
先日行われた2014-15秋冬コレクションで、初めて「メゾンタクヤ」に触れて革製品に一目惚れしちゃった。

「メゾンタクヤ」は、「一部の妥協も許さない、完璧な革製品」をコンセプトにフランス人デザイナーであるFrançois Russo氏が2008年に設立したレザーアイテムのブランド。
ブランド名の由来は、古くからフランスにて品質と高い完成度を目指した屋号につけられてきた言葉「メゾン」と、日本語の卓越、そして開拓者・先駆者という意味が込められ「タクヤ」になったそう。ブランド名だけ聞くと、日本のブランドなのかと思う人も多いだろうけど違うのね。

現在シンガポールに本部を置き、自社工場をタイに設立。レザーのプロフェッショナル達と共に高度な技術を伝授/育成し、100%自社生産体制のもと、新しいラグジュアリーアイテムの物づくりを展開。設計工程は細分狂わぬコンピューターによって管理され、製造工程は高級腕時計の製造工程を応用し、手作業で一つ一つ仕上げられているのです。

素材には、ラグジュアリー&レザーと言えば、誰もが知る「エルメス」が顧客に名を連ねるフランスの高級タンナー 、ドイツのペリンガー社のジャーマン・シュランケン・カーフを中心に最高級な革を使用。ワニ革は養殖物は一切使用せず、全て天然の柔らかいワニ革のみ使用。大阪のマダムも購入したこちらのオールワニ革のバッグは、400万円くらいする高級品。きゃ〜

ワニ革はさておき、お値段を聞いてビックリした私。なんと高級カーフの革のバッグが10万円台〜購入できるのだ!「エルメス」と同じくらいのクオリティのアイテムが手に届きやすいということ。ちなみにルッソ氏は、「エルメス」のファミリーと、とっても親しいというようなこともあり「メゾンタクヤ」でも同じ工場で出来た革製品を扱っているとのこと。本人曰く「エルメスを超えたい」と・・・

「価格」以上の「価値」の製品なので、「最高な品質」のアイテムを探している方にはぜひ注目して欲しいブランド。さまざまなタイプのバッグ、iPhoneケースや、iPadケース、小銭入れ、カード入れ、財布などラインナップも豊富。
伝統とモダンをめざす物作りは世界的に注目を集め、日本やアメリカ、フランス、シンガポールをはじめ現在17か国に広がっていて、パリのコレットやニューヨークのバーグドルフグッドマンなど世界的に有名な高級ショップにて取り扱われています。
低コストのまま最高品質のアイテムを提供することに成功した「メゾンタクヤ」のこれからの展開が気になりますね。
メゾンタクヤ