ひじの黒ずみが気になって、暑くても半袖が着られない…黒ずむ原因は？

2018/05/14 UPDATE

角質が硬くなり黒ずみが目立ちやすい、ひじやひざ。その黒ずみの原因は、ついやってしまいがちな、ふだんの何気ない行動に原因があるそう。薄着になるシーズン前に知っておきたい、ひじ・ひざの角質ケア方法ついて、ボディケア専門家の和田清香さんに聞きました。

A．ほおづえをつくなど、なにげない習慣が原因です

ひじやひざは、もともと皮脂分泌が少なく、乾燥しやすいパーツ。刺激や摩擦・圧力が加わると“肌を守ろう”とする皮膚の力が働いて、角質が厚くなり、黒っぽく分厚い皮膚になると考えられています。

さらに黒ずんだ皮膚が色素沈着を起こし、ケアしてもなかなか落ちない黒ずみとして定着するのです。

具体的には次のような、なにげない習慣が、ひじやひざの黒ずみの原因になります。

ひじやひじが黒ずむ原因

《ひじが黒ずむ原因》
・ほおづえをつく
・テーブルのうえにひじをのせるクセがある
・硬い床や壁などにひじをつくエクササイズをしている　など

《ひざが黒ずむ原因》
・ひざ立ちで仕事や家事をする機会が多い
・左右の膝を重ねて足を組むクセがある
・硬い床や壁などにひざをつくようなエクササイズをしている　など

ひじやひざの黒ずみを予防するには、まずはこういった習慣を意識的になくすようにしましょう。

ひじ・ひざの黒ずみのお手入れ方法

一方、すでにできてしまった黒ずみを解消するために必要なのが、分厚くなった角質層のケア。といっても、刺激や摩擦は逆効果になってしまうため“とにかくやさしくケアする”ことを意識してください。

お手入れのタイミングは、入浴時と、お風呂あがりの2回。

1．入浴時の角質ケア

まずお湯につかって体をあたため角質を柔らかくしたら、繊維質のタオルを使ってボディソープをしっかり泡立て、ひじやひざをやさしくていねいに洗いましょう。

月に1～2回は、浴室で使えるボディ用のピーリング剤や、ボディスクラブを活用するのもおすすめです。黒ずみが気になる部分に塗り、円を描くようにクルクルとマッサージすると、古い角質が取り除かれて、つるんとした手触りになります。

2．お風呂あがりの角質ケア

角質ケアをしたあとは、うるおいが浸透しやすくなっているチャンス。お風呂からあがったらすぐにボディクリームなどでたっぷりと保湿しましょう。肌をうるおいで満たしターンオーバーを正常化することで、黒ずみを改善する効果も期待できるので、保湿ケアはぜひ毎日の習慣にしてください。

監修：ボディケアエキスパート　和田清香さん

ボディケアとダイエットの専門家としてテレビやラジオ出演、セミナー講師など幅広く活躍中。ボディケアを通して女性たちが自分の身体や肌に自信を持てるよう「All About ボディケアガイド」として正しいお手入れ方法について発信している。NYで学んだボディケア術や350種以上のダイエットを体験して15kgの減量に成功した経験をもつ。