
東京ファッションウィークが行われているまっただ中、私が注目したのはタイのブランド。
まずは、16日に開幕した東京ファッションウィークのオープニングを飾った『スレトシス』。おとぎ話からインスパイアされたタイムレスなコレクションを堂々と発表。テーマの通り、おとぎ話に出てくるような動物や花、果物などをプリントしたコレクションを花のラビリンスのランウェイにて披露。まさに『大人可愛い』と言いたくなるような・・・

また、日本を代表する世界で活躍中のファッションモデル松岡モナやKOuKA(コウカ)などもランウェイに参加。最後の紙吹雪の演出を含め、とっても素敵な演出をみせてくれた『スレトシス』。

次に、ベルギーのアントワープ王立芸術学院でファッションを学び、ベルギーでも大活躍のデザイナー、エック ソンプラサートのブランド『キュレイテッドバイエックソンプラサート』。

なんと2015年秋冬のテーマは、村上春樹の小説「1Q84」にインスパイアされたもの。小説と同様、私たちを非現実な世界へと知らないうちに連れていくというようなもの。会場では、アフリカの民族を思わせるお面のブローチが配られたり、音楽やプロジェクションで、私たちをアフリカにワープさせてくれたような演出をみせてくれた。

ミラノ、パリ、ロンドン、ニューヨークと4大コレクションの次のポジションを狙うアジアを代表する舞台になりつつある 東京ファッションウィークの今後の行方を楽しみにしています。