
ワキの汗じみやニオイ問題を解決するカギは“安心感”。汗取りパッドなどのアイテムを使ったワキ汗対策について、医師の五味常明先生に聞きました。
A.汗取りパッドなどを活用して、安心感を手に入れましょう

ワキ汗がシミになっているのではと気になって、腕を上げるのが怖い…。そんな思いに、誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
ノースリーブのトップスを着ているときなど、ワキ汗そのものを止めたいときに活躍するのが冷たいペットボトル。ワキの下でギュッと強くはさむと効果的です。ワキの動脈を冷やしつつ強く圧迫しているうちに、汗がひいていきますよ。
>>ワキの下を冷やすと汗がひく理由と冷やす際の注意点
一方、袖のある洋服を着るときにおすすめなのは、ワキ汗を吸収して衣類のシミを防ぐパッドや、ワキの部分をカバーしてくれるインナーを使用することです。
これは物理的に汗ジミを防ぐだけでなく、“ちゃんと対策しているから、汗をかいても大丈夫”と安心できることで、精神的なプレッシャーによる発汗をおさえる効果も期待できます。
そのワキ汗、緊張やストレスが原因かも
というのも、ワキ汗に悩む人の多くは、緊張やストレスが原因で汗をかいています。「ワキ汗をかいてしまうのでは」と不安になることで汗が出て、さらに「汗ジミを見られてしまうのでは」と心配になってさらに汗が出る…という悪循環に陥っていることも。
“ちゃんと対策をしている”という安心感があることは、じつはとても大切なことなんです。
また、汗取りパッドやインナーとあわせて使いたいのが制汗剤。汗が出るのをおさえるとともに、気になるニオイの対策もできるので、より安心につながります。
同じくニオイ対策として、通気性のいい服を選ぶといいでしょう。服の中に汗がこもると雑菌が繁殖しやすくなり、ニオイが強くなる原因になります。
安心して一日を過ごせるようにワキ汗対策をすれば、緊張による汗をかくことが減り、やがてはワキ汗の量も減るはず。
汗をサポートしてくれるアイテムを上手に活用して、ストレスを感じない毎日を過ごしましょう。
監修:五味クリニック 五味常明院長

医師。昭和大学医学部を卒業後、昭和大学形成外科などで形成外科学を、多摩病院精神科などで精神医学を専攻。患者の心のケアを基本にしながら外科的手法を組み合わせる「心療外科」の提唱者で、ワキガ・体臭・多汗治療の現場で実践。クリニックで治療を行う傍ら、著書を出版、テレビや雑誌など数多くのメディアにも出演。
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(@cosme編集部)