大ブームの「クッションファンデーション」。コンパクト内のクッションに含まれたリキッドを、薄いスポンジパフでポンポンと肌にのせるだけ。手を汚さずスピーディにツヤ肌を手に入れられます。
けれど、リキッドをパフで塗る、ということに慣れていない人には、「本当にコレでいいの?」「なんだかあまりカバーできていない気が…」と疑問を感じることも多いのでは。そこで、美肌づくりに定評のあるメークアップアーティストに、上手な塗り方を教えてもらいました。
ヘアメークアップアーティスト 木下 優さん
美しい肌作りに定評があり、女優やタレントはもちろん、美容家からの指名も多い。
大のコスメ好きで、マニアックなアイテムやツール類にも詳しい。
「ポン、ポン、ポン」。
まずは3回クッションを叩いて、頬など広い部分に
頬などの広い部分には、「クッション3叩き」分が適量です。
パフにとったら一度手の甲になじませて、ボテ付きを予防。
片頬に、トントンと叩くようになじませていきます。
パフにとるときも、肌にのせるときも、力を入れずソフトタッチで行うのがキレイな仕上がりの秘訣。
クッションファンデは揮発が早いから
ブロックごとになじませて仕上げる
ファンデーションを頬にのせた後は、生え際やフェイスラインにスポンジをすべらせます。顔の中心部はしっかりカバーしつつ、周辺は薄くぼかすことで、ナチュラルな仕上がりに。
クッションファンデは揮発が早いので、片頬ずつ仕上げましょう。額も同様に。
Tゾーンは「ポン、ポン」2回、
目元は「ポン」1回で控えめに塗る
「ポン、ポン」と2回クッションを叩き、Tゾーンへ。
眉間周りから鼻筋、あごへと塗っていきます。
ムラづきしやすい目元には、「ポン」と1回叩きの量を。
パフを押し当てて面でのせてから、パフの端の部分でなじませていきます。
目頭や目尻のキワなどパフの届きにくい部分は、指の腹でなじませるとキレイ♪