ポジティブ思考を込めたネオ・エイジングを提唱する美容誌『美的GRAND(グラン)』編集長の天野佳代子さんに、2020年上半期のマイベストコスメを伺いました。「奇跡の62歳」と世間をザワつかせるほど美しい肌のヒント、探してみてください!
天野佳代子さんが選んだ、マイベストコスメ
ポジティブ思考を込めたネオ・エイジングを提唱する美容誌『美的GRAND(グラン)』。「年齢に抗う」のではなく、「自分を変える」という視点で、40代からの女性の美しさを提唱するまったく新しい美容マガジンです。
今回は、そんな『美的GRAND(グラン)』の編集長である天野佳代子さんに、2020年上半期のマイベストコスメを伺いました。おうち時間だからこそできる、素の美しさを育てる方法にも注目です。
保湿と角質ケアができる多機能ローション
クリスタルのように明るい、輝く肌へと導く
肌をひと晩で立て直す夜専用の二層式セラム
おうちにこもる今こそ「やらない美容」を
最新アイテムによるお手入れに加えて、天野さんが2020年上半期に力を入れたのは「やらない美容」だったそうです。リモートワークとなり、直接人と会う機会が減ったことを逆手にとって、髪のカラーリングやヘアアイロンの使用、ジェルネイルを“やらない”ことで、本来の美しさを取り戻すことに注力しました。
「本当に久しぶりにジェルネイルを外し、素の爪を大切に育てています。家事をすることも増えたので爪も手肌も荒れがちでしたが、爪にはセラムをつけてベースコートを塗り、手はハンドクリームで丁寧にケア。
また、ヘアはカラーリングをせず、スタイリングでもヘアアイロンは一切使わずに、髪の傷みを軽減することに努めました。入浴中のヘアパック、アウトバスでの保湿は毎日欠かしません」
おしゃれして外へ出かけたり、人に会ったりする機会が減ったぶん、その時間や楽しみを髪や肌、手の美しさを強化する美容にあてる。そんな天野さんの前向きな発想が、美しさを育てています。
健康と強さが「内面の美」を叶えてくれる
2020年上半期、天野さんの関心は「内面の美」に向けられるようになったそうです。内面の美を叶えるのは、心身の健康があってこそ。
「バランスのいい食事と適度な運動を心がけ、めぐりのいい体をつくることが美につながると考えています。食事に玄米を取り入れ、週1回はパーソナルトレーニングにはげむなど、外と内の両方から美しさを目指しています」
心身の健康に加えて、天野さんが身につけたいと考えているのが「強さ」。
「終わりが見えない不安な日々が続きますが、その不安に左右されないように、一人ひとりが力をつけるべきだと思っています。強い心と体、そして強い肌を手に入れたら、人生は変わると思うんです。いつも情報を集め、自分がいいと思った美活動を怠ることなく続けて、自信を持てるような肌力と髪力をつけたいと考えています」
美しさを手に入れるだけでなく、強い自分になるために、自分にもっと自信を持つために、美容にいそしみたい――。そう思わせてくれるエールのような天野さんの言葉。
自分にあったアイテム選びや情報収集を怠らず、どんなときでも前向きに自分をいつくしむ。そんな気持ちが天野さんの美肌の秘訣かもしれません。
美的GRAND 編集長・ビューティエディター天野佳代子さん
1957年、東京都生まれ。 20代より美容ライターとして活躍を始め、小説の執筆や音楽業界での執筆活動をおこなう。2001年の美容誌『美的』創刊よりエディトリアルディレクターを務める。2018年には『美的GRAND』創刊に伴い、編集長に就任。著書に『何歳からでも美肌になれる!〜奇跡の62歳!美的GRAND編集長“逆転の”美肌術〜』(小学館)がある。
天野佳代子 Instagram(@kayoko_amano0212)
文/大森りえ
(アットコスメ編集部)