メイクは厚みがあるほどくずれやすくなるんです。夏におすすめのベースメイクについて、ヘア&メイクアップアーティストのレイナさんに聞きました。
A.ベースメイクは薄く密着させて仕上げましょう
使用するアイテム
1.日焼け止めをぬる
まずは日焼け止めを、手のひらにパール粒大出し、指の腹で日焼けしやすい両頬とおでこになじませます。顔の中心から外側へと顔全体にぬり広げましょう。
2.化粧下地をぬる
次に、くすみを払うオレンジ系の化粧下地を手のひらに1円玉大出して、指の腹で目の下とあご先にのばします。皮脂の出やすいTゾーンと小鼻には、皮脂をコントロールする化粧下地をなじませてください。
>>夏の化粧下地の選び方と使い方
3.ファンデーションをぬる
4.仕上げにファイスパウダーをのせる
仕上げに使うファイスパウダーは、余分な皮脂を吸収してふんわり見せてくれるプレストタイプがおすすめ。
メイクくずれしやすいTゾーンと目尻、小鼻などはスポンジでピタッと密着させて。そのほかの部分にはブラシでふんわりとのせたら完成です。
"あえてぬらない"方法なら、くずれも気にならない
もっとくずれにくくしたい人に試してほしいのが、ファンデーションをぬる範囲最小限におさえるベースメイク方法。
ファンデーションは顔全体にぬるのが当たり前だと思っている人が多いかもしれませんが、そもそもファンデーションの役割は肌のアラを徹底的に隠すことではなく、色ムラを補正することです。
日焼け止めと化粧下地をぬったら、ファンデーションを色ムラができやすい目の下の三角ゾーンに薄くのばし、顔の中心部分を明るく見せるだけでも十分なメイク効果が得られます。
この“あえてぬらない”という潔い引き算メイクなら、驚くほど簡単で美しくベースメイクが仕上がり、くずれも気にならないという嬉しい効果が期待できるので、ぜひトライしてみてください。
監修:ヘア&メイクアップアーティスト レイナさん
8,000人を超える女性の魅力を引き出し、キレイにしてきた実績の持ち主。女優やタレント、モデル、文化人からの指名も多数。美容雑誌の監修や、TV・メイクイベントの出演、化粧品の開発アドバイスなどにも幅広く活躍。主宰のCrystallineではプライベートレッスンも開催。分かりやすい解説とナチュラルに個性を引き出すメイクテクニックが好評。
夏のメイクくずれと真っ向勝負! 編集部おすすめのベースメイクアイテム
メイクくずれを予防する化粧下地や、メイクのうえからシュッとひと吹きするだけで化粧もちをアップさせるフィックスミストをご紹介♪
余分な皮脂を吸着して肌表面をサラサラに整える成分を配合。テカらず、ヨレず、ベタつかず、1日中、清涼感のある仕上がりをかなえる化粧下地。
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(@cosme編集部)