【もくじ】

甘酒は2種類ある!ヘルシーで甘い麹甘酒のパワー

甘酒には、
「麹を発酵させてできた麹甘酒」
「酒粕に砂糖を加え発酵させてできた甘酒
の2種類があります。

麹でつくる麹甘酒が甘いのは、発酵の力によるもの。まさに、ヘルシーで体にうれしい甘みこそが麹甘酒です。
ノンシュガー、アルコ―ルフリーなので、幅広い年齢層の方が楽しめます。甘味や調味料の一種として麹甘酒を毎日の食事や生活に取り入れ、ヘルシーライフをスタートさせましょう!

ノンシュガーなのになぜ甘い?

麹甘酒の元となる麹菌は日本の歴史と風土からつくられたもので、2006年に日本の「国菌」として指定されました。この麹菌を、蒸した米にまき、培養したのが甘酒の材料となる「米麹」なのです。

麹菌のはたらきでお米のデンプンが分解され、ぶどう糖、麦芽糖、オリゴ糖に変化します。その発酵の力でアミノ酸やビタミン類、食物繊維など砂糖にはない栄養成分が生まれます。ブドウ糖には甘みが、アミノ酸には旨味があるので、砂糖を加えないのにコクのある甘みが生まれるのです。

そしてこれらの栄養素は、病院などの点滴のように栄養がバランスよく含まれているので、“飲む点滴”ともいわれています。

麹甘酒の効果

麹甘酒はプロバイオティクス食材と呼ばれ、菌を腸に直接届けることで腸内の菌活動が活発化し、腸内環境を整えることができます。その活動を一般的に腸活と呼んでいます。

腸活をする4つのメリット

1.免疫力低下をゆるやかに

20代をピークに下降路線を辿る免疫力。免疫細胞は腸内で7割つくられているといわれています。麹⽢酒を取り入れて免疫力低下をゆるやかにしていきましょう。

2.幸福感に満たされる

腸は「第二の脳」といわれるほど神経細胞が多く、自律神経を通し脳腸相関(脳と腸が密接に影響を及ぼしあう)の関係といわれています。幸せホルモンといわれるセロトニン(神経物質)は9割が腸でつくられ、幸福感につながりやすいといわれています。

3.美肌を導いてくれる

肌に必要な栄養や水分を届ける血液の質は腸内環境で決まります。栄養素を9割吸収する小腸を整え、血液の質レベルを上げて美肌効果を高めましょう。

4.スリムなボディを目指せる

腸内細菌がつくる「短鎖脂肪酸」は肥満を防ぐ天然のやせ薬といわれています。また、腸の動きが活発になると基礎代謝があがり、自然と痩せ体質へとシフトします。

麹甘酒は簡単につくれます!

市販の麹甘酒には本当に多くの種類があります。選ぶコツは添加物や加糖されていないか成分表でチェックしましょう。

麹甘酒は「麹+お湯」で自宅で簡単につくることができます。また、加熱殺菌をしていないので、より効果的に麹のもつ酵素活性を取りこむことができます。

気軽で簡単な“手づくり麹甘酒”にチャレンジしよう!

麹甘酒のつくり方

【材料】
乾燥米麹 100g
お湯 200g(60~65℃)
保温ポット
※調理用麹甘酒としても使用しやすいサラッとした麹甘酒の分量となります

【つくり方】

①あらかじめ保温ポットを熱湯で温めておく
②お湯を捨て、米麹を保温ポットに入れ、60~65℃のお湯を注ぐ
③蓋を閉め、全体がよく混ざるように振り混ぜたら、4時間ほど温かいところにおく
④一旦なべに移し、弱火で1分ほど加熱し、60℃近くまで上げる 
⑤もう一度保温ポットに戻し入れ、さらに3~4時間温かいところにおく
⑥ほんのり色づき、甘みが出たらできあがり
⑦密閉保存容器に入れ冷ます

※保存は冷蔵庫 1週間ほど可能 冷凍保存は2~3か月可能

ポイント

大切なのは温度管理!

麹の力、酵素は55℃~60℃が一番活発に働くとされています。保温温度は55~60℃をキープしましょう。70℃以上になると酵素の力は失活してしまうことが多いので温度管理は注意が必要です。

保温機能がしっかりとしているポットの場合は、③、④の火入れは省略可能です。

常温解凍がおすすめ

冷凍した甘酒の解凍方法は、麹菌の力を最大限に取り込みたいならば、常温解凍がおすすめです。

70℃以上上がると麹菌は失活します。ただし、失活した麹菌は腸内細菌の餌となり、効果は期待できますのでご安心ください。

簡単美味しい!麹甘酒の食べ方

そのままパクっと。小腹対策に!

優しい甘さの麹甘酒は甘いものが食べたくなったときに最適です。また栄養満点なので、疲れたときにもぜひ積極的に食べてみてください。

ヨーグルトのトッピングに麹甘酒をプラス!

発酵食品のヨーグルトと共に食べることで麹菌、乳酸菌をダブル摂取することができ相乗効果でより効果的な腸活へとつながります。

フルーツと一緒に冷凍してデザートに!

甘酒とお好きなフルーツをブレンダーにかけ、冷凍するとジェラートのような食感のデザートになります。ノンシュガーで腸活にもなるヘルシーデザート。常備しておくと、ダイエット中にはうれしい⼩腹対策にもなりますね。

簡単に、美味しく、継続可能な腸活を

腸活は継続することで、より効果を実感することができます。ぜひ、まずは1週間続けてみましょう。

1週間後何かしらのうれしい変化を実感できるはず。便秘解消や、肌の質変化、お腹周りのスリム化…どんな変化につながるか楽しんでみてくださいね。

次回は日常に取り込める腸活、「麹甘酒を使って簡単クッキング」をご紹介します。

お楽しみに。

執筆/中島 真知子
編集/アットコスメ編集部