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クチコミ
2021年、やっぱりいい香り。
ちょっと他の香水と比べてみたりしたので加筆修正します。
創業者アニックの遺作で、理想とする空想上のバラを再現するために13年もの年月をかけたそうです。上品で爽やかな薔薇の香りで、今宵一夜のためにシャンパンを抜いた瞬間をイメージしたそうです。本当にその通り、香りがスパークします。癖になるような酸っぱさで、バラを洋酒に漬け込んだみたいに感じます。
バラの香りの香水ってアレンジしすぎるとバラじゃなくなるし、そのままだと精油そのものになります。ディプティックのオー・ローズやセルジュルタンスのサマジェステラローズ、ゲランのナエマ、どれも素敵ではありますが「もはやバラじゃない」と感じます。
一方、ジョーマローンのレッド・ローズ、イルプロフーモのローズセクリートなんかは素晴らしいけど「ちょっとバラすぎる」と思います。
このスソワールウジャメは、ちゃんとバラ。それもとてもフレッシュな張り感のあるバラ。
それでいて派手過ぎず、肌馴染も良くて浮かない。
軽さと深みのあいだ。新鮮さもあり、醸成感もある。
プチシェリーとは姉妹のような香水だと思います。
アニック独特のシャンパンのような風味付けのお陰で、ただ甘いだけではないお洒落感があります。お嬢ちゃんでもなくマダムでもなく、年齢不詳の香り。
大人が使っても恥ずかしくなく、若い人でも気負わず使えます。
アニック・グタールを知ったのは学生の頃。雑誌のエル・ジャポンか何かでイザベル・アジャーニやジャンヌ・モロー御用達として紹介されていたのです。
私が最初に知った香水のニッチ・ブランドだったかもしれません。
そのボトルの美麗さもあってかなり憧れたものです。
大人になって初めてパリに行った時、真っ先にサンジェルマンデプレの本店に行きました。
小さなブティックでしたが、夢のように可愛らしいお店でした。
円高の時代でしたから、当時の日本円で1ボトル8000円しませんでした。現在の半値以下です。
今スソワールウジャメは100mlしかないのが残念。せめて50mlから展開して欲しいです。
香水の使用量は国よってバラバラ。ロシア人なんかは10プッシュする人も普通にいますが、日本人はせいぜい2プッシュ。50mlでも一年持ち堪えてしまう人も多いのではないでしょうか?最近の価格の高騰に加えて100mlはハードルが高すぎ。
香水ブランドを取り扱う企業様には「売れないなぁ」と思ったら瓶を小さくしてみては?
と言いたいところです。
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