まぁ真面目な本バッカリじゃなくて良いんですよ。

わたくしはシャネルが好きで、彼女に関する本は殆ど読みました。
ただのデザイナーに関する本だと思ったら大間違い。
そこには近代ファッションの歴史、1920年代のパリ、戦争・・・と、ファッションと関係無い様な話がたくさん繋がっていて、読んで良かったな…って思いました。

もし昔「赤毛のアン」を読んでいるな松本侑子先生の訳でもう一度読んでみてはいかがでしょうか？赤毛のアンは少女向け小説の印象が強い本ですが（村岡花子先生は、その意図を持って訳されたと思います）こちらの訳は「大人向け」です。素晴らしい中訳＆解説により、アンが言う言葉が実はシェイクスピアをもじったモノ・・・という、訳されている（原作の英語では無い為）ゆえに失われている物語の本質を感じられる、「赤毛のアン」を知る事が出来ますよ。

興味のある事なら、何でも良いと思います。
別に立派な本を読むだけが読書の価値って訳じゃ無いんだから。

あんまり固く考えなくて良いですよ。