音楽家・渋谷慶一郎の最新作『ATAK022 Live in Paris』。発売を記念して、渋谷慶一郎×佐々木敦トークイベント「音楽/ メディアを超えて」が、 2015年8月4日(火)20:00 - 22:00 に行われる。
渋谷慶一郎と佐々木敦の対談は、2000年代初頭より折りに触れて行われてており、電子音楽のみならず現在進行形の音楽の総括としてその後の展望を示唆するものとして、シーンに多大な影響を与えてきた。
渋谷の初期の作品や、渋谷とmaria によって設立され、国内外の先鋭的な電子音楽作品を数多く手がけてきた音楽レーベル「ATAK」からリリースされた『filmachine』(2006 年)、『THE END』(2012 年) などを音楽シーンの重要な作品と位置づけ、批評の場で言及してきた佐々木が、最新作『ATAK022 Live in Paris』をリリースしたばかりの渋谷慶一郎の全貌に迫ります。
音楽家、渋谷慶一郎。かの有名な東京芸術大学作曲科卒業し、“ATAK000+”、 “ATAK010 filmachine phonics”、“ATAK015 for maria” など多数の音楽活動を経る。
2012年、初音ミク主演によるボーカロイド・オペラ “THE END” を山口情報芸術センター(YCAM)で制作、発表。その後の東京、パリ・シャトレ座公演でも大きな話題を呼ぶ。
近年では、現代美術家・杉本博司やロボット学者・石黒浩とのコラボ―ションによる公演も開催。2015 年、パリのパレ・ド・トーキョーでパリ・オペラ座のダンサーたちとのコラボレーションによる公演「THE WAY OF THE RABBIT」に唯一の音楽家として参加。7 月にソニークラシカルより「ATAK022 Live In Paris」を発表。
パリと日本をつなぐアーティスト、渋谷慶一郎に会いたい方はぜひイベントへ!
開催概要
日時:2015年8月4日(火)20:00 - 22:00
場所:IMA CONCEPT STORE
住所:東京都港区六本木5-17-1 AXIS ビル3F
参加料金:一般1,500 円(税込)、雑誌『IMA』定期購読会員1,200 円(税込)