。
実はそんなヤバイ年齢を間近に控えている私。
確かに「衰え」として実感する変化はいくつかある。
なかでも眉間のシワ。正確に言うと鼻の付け根の低いところに
クシュクシュと寄ってきている小ジワの群れ。
今まで気にしたことなんてなかったのに
ファンデを塗ると途端に目立つようになった。
骨格の問題もあるかもしれない。
欧米人の顔って凹凸がちゃんとあるから
眉間の皮膚も高い鼻によって引っ張られているけれど、
アジア人の顔は平面的で鼻も低いから皮膚がゆるみ出すと
支えがなくなって意外なところにシワ寄せがくるのかも。
研究者によると「紫外線や重力、表情の影響も大きい」らしいけど、
まだ間に合うみなさん、たるみ対策とアイケアは
早めに取り組むことをおすすめします。
会場で見つけたロレアル パリの新製品。
夜の肌機能に着目し、日中受けたダメージを
寝ている間に修復・再生するというシンデレラ美容液。
日本では9月発売らしいけど、遺伝子系コスメの
あの美容液が思い浮かんできて…すごく気になる!
コメント(2件)
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