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クチコミ
とてもクラシカルで優しい花の香りの白粉のような、石鹸のような香りの香水。
カルバンクラインのCK-oneや、ブルガリブルー、マークのデイジーを生み出した、アルベルト・モリヤス調香の、秀作香水です。
CKワンを思い出してもわかるように、誰にも嫌われない、でも誰もが程よく美しいと感じる香りを生み出す匠の仕事を見ることができる香りです。
高級な石鹸のような、清潔な印象の香りに、淡くローズやジャスミンの香りがパウダリーに織り重なります。
非常に王道でクラシックですが、揺るぎない美しさを感じさせます。
軽さを感じる香りですが、ある程度持続力もあり、一日ちゃんと香るところもとても使い勝手が良いです。
全くクセはありませんが、とても美しい、優しい女性をイメージさせる、ロマンチックな香り。
どきつい柔軟剤臭のクロエや、可もなく不可もないチープなフレッシュフルーティフローラルのエクラドアルページュなんかより、こういう香りが流行ってくれたら良いのにと思います。
以下はケンゾーのサイトに記載されている、この香りのイメージのコピーです。
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都会に咲く一輪の花
モチーフになっているポピーは、数少ない香りの無い花のひとつ。そして、アスファルトの隙間にも根づくことのできる強さと儚さを併せ持つ流浪の花です。
ひそやかに、しかし凛と咲く姿は、慌しい街をやさしく彩り、ふとやわらかな気持ちにしてくれます。
そんなポピーの姿に、高層ビルの立ち並ぶ都会を生きる女性の姿をなぞらえ、清楚で気品のある香りを与えました。
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この文章の通り、春の日差しの中、アスファルトやグレーの建物だらけの都会の中で、ゆらゆらと風を受ける一輪のポピーを見たときの、ホッとするような、温かい気持ちになる香りです。
華やかで濃い香りの香水ばかりの世の中で、初めてこの香りは初め嗅いだとき、正直少し物足りなく感じました。
ですが、日常に自然に溶け込み、無駄な自己主張もせず、でも美しい、この香りの素晴らしさ。
春先や秋口に、少し濃い香水は控えて行こうかな…と思ったシーズンに、ふと思い出して使いたくなる香水です。
散々香水を楽しんだ後、やっぱり良いなと帰ってくる、実家のような温かい香りです。
当たり前の毎日を、やさしく彩ってくれる香り。
香水巡りに疲れたときにでも、ぜひこの香りを思い出してみていただければ、と思い、このレビューを書かせていただきました。
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