Chapter.4 細かな部分に意外な工夫が!?KATEトリビア8選[@cosme NIPPON PROJECT]

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Chapter.4 細かな部分に意外な工夫が!?KATEトリビア8選[@cosme NIPPON PROJECT]
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ケイトって、女性の名前?」「プロが密かに愛用している名作って何?」 第四章では、取材の中で集めたトリビアをお届けします。実はあの有名メーカーとのコラボアイテムも!?

ブランド名の“KATE”は女性の名前のようですが、誰かモデルはいるのでしょうか?
「デビュー当時は、よくスーパーモデルの“ケイト・モス”にインスパイアされたのかと尋ねられました」(KATE PR担当・堀哲之介さん)

(左:カネボウ化粧品 KATE PR担当・堀哲之介さん 右:カネボウ化粧品 マーケティング部門 KATE担当・成重香明さん)

「実際は特定のモデルがいるわけではありません。ケイトの“クールでシャープな世界観”を表現する、架空の女性の名前です」(堀さん)

ネーミングの決定には、媚びない、ルールにとらわれない、攻めのメイクを想起させる“語感”を重視したといいます。

「会社名であるカネボウ化粧品との相性も考慮したと聞いています。“カネボウ・ケイト”という風に、ストンと耳に残るような語感です」(堀さん)

ここでは書けないものの、当時候補にあがった他の女性の名前をこっそり教えて頂いたところ、確かに「カネボウ・ケイト」が響きといいバランスといい、最もしっくりくる名前。ノーモアルールズというコピーと共に、今や「KATE」は世界中で愛されるブランド名に成長しています。

ケイトで最も人気のアイテムを聞いてみると、今回のテーマでもある「デザイニングアイブロウシリーズがそのひとつです」と、堀さん。2001年の登場以来、シリーズの累計販売数は国内で1,723万個以上、海外も含めると2,200万個を突破するそう!

ちなみにデザイニングアイブロウは、ケースの大きさが一辺141 mm 。国内の販売数をつなげると、北海道の北端(稚内)から沖縄(那覇)まで。海外もふくめると、台湾の南端までとほぼ同じ距離になります。日本列島の端から端まで、そして海を越えて台湾までズラーッと並ぶデザイニングアイブロウを想像すると壮観ですね…!

デビュー時はブランド名だけだった“KATE”のロゴ、現在は“TOKYO”がついています。第三章でご紹介した通り、2014年に海外展開を推進するうえで、「日本の象徴となる都市ということで“TOKYO”が入りました」(KATE マーケティング担当・成重香明さん)

「今だからいえる話ですが、社内でロゴに“東京”がつくと、ひょっとしたら、東京以外の人は少々嫌な気持ちになるんじゃないかという意見があって」と、成重さん。徹底的なマーケティング調査を行うケイト、早速愛用者の方に調査したところ、「全国のコアなファンの方から“私たちが使っているケイトが、日本を代表して世界に進出するのが嬉しい”というポジティブなご意見をたくさん頂いたんです」(成重さん)

(ミャンマーでのイベント。パネルにはKATE TOKYOのロゴが)

というわけで、めでたく「KATE・TOKYO」のロゴ採用が決定!現在は国内外ともに、「KATE・TOKYO」のロゴを冠した製品が流通しており、特に海外においては“東京のクールでシャープなメイク”という世界観の表現に一役買っています。

極細ラインが人気の“スーパーシャープライナーEX”。この筆ペンタイプのアイライナー、実は文具の老舗“ぺんてる”との共同開発製品なんです!

(スーパーシャープライナーEX 全3色 ¥1,100(編集部調べ))

文具の“筆”に関して、長〜い歴史と高度な技術を持つぺんてる。「筆先の素材はナイロンで、コシがあり、非常に細く描けるのが特徴です」と、成重さん。

このぺんてる独自の筆を、いかにアイライナーとして生かし、完成度を高めるかが、ケイトの課題だったとか。「筆先に合わせ、アイラインの液体の粘度や発色の濃さを試行錯誤しながらカスタマイズしていきました」(成重さん)

こうして完成したのは、小回りが効き“跳ね上げ”などの細かな線が描ける、スーパーシャープライナーEX。アイシャドウの上から描いてもキレイに発色するように、設計しているそうです。

“スーパーシャープライナーEX”に関するトリビアをもうひとつ。アイライナーの軸をよく見ると“九角形”なんです!

「九角形は“握りやすさ”を追求して生まれた軸の形状です。3の倍数だと、指の3点で支えられるために、握ったとき安定するそうなんですね。ニッチな部分ではありますが、開発者のこだわりです」(成重さん)

スーパーシャープライナーEXが愛される理由は、“描きやすく初心者でもキレイに繊細なラインが描ける”こと。その理由はこんな細かな部分にも隠されていたんですね。

現行品のデザイニングアイブロウ3Dは“BR−4”と“BR−5”の2色展開です。2色しかないのに“4”と“5”って、なんだか中途半端な感じが…?

