SNSで広がり続けている「多様性」の波。そんな「多様性」を感じる画像をInstagramから集めてみました! 生き方も考え方も、もちろんビューティにも、Instagram上には「多様性」がたくさんあふれています。
多様性ってなんだろう?
いつの間にか世のなかでよく目にするようになった「多様性」という言葉。
もちろん誰しも同じ人間はいないし、それぞれ外見も中身も違うということは十分理解しています。
でも、とたんに自分のことになると、「他人と違う自分」「正直な自分」でいることが難しかったり、怖かったりすることも…。
そんなときに見たくなるのが、誰かと違うことを認める勇気をくれる画像たち。Instagramには「多様性」のメッセージが込められた画像がたくさん投稿されていました。
「普通」がない時代がやってきた
肌の色は、人の数だけ存在します。
だからこそ、ファンデーションの色も幅広く展開。もう「標準色」という概念はなくなりました。
いわゆる“整った歯並び”ではないモデルを起用した「GUCCI beauty」の広告。もう美の基準はない。世界をリードする「GUCCI」がそう言いきっています。
どんな体型の自分だって「Perfect」。
ストレッチマークだって気にしません。
"diamonds"をまとって生きている人もいれば、
車いすを使っている人もいます。
もはや「WHAT'S NORMAL?(普通ってなに?)」。
ライフスタイルブランド「Aerie(エアリー)」では、義足をつけたモデルも登場しました。
わき毛を剃るのも自由、生やすのだって自由です。
ブロンドヘア、大きな瞳、モデル体型のイメージが強かったバービー人形。いまでは多種多様な人形がそろっています。
多様性を題材のひとつとしたマーベルの『アベンジャーズ』シリーズは、世界的に大ヒット中。
この世界は、肌の色も、髪の色も、宗教も、思想もちがう人間の集まりだということを再認識。
思想や主張はメイクやファッションに落とし込む
多様性の広がりは、メイクやファッションからもうかがえます。
5月6日(現地時間)に開催されたファッションの祭典「メットガラ2019」では、セレブたちがそれぞれの個性をメイクとファッションで表現しました。
アーティストのハリー・スタイルズは、シースルーのブラウスを主役としたジェンダーニュートラルなルックを堂々と披露。
脚本家のリナ・ウェイスとファッションデザイナーのカービー・ジーン・レイモンドが選んだのは、色違いのストライプスーツ。どちらも最高にクールに着こなしています。
『ファンタスティック・ビースト』シリーズに出演する俳優エズラ・ミラー。コルセット×スーツ、強烈なアートメイクで圧巻のスタイルです。
ドラァグクイーンのマニラ・ルゾンがInstagramで披露したのは、なんと生理のナプキンをイメージしたドレス! 世間からの外圧をうけている若い女性をエンパワメントするためのコスチュームなのだそう。
ヒールを履く男性の脚。クールです。
ジェンダーニュートラルなコスメが続々登場
アメリカでメイクアップアーティスト、モデルとして活躍するジェフリー・スター。
自分の思うままにメイクを楽しむのがいちばん。
男性もアイメイクを楽しんでいます。
「FIVEISM × THREE」をはじめ、性別に関係なく使いやすいコスメが続々登場しています。
ここ最近、アメリカで話題になっているのがカンナビス(大麻)入りのコスメ。賛否両論はあるものの、これもひとつの多様性といえそう。
ジェンダーも年齢も関係ない
多様性といえば、ここ数年のジェンダーの広がりも目覚ましいものがあります。LGBTQ+の尊厳と社会運動を象徴する「レインボーフラッグ」は、ここ数年でいっきに世界に浸透しました。
NETFLIXオリジナル作品『クィア・アイ』に出演するジョナサン・ヴァン・ネスも、薬指にレインボーネイル。
愛に性別なんて関係ありません。
もちろん、年齢だって同じです。年齢はただの記号。そんなマインドで生きていきたい。
「Never wish you were someone else.」結局、自分は自分でしかないのです。
自分は自分でいい。そう思えるだけで、断然生きやすくなるはず。
そして「Love myself」することが、世のなかの多様性を認めることにつながると信じています。
(アットコスメ編集部)