De La Cruz / Arnica Salve, For Cracked Skin 口コミ

見たことのないパッケージのものをみつけると
どんなものでも一回使いたくなってしまうのが
ハンドクリームマニアというもの。
（そういえば自己紹介欄でもマニアをアピールしてました）
それがどんな安っぽいパッケージであっても、
成分にもとうてい納得しかねる、かつきいたこともないメーカーの出している
いくらなんでも低価格すぎやしないかというものであっても
買ってみたい（そしてがっかりさせられてもかまわない）という、
欲といいますか因果な部分を抑えるのに日々苦労するというのも
マニアであるならまたしかりなのです。

こちらはiHerbで6gのお試しサイズを150円程度で購入したものです。
人によっては仰天しかねないのが、
ハンドクリームと思えないほどの強烈な湿布臭。
さすがはアルニカをその名に冠するバームといったところですが
ウィンターグリーンとのコンビでまたさらに凄いことになっている気が。
ラブやアンメルツヨコヨコといった、
バンテリン前夜の古き良き消炎剤を思い起させる香りで
母親にも「どっか痛めたの？」と言われてしまいました。
誰にもなにも言われませんでしたがオフィス使用もNGのレベルでしょうね。

使用感はまさに白色ワセリン、それ以上でも以下でもなく。
白色ワセリンなんで当たり前なのですが
お湯で手を洗っても一回くらいじゃ取れたりしません。
水分を抱えこむとかキメを整えるとかは一切なく、
ほんとうにただの保護といったこの感じを
ワセリンなりの保湿力と取るかどうか。

フルサイズが56.7g入りで526円というのは
この円高に手頃といえば手頃なのかもしれませんが成分が酷すぎます。
成分表のトップの白色ワセリンの次に
パラフィンと鉱物油が来ているというのは
時勢に反するとはいわないまでもiHerbなぜこれを売るとは思うレベル。
プラス、iHerbで入手できるEarth's careというブランドにも
同じく荒れた手用のバームがありまして
ほぼ同じ時期にお試しサイズを入手したのですが
臭い・使用感および価格どころか容器までをも含め、
ほぼ同じにもかかわらず成分はナチュラルであり
こんな原料でなくてもこの使用感はちゃんと実現できているというわけで、
この評価とあいなりました。

使用した商品

• 現品
• 購入品