【もくじ】

各分野におけるダイエットの“スペシャリスト”が、知恵を持ち寄れば最強のダイエット技を編み出すことができるのでは? ということで、今回実現したのは「オグラ式ボディコントロール」と「猫手マッサージ」のコラボ企画。vol.2では、小倉先生が提案する「筋膜リセット」について語って頂いています。

セルフマッサージはわかりやすさが大事。オグラ式「筋膜リセット」とは

小倉義人先生(以下敬称略):「猫手マッサージ」はセルフマッサージなので、先ほどもお話頂いたとおり“いかにわかりやすくするか”がポイントじゃないですか。で、あとは多少聞き覚えのある言葉も重要になってくるのかなって思うんですよ。

服部恵先生(以下敬称略):そうですね。「猫手マッサージ」は、本当に誰でもできるぐらい簡単なものなので、理論っていうよりは意識というところに目を向けてもらうためのものなんです。なので、逆にそこに小倉さんのメソッドを加えたらどうなるんだろうって?

小倉:例えば、僕が昔出した『リセットマッサージ』っていう本があるんですよ。リセットマッサージっていうのは、筋肉の状態を元に戻しましょうっていう考え方で、緊張感をほぐしたり、筋肉を元ある位置に戻したりすることによって骨格も正しい位置に戻しますよっていう理屈のマッサージ法です。

この“リセットする施術”をうちのBCF(ボディコントロールファクトリー)のスタッフは基本理論として全員覚えることになっているんですけど、これを一般の人でもできるような簡単なやり方で伝えよう、というので出したのがこの本なんです。全ての動きが5秒から10秒、長くて15秒のマッサージになっています。

筋膜をリセットしないと他のマッサージをしても意味がない

小倉:それで、今「筋膜リリース」って流行っているじゃないですか。

服部:はいはい。流行ってますね。

小倉:これは、実は昔からあった考え方で、この『リセットマッサージ』の中にも考え方として含まれているんです。それで今回のコラボ企画で思いついたのは、猫手で筋膜リセットをするマッサージができたら面白いなぁと。「筋膜リセット」という言葉も伝わってきやすいですしね。

服部:なるほど、それはぜひやってみたいですね。「猫手マッサージ」は美筋形成がベースなので、筋肉をポイントにするっていうのは、とてもいいと思います。

小倉:筋肉の形って、単純に言えば筋膜が決めているようなもので、筋膜が悪い状態だと、いくらいいマッサージをしても同じ。逆に、顔のゆがみなんかは、筋膜バランスのくずれをなおせば、意外とすぐにとれたりもする。人って疲れているときの癖で顔の形が変わってくるので、それをなおすマッサージ法があれば、簡単にできるし、セルフでもやりやすいと思うんです。

今流行ってる筋膜リリース系のマッサージを見てると、道具とか使ってやるようなゴリゴリ系が多い。神経が通ってるところにアプローチしているからとかいうんですけど、それでもやり過ぎ。なので、僕なりの筋膜リセットマッサージの方式と、猫手を合わせたら、もっと面白いんじゃないかなって。