女性にとって、シミは気になるものですよね。
まず、簡単な紫外線対策として

＊通年、SPF25/PA+++の日焼け止めを使用する
　SPFでブロックされる紫外線Ｂ波は、オフシーズン(１０月～３月頃)はピーク時の半分以下まで減少しますが
　シミの一因である紫外線Ａ波にはオフシーズンがありません。
　PA値に注意して日焼け止めを選んでください。

＊日焼け止めは露出する箇所全てに塗る
＊遮光の窓ガラスやカーテンを使う
＊帽子・日傘や、紫外線カットの眼鏡・サングラスを使用する
　室内にいる間に知らずに浴びている紫外線、地面から照り返す紫外線、瞳孔や頭皮から浴びている紫外線も結構な量です。

＊日傘や帽子、グローブ、紫外線対策のための羽織り物などは黒を選ぶ
　濃いカラーの方が紫外線を透過しづらいです。

＊柑橘類は、日没～夜１０時頃の間摂取しない
　柑橘類には、紫外線の吸収を良くするソラレンという物質が含まれています。
　これは一度摂取すると７～８時間程度血液中にとどまります。


既にできてしまったシミには、皮膚科で処方されるハイドロキノンが一番良いとされています。
(マイケル・ジャクソンは皮膚全体の漂白に使っていたと聞いたこともあります)

そのハイドロキノンを誘導体化し、安定性を高めた成分がアルブチンです。
アルブチンは皮膚の奥に潜んでいる段階のシミ予備軍に対して効果的に働きかけるそうです。
αアルブチンとβアルブチンがありますが、一般的に“アルブチン”とだけ表記されているものはβアルブチンです。
αアルブチンの方が親和性が高く効果を感じやすいと思うので、お使いになるのなら“αアルブチン”と表記されているものがいいでしょう。

肌細胞の生まれ変わりと若返りを促進するのはプラセンタです。
ただ、こちらは動物の胎盤から成長因子を抽出した成分ということで、理論上感染症の可能性が否定はできず
(過去に実例はないそうですが)
使用に抵抗のある方も少なくないようです。
ご自分でお調べになって、納得なさってからご使用になることをオススメします。

肌細胞の酸化を防ぐ作用があるのは、ビタミンＣとポリフェノールなどです。
また、肌が乾燥していると紫外線の吸収が良くなるため、今なさってる保湿のお手入れも継続なさるといいと思います。

シミって、ある日突然気付きますよね。
私は、シミは肌表面に１つ出ると、奥には３０潜んでいるとＢＡさんに伺ったことがあります。
これ以上の進行を食い止められるよう、お互い頑張りましょう。