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有酸素運動であるウォーキングは、歩くだけでも脂肪燃焼効果が期待できますが、勅使川原郁恵さんが提案してくれるのは、さらにダイエット効果を高めた「エクササイズ・ウォーキング」。歩く動作に筋肉負荷を与える動作も加えることで、気になる部位のシェイプアップや基礎代謝アップが期待できます! シューズひとつであればすぐ始められる、「エクササイズ・ウォーキング」で、すっきりボディを目指しましょう。

「エクササイズ・ウォーキング」ってどんなものですか?

ウォーキングが有酸素運動であることは、よく知られています。

有酸素運動とは酸素を使って筋肉に働きかける運動。比較的弱い力を継続的にかけることで、体に溜まった脂肪が燃焼されます。

ジョギングやサイクリング、水泳、エアロビクスなどもこれに当てはまりますが、なかでもウォーキングは手軽に始めやすい種目。負荷が少ないので、「ハードな運動は苦手」という人にもオススメです。 
そして、今回紹介する「エクササイズ・ウォーキング」は、有酸素運動に筋肉エクササイズを組み合わせたもの。それにより、脂肪を燃やすだけでなく筋肉量もアップして、基礎代謝の高い体になれるのです。

「太りにくい体」になるためには?

基礎代謝とは、特別なことをしなくても体が消費していくエネルギーのこと。

人はただ座っているときや、就寝中でもエネルギーを消費していますが、その消費量が高い人のほうが「太りにくい」といえます。そして筋肉量が多いほうが、基礎代謝は高くなるのです。

「やせたい」「太りにくい体になりたい」ならば、基礎代謝をアップするべく、筋肉量を増やすことも必要です。

さらに、ダイエットと切っても切り離せないのが「血のめぐり」です。
血液循環が滞ると、消化・吸収、代謝がスムーズに行われないため脂肪が分解されにくく、太りやすい体になってしまいます。その点、全身を使うウォーキングは、血流を促進に効果的で即効性もあります。継続することで太りにくい体になることはもちろん、冷え症などの不調改善にも期待ができます。

オススメは朝食前。空腹前に行うのが○

「いつでも、どこでもできる」というのがウォーキングのよいところですが、食前の空腹時に行うと脂肪が燃焼しやすく、ダイエット効果が倍増! 朝、食事前に何かドリンクを飲んで、1万歩ほど歩くとその後、半日ほど脂肪燃焼効果が継続すると言われています。
また、寝る3時間前に実践するというのも◎。睡眠中に、成長ホルモンが分泌されことで脂肪がつきにくくなり、ダイエット効果が期待できます。

1日2時間以上、週3回程度行うのがオススメですが、そんなに時間がとれないという人は、少しずつでもOK。1日少しずつでも、継続すれば体は確実に変わっていきます! まず、通勤時間など利用してぜひ実践してみましょう。

撮影/石田健一
取材・文/柿沼曜子