4/25(土)、女性が夢と期待を抱き続ける物語『シンデレラ』のリアルな世界に出合える！

絢爛豪華なセット、素晴らしいキャスティングなど注目すべきところは色々あるけれど、今回は女性なら思わずため息をついてしまうような美しい衣装を手がけたサンディ・パウエル氏にフィーチャー。『恋に落ちたシェイクスピア』などでアカデミー賞を受賞するなど、とにかくそのセンスの良さで評判の彼女に『シンデレラ』の衣装について取材しました。

絢爛豪華なセット、素晴らしいキャスティングなど注目すべきところは色々あるけれど、今回は女性なら思わずため息をついてしまうような美しい衣装を手がけたサンディ・パウエル氏にフィーチャー。『恋に落ちたシェイクスピア』などでアカデミー賞を受賞するなど、とにかくそのセンスの良さで評判の彼女に『シンデレラ』の衣装について取材しました。

『シンデレラ』の中でキーとなる色「ブルー」。シンデレラが普段着として着ているドレスは、どんなことをイメージしたブルーなのでしょう？

「ブルーはね、そのトーンや色合いでいろんな表情を出せるから大好きな色。私自身は、今日着ているこのスーツのような緑がかったブルーが好みね。シンデレラが普段着として着ているドレスについて感じて欲しいところは、淡い色み。それは、若々しさや清純さを出したかったから。裾にうっすらとピンクを仕込ませているのもポイント。これで、親しみやすくて素朴な雰囲気を出しているの」

それでは、目の覚めるような美しさの舞踏会シーンで着ていたドレスはいかがでしょうか？

「舞踏会の衣装は目玉になるもの。でも、無地にしようかと考えていたくらい、ドレスに装飾をつけたくなかったの。究極的にシンプルでありながら、たくさんの女性に囲まれても目立つという、難しい挑戦だったわ。そこで思いついたのが「蝶」。シンデレラは子どもの頃から自然の中を走り回っている女性。魔法使いの手でドレスに変身していく時、たまたま飛んでいた蝶が彼女にとまり、そのまま飾りになる、というドレスのための演出をね。彼女のキャクターにも、ストーリーにもぴったりでしょ？ブルーの色みは、ライラックやラベンダーを混ぜた暖色トーンにして、彼女の性格を表現したのよ」

他に、見どころの「ブルー」はありますか？

「シンデレラのイメージが強いけれど、実は継母もブルーのドレスを着るシーンがあるの。彼女のブルーは、シャープで尖った感じの冷たいブルー。シンデレラとは対照的ね。また、結婚式で王子様が着ているブルーは、舞踏会でシンデレラが着ていたドレスに近い色。青い瞳が印象的な俳優をより引き立てるために、彼にも色々なシーンでブルーを使ったのよ。映画に出てくるさまざまなブルーにも注目してもらえると嬉しいわ」

【作品情報】
『シンデレラ』(原題：Cinderella)

公開日：2015年4月25日(土)ロードショー

監督：ケネス・ブラナー
出演：リリー・ジェームズ、ケイト・ブランシェット、リチャード・マッデン、ホリデイ・グレインジャー、ソフィー・マクシェラ、ヘレナ・ボナム＝カーターほか

日本語版 声優：高畑充希、城田優

衣裳：サンディ・パウエル

配給：ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

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