トム フォード ビューティ / チェリー スモーク オード パルファム スプレィ 口コミ

Celesにてキャンペーンでサンプルボトルを頂きました。

種類はEDPで、調香師はルイーズ・ターナーです。

手首に乗せるとチェリー風味の甘味料のような香りが広がります。しかし手首の間近で嗅ぐと甘さはなく、スモーキーです。乾燥した漢方向けの薬草のような甘くない苦みのあるスモーキーです。恐らくこちらがサフランだと思います。
1時間後、手首から常に数十cmの距離にあると、急にチェリー風味の甘味料がアメリカンチェリーパイのサクランボみたいなフルーティーな甘みを帯びます。しかし手首の間近だとあまり甘くなく、こちらはこちらでスモーキーさが増しました。一瞬インセンスのようなお香にも感じられます。レザーをスモーキー寄りから表現したようです。この香りが7〜8時間続きます。
その後、スモーキーさが弱まり、ベースにしっかりウッディ系の存在を認知できるようになります。ただ、木なのは分かりますが、アプリコットやクレジットに書かれていませんが甘いスパイス系がずっと強いので、何の品種か判別までつきませんでした。スパイスのように感じましたが、こちらがオスマンサスなのかもしれません。フェードアウトもせず、ずっとこちらの甘くスパイシーでウッディな香りでした。

持続時間は13時間以上で、入浴による強制終了でした。
トムフォードのフローラル系はどれも一筋縄ではいかず、実態を掴みにくいです。それだけ香料が混ざってるのかもしれませんが、ミステリアスでもあります。
面白い香りではありましたが、甘いのもスモーキーなのもあまり好みではないので、現品購入は検討せず。

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