「2001年の誕生時には“1”も“2”も“3”も存在しました。その後、色味や質感を研究しながら改良を繰り返し、現在は日本人の眉に最も合う“4”と“5”に集約した形です」(堀さん)

第二章でもご紹介した通り、ケイトのアイブロウはデビュー以来、“カラートーン”がほとんど変わりません。「たとえばリニューアル後に既存品のBR−3と同じトーンの色がある場合、改良後の製品もBR−3と同じ色番号を踏襲します」(堀さん)

へー、そうなんですね。でも、リニューアル後は“1”から番号を振り直すほうが、ある意味シンプルなのでは?

それをしないのは、ケイトのアイブロウは長年の愛用者が多く“色番号”で覚えている人が多いため。「ちなみにアイブロウは、ペンシルタイプもパウダータイプも、同じ色番号の製品は、基本的に色調が一緒なんです。たとえば“BR−4”であれば、ペンシルもパウダーも同じ色調で、自然に一体化するように作られています」(堀さん)

ケイトはプチプラの製品ですが、プロのメイクアッププアーティストの愛用者が多いことでも知られています。そんな、プロ御用達のアイテムって何でしょう?

「スーパーシャープライナーシリーズも人気ですが、撮影現場でご支持いただいているのは“シークレットスキンメイカーゼロ(リキッド)”です」と、堀さん。

(シークレットスキンメイカーゼロ(リキッド) SPF18・PA++ 全6色 各1,600円(編集部調べ))

人気の理由は、ズバリ“厚づきのカバー力”!

でも肌作りって“ナチュラル”が理想であって、厚づき感が(しかもメイクのプロに)支持されるのはちょっぴり不思議な気が?

「本当に薄づきのファンデーションだと“カバーしたい部分”が発生したときに重ね塗りしなくてはいけません。それだと結局“厚塗り”になってしまう…。そこで“一度塗りでもしっかりカバーできて、厚塗りに見えない”仕上がりを目指して、開発したのがこの製品なんです」(堀さん)

重ね塗りして厚塗りになるくらいなら、“1回できっちりカバー”“でも厚塗りに見えない”究極のファンデーションってことなんですね。他にはないこのケイト独自の質感だからこそ、プロに支持されるのも納得です!

最後はいち早く、ケイトファンの方にとっておきのニュースを!これまでもヒョウ柄ケースなど限定品を発売してきたケイトですが、「2018年11月に、ケイト20年のアイシャドウ研究の知見を存分に生かしたともいえる、特別な限定パレットが登場します」(成重さん)

(アイシャドウマニア 01 10,000円(編集部調べ) ※2018年11月1日WEB限定販売、2018年7月17日WEB予約開始)

「ブラウンを基調としたこだわりの“全48色”で全て新色です。マットな質感もあれば、繊細なパールの質感もあり、グリッターもある。過去にアイシャドウの開発で蓄積したカラー技術と粉体技術をあますところなく搭載しています」(堀さん)

パレットの大きさは小型のタブレット PC サイズ。お値段は1万円と、これもプチプラのケイトでは初めてのことなんだとか。過去の限定品もプレミアムがつくことが多かったケイト、この製品も争奪戦になりそう!?

「“目もとのホリ”にこだわり続けたケイトらしく、どの色も自然になじんで立体感を高めます。ケイトの世界観を楽しんで頂けたら嬉しいですね」(堀さん)

今回お話を伺ったのは…

【山口 聡一(やまぐち そういち)】

マーケティング部門 セルフブランドグループ KATEブランドマネージャー。商品開発グループを経て、2012年から現職。KATEの世界観・独自性に強いこだわりを持ち、ブランド戦略の中枢を担う人物として活躍。

 
【古谷真輝恵(ふるや まきえ)】

商品開発部門 メイクグループ マネージャー。入社以来、国内・海外のケイト商品企画全般に携わり、KATEの独自の世界観を商品で表現。お客さまの声に耳を傾け、魅力的で個性的な商品づくりを心がけている。


【那須 貴子(なす たかこ)】

セルフブランドグループ マネージャー。KATEの海外マーケティング担当。営業職・国際部・海外駐在(台湾)を経て2014年より現職。KATEのグローバル化を推進し、世界中にKATEファンを増やしたいと考えている。


【成重香明(なりしげ よしあき)】

マーケティング部門 セルフブランドグループ KATE担当。営業経験を経て、2014年よりKATEを担当。販促プロモーション及び店頭販促物制作に携わり、KATEの世界観と商品の独自性を伝えることに取り組んでいる。


【堀 哲之介(ほり てつのすけ)】

メディア企画グループ KATE PR担当。2008年入社からカネボウ化粧品の営業担当にて活動。営業における顧客接点の経験を活かし、2017年よりKATEにかかわる宣伝活動に従事。製品の魅力を伝えるべく日々奮闘中。


撮影/岩田江晴
取材・文/宇野ナミコ

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