【もくじ】

共役リノール酸とは

共役リノール酸は、もともと牛乳やチーズ、牛肉に含まれる脂肪酸で、植物油にも含まれています。牛肉の場合、穀物で飼育された牛より、牧草のみで飼育されたグラスフェッドビーフの方が含有量が多いといわれています。
共役リノール酸の『共役』とは、ちょっと難しいのですが、内部に二重結合という構造をもっているのが特徴。そのため一口に共役リノール酸といっても、まったく同じ化学式ながら、少しずつ構造の違う組み合わせは56種類にもなるそうです。

食事からとれる部分もあるものの、日本人の平均摂取量は1日200mg前後といわれており、少々少なめ。ダイエットに役立てるためには、1日量で2000mg前後が理想と考えられ、適度であればサプリメントで補うのもおすすめです。

共役リノール酸にはどんな効果が期待できるのか

共役リノール酸については、ヒトに対しての研究があるのですが様々な結果があり、まだまだこれからその効果を確立するために研究が出てくると思います。

共役リノール酸3.4g~6.8gを1日量とし、3か月続けたところ、体脂肪量(Body Fat Mass)が減ったという報告があります。
このように、共役リノール酸は、脂肪を分解するのに役立ちます。また、共役リノール酸とともに、アミノ酸からできるカルニチンという物質を摂ることで、脂肪の燃焼を強化することが期待できます。カルニチンは食物では赤身の肉や魚、鶏肉などに、体内では主に筋肉に豊富に含まれ、脂肪を細胞内のミトコンドリアという器官に運搬し、脂肪を燃焼させる働きがあります。

共役リノール酸は、脂肪を分解する、と先ほどご説明しましたが、特にエクササイズを行いながらダイエットを行う時、ダイエットプラトー(停滞期)と呼ばれる、体重が減りにくくなる時期にカルニチンと一緒に摂ることでダイエットの効果を高めてくれることが期待できます。
共役リノール酸を摂るだけで、体重をただ落とす、という効果は難しいのですが、エクササイズを定期的に行いながら共役リノール酸を摂ることで、体重の変化はさほどでもなくても、脂肪成分を減らしてくれることが期待できます。
さらに、ダイエットを続けたときに、脂肪減少という意味においてリバウンドしにくくなること。一度落ちた脂肪が、共役リノール酸の存在で脂肪がつきにくくなるようです。
共役リノール酸の摂り方は、サプリメントとしては食前、もしくは運動前に摂るとより効果が期待できます。特に、食前だと共役リノール酸をとることで満腹感を得られ、ドカ食いを防いでくれるのです。

注意点

残念ながら、油なので摂りすぎると逆効果になることも。一般的に、今までのヒトへの研究からは、1日6gくらいまでであれば明らかな副作用は見られず安全に内服ができたので、その範囲内での摂取が望まれます。また、おなかが緩くなる可能性があるので、はじめは摂りすぎに注意してくださいね。

まとめ

今回は、ダイエットの時に役立つ脂肪酸の一つである共役リノール酸についてお伝えしました。ダイエットを続けているときになかなか変化がみられない…といった停滞期を迎えることもあると思います。そんな時に、この記事が少しでもお役にたてばうれしいです。

(アットコスメ編集部)