雪肌精 / ホワイト CCクリーム 口コミ

同シリーズのBBクリームより伸びが良く、なぜかCCクリームのこちらの方がカバー力あり。
CCクリームというと、たいていBBクリームよりもカバー力が低く、
薄付で下地に近いナチュラルな色味、シアーな仕上がりになることが多いのですが
雪肌精のCCクリームは、薄付リキッドファンデに近い使用感・仕上がり。

2色展開で01「やや明るい自然な肌色」がピッタリと肌に合いました。
コーセーのベースメイクは黄味が強めですが、こちらもそうでベージュオークル系の色出し。
01はコーセーの305と405の中間あたりの色。
テスターで試した02は、410と415の中間くらい。
02は01よりもピンク味が加わった色出しで、310ほど黄土色ではありません。
血色感や自然な赤味を加えたいのであれば、01より02の方が健康的な顔色になります。

ただ、01も02も色白の人には厳しいかもしれません。
イエベで標準より少し明るい肌色の私には01が合いましたが、
02でもおそらくそれほど浮かずに済んだと思います。イエベ向けの色出し。

柔らかい乳液状。
手の甲に乗せても垂れない程度の硬さはありますが、とろとろしたテクスチャー。
ただ、しっかり日焼け止め成分のメトシキケイヒ酸が入っていますので、
少量を無理に引き伸ばそうとすれば、速乾性のため毛穴やキメに詰まって引っ掛かります。
とろとろした手触りから、つい少量でも顔全体にスイスイ伸びそうに思うのですが、
意外に途中で指が止まります。とろとろ感に騙されます。

ですので、コツは普段のBBクリームやファンデよりも気持ち多めの量を思い切って伸ばすこと。
その方がムラやヨレもなく厚塗り感も出ないので均一に綺麗に仕上がります。
肌にピタッと密着。崩れやテカリにも強いと感じました。

乾燥はしませんが、手早く伸ばさないとすぐ密着して表面が固定される感じなので、
手で塗るのが慣れないなら、ブラシだとかなりスピーディーで綺麗に仕上がります。

この後にカネボウのフリープラスのルースパウダーで薄く抑えると
表面はサラリと変わりマスクにも付着しづらく。
ナチュラルでCCクリームの色をそのまま活かした仕上がり。

CCの01は黄味が強く赤味のない色のため、ややアイボリー寄りの仕上がりになるのですが、
コスデコの80のピンク粉を薄くつけると、程良い血色感とツヤが加わりエレガントな雰囲気に。

ただ、どちらの粉もマスクには付きにくくなり崩れにくくなる半面、
時間が経つとエアコン下では乾燥が気になって来ました。
目の周りにちりめんジワが出現。
粉で抑えると顔は涼し気に見えますが乾燥との戦いに。少し突っ張り感も。
若くて皮脂分泌が盛んな肌であれば粉で抑えてちょうど良さそうですが、
50代の私の場合は、CCクリームだけで終えた方が肌の調子が良いです。
ちりめんジワが出にくくなるので若く見えました。

さすが雪肌精と感じたのは、こちらを塗って過ごすと肌がくすまず明るいこと。
夕方になっても汗ばんでも全く肌が茶グスミしません。
鉱物油フリーなので酸化による茶グスミが発生しにくいのでしょうね。
さらに和漢植物エキスのおかげで、塗っていると調子が良くなる美容液効果も感じました。

仕上がりも肌への手応えも上々で、おまけに3千円未満という手の出しやすさ。
なかなか良いアイテムでした。
肌への優しさや潤いはアテニアのBBクリームの方が好きですが、
美白効果はこちらの方がハッキリ感じられました。
乾燥が本格化する秋冬までしばらくはこちらを使って、夏の日焼けやクスミ改善ケアに徹したいと思います。

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