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トップから非常に甘いベースノートが主張するが、それと同時にキーの高い柑橘も感じられる。オレンジの甘さとベルガモットのみずみずしい酸味をネロリのフローラルがまとめ上げ、カロリーの高そうな甘さをうまくいなしている。
続いて主役のローズが展開していく。この「ラブエクストリーム」はローズがオーバードーズされているという。ローズは通常の「ラブ」にも含まれているが、あくまで脇役でそれ以上にハニーサックルやオレンジフラワーが強かった。エクストリームではミドルのメインに据えられている。甘美なローズに、ザラッとしたマルトール的な甘さが合わさっても甘さ一辺倒にならずしっかりフローラル感があるのはさすがキリアン。名前だけじゃなくて値段もエクストリームなんだからそれくらいしてもらわないと困る。
ドライダウンになると、ラブシリーズお馴染みの真っ白いムスクとマシュマロアコードのふんわりした甘さが香り全体を包み込む。ローズの赤に、白い甘さが溶けてピンク色に染まるイメージ。持続はオリジナルよりかは控えめだが、八時間は余裕だ。
キリアンの人気フレグランス「ラブドントビーシャイ」のフランカーとしては、ウードを合わせた「ラブローズウード」の二種を除けば二作品め。一作めの「ラブオーフレッシュ」は、マシュマロからインスパイアされたイメージを崩さない良アレンジであったが、このエクストリームもしっかりオリジナルを踏襲しつつ、新たな表情が付けられたイキのいいドジョウだ。さすがカリス・ベッカー。
トップ:ネロリ、ベルガモット
ミドル:ブルガリアンローズ、オレンジブロッサム
ベース:マシュマロ、バニラ、ムスク、ポメグラネート
調香師は、カリス・ベッカー。
(fragranticaより)
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